食事
低月齢児は中期食から後期食になったり、初期食を始めたりと個々に形状も上がった。
野菜スティックをつかめる様になったり、様々な食材に慣れたりと成長が見られた。
高月齢児は完了食に上がり、食具などにも興味を持ちスプーンで食べようとする姿が見られる。
睡眠
午前睡をする子も少なくなり、体力がついてきている様子が見られる。
全体的に一定の睡眠がとれるようになり、2時間から3時間の午睡ができるようになった。
保育士がトントンすると、安心して入眠する姿が見られる。
排泄
汗をかくことが多く、全体的に午前中の排泄量が少なかった。水分を多めに摂るよう心掛けた。
また、オムツを取り換える際には「気持ちがいいね」などの声掛けをして、
心地よさに気付けるような配慮をしていった。
健康
季節の変わりめとなり、体調を崩し発熱する子が多かった。
気温に合わせ、沐浴や着替えなどを行い清潔に過ごせるようにする。
体調不良時にはこまめに検温をしたり、様子を観察し、変化にすぐに気付けるように心掛けた。
身体発達
低月齢児は座る姿勢が安定し、四つ這いになったり、遠くの玩具に手を伸ばしたりと、手足を
良く使う動きが見られるようになった。高月齢児は歩行が安定し始め、自分の好きな遊びを
見つけて、全身を使って遊ぶ姿が見られるようになった。
情緒面
人見知りが出てきたり、初めての場所などで泣く姿が見られるようになる。自分の居場所
を意識するようになり、そこへ信頼関係の出来ていない人が入ると、自分を守ろうとするしぐさが見られるようになる。保育士に情緒面での欲求を受け入れてもらい、安心して生活が出来るよう心掛けた。
言語
低月齢児は「あーあー」「うーうー」などの喃語が出てきて、眠い、お腹が空いたなどを訴える
姿が見られるようになる。高月齢児は「ワンワン」「パパ」などの簡単な単語がでてくる
ようになった。絵本などの読み聞かせでは保育士と一緒に声を出し「ワンワン」と言いながら、
犬の絵などを指でさす様子も見られるようになる。