4歳きりん組2019年度7月のまとめ

健康

梅雨の合間に戸外へ出ると、鉄棒、登り棒、巧技台などに挑戦し、体を動かし遊ぶ姿が見られた。「お茶を飲んでね」と声をかけると、こまめに水分補給のお茶を飲んでいた。自分の体や服を触り、汗をかいていることに気付き、タオルで体を拭いてから着替えをして『気持ちいい』『さっぱりした』と清潔になったことを感じていた。

排便の後始末を自分たちで行えるようになり、トイレから戻る際にスリッパをそろえることを、意識してするようになってきた。

人間関係

お休みのお友だちがいると「元気かな?」「きたら、おはよう、あそぼうっていう!」と大切な同じクラスの仲間という意識が子どもたちの中で芽生えてきている。

片づけをしていると、自分の使っていたものだけでなく、他の子の使っていた遊具の片付けも、みんなで一緒にやろうとする姿が見られた。遊びの中でも子どもたちで話し合い、ルールを決めることもあった。その際には相手の表情を見たり、思いを聞いたりしている様子が見られた。

環境

ブロック遊びで立体的な物を作り、“あと何個あったら完成する”“ここにこれを付けたら倒れない”など見えないものを予測したり、想像したり、空間に対する認識が芽生えていた。やってみて出来たときの喜びと、失敗したときに次にはどうしたらいいかを一緒に遊んでいたお友だちと共感しながら学んでいた。

自分たちで育てた夏野菜の生長を楽しみにし、水やりや草取りなどを積極的に行っていた。

言葉

どろんこ遊びで「つめたい」「ぺたぺたする」「やわらかい」と感じたことを言葉にして、友だちに伝え、同じ気持ちを味わっていた。

トラブルとなり口調が強くなってしまったお友だちに「いまの、こわかった」「やさしく、いって」と自分の気持ちを相手に伝えていた。強く言ってしまった子も「ごめんね」と話し優しく伝えている様子がうかがえた。

表現

段ボールを用意すると、折り紙や色紙を切って、のりやテープで貼り付けたり、クレヨンで模様をつけたりして、家やトンネルやキャタピラを作り、ままごとやごっこ遊びに発展していた。

園庭に咲いた、おしろい花を摘み袋に水と一緒に入れ揉んで色水遊びをした。水や花の量により色の違いがあることや、色の違う花を混ぜると色の変化があったことを発見して、友だちと見せたり話したりしていた。

育児あれこれ