言葉
生活や遊びの中で、友だちに自分の思いが伝わらず保育士に訴えてくる場面があった。思いを受け止めた後、相手に「どうして?」と理由を聞く事を促し、見守ると、自分で伝える姿が見られるようになった。解決できないときは仲立ちをしたが、友だちの言葉を聞き受け止める事が少しずつ出来るようになってきた。
環境
衣服を丁寧にたたみ、決められた場所に置くことができるようになった。また、プール後の
手順を「タオルの上に水着をのせて、クルクル巻いてのり巻きを作ったらバッグにしまいましょう」と説明すると自分の力で荷物の整理をしっかりと行う姿が見られた。
表現
リズムや歌の時間を楽しみにしていた。遊びの中でも、リズムで覚えた動きを友だち
同士で行い、また、季節の歌を口ずさむ様子が見られた。うちわ制作では、事前に折り紙で、かに、魚、わかめ、泡の形に切ってあるものを、海の中をイメージしながら
自由にのりで貼った。「上を向いて泳いでいるの」「泡とわかめがいっぱい!」と話し、個性溢れる作品に仕上がっていた。
健康
プール活動が始まった。大きいプールに入れる事を喜びながら、水遊びを楽しんでいた。
お兄さん、お姉さんたちと一緒の時は、ダイナミックに遊ぶ姿に目を輝かせながら見ている姿が印象的であった。7月後半になると、ビート板を使って泳ぐ子や顔を水につける事に挑戦する子が少しずつ増えてきた。
人間関係
友だちと一緒に遊ぶ中で、話し合い、協力しながら大きな物を作りあげる姿が見られるようになった。レゴブロックで、大きな家を作り、完成した作品を見た他児が、「すごい!」と褒め、みんなで動物や人形のブロックで、ごっこ遊びをしたり、「もっと大きくしよう」と工夫しながら形を変えるなど展開させていた。片付けの時間になると「また、後で遊ぼう」と話しながら棚の上に飾り、大切に扱う姿が見られた。