健康
暑さが厳しく外で体を動かすことができないためか、以前に比べ給食のお代わりをする子が減った。先月同様、鼻血の出る子がいた。全体的にお盆休みが分散し、ゆったりと過ごしたことで、体調を崩すことなくほとんどの子が元気に過ごせていた。爪かみや指のささくれをむいてしまう子が数人いるので声掛けをしながら様子を見ていく。
人間関係
特定の友達と同じ遊びをすることが多かったが、最近はいろいろな友だちと関わり、交友関係が広がってきた。また、レゴブロックやおままごとが中心だった遊びも、かるたやお店屋さんごっこ、お医者さんごっこなど集団で一つの遊びを楽しむことが増えてきた。お盆期間中は異年齢との合同保育を行ったことで、異年齢と生活や遊びを共にすることで親しみを持ち、5歳児を見習ったり、3歳児に優しくしたりするなどの関りが持てるようにした。
環境
飼育しているカブト虫の様子を観察したり、園庭でセミの抜け殻を見つけ、昆虫の生態の不思議さを感じていた。また、家で飼っている生き物の話をしたり、友だちと昆虫図鑑を見たりする姿が見られる。枝豆やとうもろこしの皮むきの食育に喜んで参加し、旬の食材に関心を持って取り組んでいた。
言葉
いろいろな遊びを楽しめるようになった事で友達同士の会話が増えてきた。様々な場面に合わせて、また役になりきっての会話を楽しんでいる。自分の気持ちを伝えることはできるようになってきたが、声の大きさや乱暴な言い方をしてしまう子がいる。相手の気持ちにも気づけるようその都度正しい言い方を伝えていく。「大丈夫?」と優しく声をかけたり、「ごめんねしたほうがいいよ」と自分たちで解決しようとする姿も見られるようになってきた。
表現
運動会に向けての練習を少しずつ始めると「体操しよう」「パラバルーンやりたい」とリクエストしている。また「家でも練習したよ」と嬉しそうに教えてくる子もいた。日頃子どもたちが遊んでいることを取り入れて、無理のないように進めている。パラバルーンではみんながやりたい技があり、4つのチームに分けて見せ場を作った。自分の出番を楽しみに待ち張り切って参加している。ハサミを上手に使える子が増え、製作以外でも自分で丸を書いてお金を作ったり、たこ焼きを作ったりして遊んでいる。遊びに必要なものを自分たちで作ることを楽しんでいる。