食事
後期食1名、乳児食15名。給食の準備が始まると、高月齢児が自ら手洗い場に行き、蛇口を回して手を洗うと低月齢児も真似をして手洗い場に行くようになった。暑さもあり、汁物や果物を先に欲しがり、汁のおかわりが多くなった。反面、芋類やご飯の進みが遅くなり、残す量も暑い日は特に多くなった。
睡眠
暑さの厳しい日や水遊び後の入眠前は、布団から床に足を出したり、タオルケットを掛けなかったりする子が多かった。その都度布団を掛け直したり寝る姿勢を正していった。
エアコンや扇風機の風の位置を意識して、布団を敷く場所を変えてその子の体調や汗の量により対応した。
排泄
汗ででてしまうのか、排尿の量や回数が少ない子が増えてきた。脱水を心配して、尿の色を確認するようにした。尿の色は特に赤茶色になっている子はいなかった。高月齢児でトイレの便座に座り、排尿ができる子がでてきた。トイレで排尿できたことを嬉しそうな表情をしていた。無理なくトイレトレーニングをしていった。
健康
アデノウイルスや手足口病他感染症が流行した。室内の玩具等の消毒、水遊びの中止により拡大を予防した。特に手足口病後の発疹痕や喉の痛みにより機嫌の悪い状態の子が多くなっていた。熱中症や脱水にならないように水分補給を細目に行ない気温が高い日は戸外にでる時間に気をつけた。
身体発達
歩行の出来る子は、階段の昇り降りやジャンプや体操での動きがスムーズになり、
つかまり立ちの子は、少しずつ活動の範囲を広げていた。歩行が完成している子たちは、ジャンプ、登り降り、くぐる、片足立ちなどできることが増え、手先を使うパズルやシール貼りクレヨン画も指先や手首の使い方が上手になってきた。
情緒面
遊びを楽しむ子が増えてきたが、使いたい玩具が同じになり、取り合いの場面では、譲りたくない気持ちと、どうしても欲しい気持ちがぶつかるようになった。一人遊びと共に友だちと関わりを持ちたい気持ちや自分でやってみたい気持ちが芽生えお手伝いや真似っこを楽しむ子もいた。
言葉
お気に入りの絵本を本棚から自分で出してきて、じっくりと見ている子や言葉を声にだして自分なりに読んでいる子もいる。遊びの中でも「かして~」、「はい」、「だめよ~」などの言葉が多く聞こえるようになった。保育士の話かけの言葉にも「はい!」と意味が分かって答えている。