3歳うさぎ組2019年度3月のまとめ

健康

新型コロナウイルス感染症を心配し、長期の欠席に入る子がいた。年度末のこともあり最後まで会えない子がいるのは寂しかった。全体的にみると、寒暖差が続き鼻水を出している子や、午睡中に咳をする子、発熱で欠席する子が見られた。余裕をもって自宅で安静にしてくれるので、登園後は皆元気であった。戸外では、個々に暑さを感じてコートを脱いだり、着たりする姿が見られる。戸外活動後の手洗いやうがいは、進んで行う姿が見られるが、簡単に済ませてしまう子も見られるので、声掛けを続けるようにしている。

人間関係

卒園児に対してプレゼントを製作する際、「お花を描いてあげる。」等送るためのプレゼントであることを意識して取り組む姿が見られ、お別れ会では、「ありがとうと言おう。」と子ども同士で話し合う姿もあった。

年度末には、1歳児クラスと手を繋いで散歩をする。始めは園周辺を歩いた。緊張しながらゆっくりとリードして歩く姿がみられた。次は貝の浜公園へ、手を繋いでいる間は優しくリードしていたが、手を離すと一緒に行動せず走る子も見られる。

環境

みんなで育てたヒヤシンスは園の花壇に戻す。「また咲くかなー」と聞いてくる子がいる。前年の球根も咲き始めているので、「みんなのヒヤシンスも咲くといいね。」と話して花壇をあとにした。散歩先では、土筆やスギナ、桜、たんぽぽ、カラスノエンドウ等行く先々で見つけた草花の名称を知らせると、次に出かけた時にも名称を覚えていて驚かされた。

後半、4歳児きりん組に部屋を移動する。初日から違和感なく過ごしている。しかし、4歳後半で使用した玩具があり、使い方が解らず片づけがうまくできなかった。準備段階の不備だと、反省している。

言葉

友だち同士でごっこ遊びや、追いかけっこ等集団を作って遊ぶ姿が多く見られるようになったことから、小さなトラブルもよく見られた。そのたび「先生」と助けを求めることが多かったが、最近では友達同士で対面し、話し合う姿が多く見られるようになった。また、卒園児に対し、「ありがとうと言おう」等挨拶の言葉も自分たちで考えることができている。散歩の際、すれ違う近隣の方に挨拶する姿もよく見られる。

表現

異動になる保育者の顔を描く。「○○先生は髪が…」等と友だちとイメージを持って描いている。ひな人形の製作では、お雛様は可愛く、お内裏様はかっこよくと言いながら描く姿が見られる。出来上がりはなるほどと思わず笑ってしまう程より特徴をつかんでいる。

最近花型積み木を組み立てる遊びが多く見られる。上手く組み立てないと崩れてしまうが、保育者より上手く重ねたり工夫することができていて驚かされる。

育児あれこれ