言葉
自分の話を聞いてほしいと報告をしてくれることが多くなった。過去の話と現在の話を言葉でしっかりと説明することが出来ている。保育者だけではなく、友だち同士でも会話をして遊ぶことが増えた。トラブルが起きた際には、言葉で相手に伝えようとする姿があり、伝わらない際には保育者が間に入ると自分の言葉で相手に伝えることが出来る。
環境
・保育者の言葉掛けがなくても育てているフリージアの雑草抜きを進んで行なう子が多い。長く伸びている植物に喜びを感じているようで「伸びてきたね」と生長を楽しみにしている。水やりも「やってもいい?」と当番が忘れていたりすると積極的に行っている。
・大掃除をしたことで掃除や整理整頓への気持ちが動いたようで、散らかっている箇所を見つけると自分たちで片付けようと声を掛け合っている。
表現
・クリスマスに関する製作をいくつか行った。興味・関心の差が少しあるがほとんどの子が自分のイメージを膨らませて製作活動を楽しむ姿がある。みんなの製作を組み合わせてクリスマスツリーが出来上がると、歓声を上げていた。
・「何作ってるの?やってみたい」と試作を作っていると声が上がるようになり、様々な素材を用意しておくと、工作遊びを自主的にとても喜んで行うようになった。
健康
・長い期間、嘔吐・下痢の症状で誰かしらが欠席をしていることが続いている。便の緩さが治らない子がみられそのため感染が治まらず、ずっと続いている。発熱で欠席する子は少なかったが、鼻水を垂らしている子が多くいた。
・戸外でバランスよく身体を動かしていることもあってか、午睡の時間にはほぼ全員が睡眠をとることが出来ている。月末に、インフルエンザの感染症が確認された子が居たが感染が拡大することはみられず、そのまま年末の休暇となった。
人間関係
・小さなトラブルは続いているが子どもたち同士で解決しようとすることが多い。男児と女児に分かれて自由遊びをすることが多いが、きっちりと分かれているわけではなく時折それぞれの遊びの空間で関わり合いながら遊びを進めている。特定の友だちではなく、好きな遊びを選んでそこにいる子と過ごす。戸外に出ても始まった遊びで関わりを持ち、保育者が入らなくても子どもたちだけで何をするのか相談して遊び始められることが出来るようになった。