健康
先月より続いて上旬は胃腸の調子の悪い子どもが多かった。クラスでは保育環境を清潔に保つことを意識し、保育室内・玩具などの消毒をより一層こまめに行ない感染の拡大を防ぐよう務めた。中旬になり、体調は落ち着いた。それに伴い、汗の多い子どもは沐浴を始めた。どの子どもも落ち着いて沐浴をしている。下旬より、鼻水の目立つ子どもが増えている。こまめなふき取りをするようにした。
人間関係
すこしずつ友だちに興味が出て来て、手を伸ばしたり、顔を覗き込んだりする姿が増えてきた。また、友だちや保育士が少し離れた場所で遊んでいると興味深げに歩み寄ってくる姿も出てきている。また、友だちの保護者にも親しみを持ち、登園時には保育室の入り口まで来て、喜んで手を振ったりする姿も出てきている。
環境
成長に伴い、部屋のレイアウトを変更した。受け入れコーナーを小さくし、活動場所を拡張した。子どもたちは広くなったことでそれぞれの遊びや探索活動をより楽しめるようになった。室内の温度や湿度には常に注意を払い、常時エアコンを使用しながら快適な環境を保つようにしている。
言葉
喃語が活発化した。また、絵本に興味を持つ子どもが増え、保育士の膝で読み聞かせを楽しんでいる。お気に入りの本が出てきた子どももおり、繰り返し“よんで”と身振り手振りで知らせることも出来るようになった。特に“こんにちは どうぶつたち”が人気である。
表現
夏のおたのしみ会に向けて、ちょうちんづくりを楽しんだ。ちょうちんの模様付けは、発達を鑑み、無理なく親しめるものにした。高月齢の子どもは、トッターに座って蜜蝋クレヨンでなぐり書きで、低月齢の子どもは、画用紙を袋状にしたものにクレヨンを入れ振ることでそれぞれが無理なく模様付けを楽しむことが出来た。また、“おもちゃのチャチャチャ”や“キラキラ星”は引き続き親しみ、保育者が行なう簡単な動作を模倣し喜ぶ姿がある。