4歳きりん組2019年度12月のまとめ

健康

「きょうは、さむいからうわぎをきよう」「おなかがいたいから、ぎゅうにゅうのまない」など今の自分の状況を保育者に言葉で伝え、健康に過ごすにはどうするかを考えることができていた。

戸外から入室した際の手洗いとうがいを自主的に丁寧におこない、健康に過ごそうとしていた。トイレ後の手洗いと、食事やおやつ前の手洗いはおこなうことの理由が別であることを伝えると、意味を理解し丁寧におこなっていた。

人間関係

誰とでも関りを持ち遊んでいる姿が見られた。食事やおやつの時に自由な席にすると毎回同じメンバーとなることは少なく、お互いに誘い合い誰とでも一緒に過ごして楽しんでいた。

休みの友だちに気づき「どうしたんだろう」「あしたきいてみよう」他児と話している姿が見られた。そして次の日に「ねつだったの?だいじょうぶ?」と自分の事だけでなく、周りの状況も気にするようになってきた。

環境

水たまりを見て「みずって、ひえるとこおりになるんだって」「ふしぎだね」「きょう、さむいから、あしたのあさにはこおるかな」「やってみようか」と自分たちで考えて試してみようとする姿がみられた。

自分たちが園庭に出るときにフリージアの球根に水をやり、葉っぱの色や長さの変化に気づき生長を楽しみにしている。鳥のいたずらなのか、園庭に引き抜かれた球根が転がっているのを見つけた子どもたち「かわいそう」「うめてあげよう」「もどしてあげよう」など表現や感情が豊かになってきている。

言葉

友だちとの関りも深くなったこともあり、遊んでいるときに名前を呼びすてにしてしまうことがあった。一人一人の名前には大切な家族からの思いがこもっていることを伝えた。

「せんせいにいうよ」という声があがることを耳にすることがあった。保育者に伝えるのではなく、トラブルになったことや困ったり嫌だったりした、お互いの気持ちをしっかりと向き合って話をして解決するように援助をおこなった。

表現

お楽しみ会後に絵を描いてみようと声をかけると、小学校の舞台が大きかった、家族の人が見に来てくれて嬉しかったと、その時の経験したことや気持ちを思い出しながら丁寧に描いていた。折り紙で獅子舞を折ったり、画用紙で凧を作ったり、日本古来の伝承行事に興味を持ちながら制作をしていた。

ぞう組に憧れ、合奏をしたいと声があがったので楽器を用意すると、自分たちから歌を歌いながら演奏して楽しんでいた。

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