5歳ひまわり組2023年度9月のまとめ

健康

9月に入ってからも暑さの厳しい日が続き、戸外に出て体を動かすことが難しかった。そのため、運動会に向けての活動では、ホールを使って縄跳びや竹馬をして体を動かした。引き続き熱中症対策のために、細めに水分を摂るよう声をかけた。子どもたち自身も積極的に水分を摂ろうとする姿があった。
9月の後半になると、少しずつ過ごしやすい気候に変化していったので、戸外で過ごせる時間が増えていった。

人間関係

運動会に向けての活動を行っていく中で、友だちが縄跳びや竹馬がうまくできた時には褒め合ったり、応援し合ったりする姿が見られた。また、リレーや荒馬を通して仲間の大切さや、協力することの楽しさを味わうことができた。一つの目標に向かってみんなで協力することで、クラスとしての絆が深まってきたと感じた。
また、運動を通して、得意な事や苦手な事は人それぞれであることを知り、集団競技では補い合うことの大切さを感じ、相手への思いやりを持って接する姿も見られるようになっていった。

環境

少しずつ戸外で遊ぶ時間が増えたことで、コオロギを捕まえて観察したり、公園で栗を見つけて遊びに使ったりして、季節の変化を感じることができた。また、日が落ちる早さに気が付いたり、うろこ雲を見つけて季節の変化を感じ取ったりして、友だちや保育者と共有していた。
じっくりと室内遊びができるように、子どもたちと話し合いながら環境を整えた。子どもたち自身でも整理整頓の意識が高まり、進んで絵本棚の整理をしたり、ブロックの仕分けをしたりしていた。

言葉

友だちへの気持ちの伝え方や言葉の選び方、相手の気持ちを聞く姿勢や話し合う大切さを考えられるよう、人間関係に関する絵本や紙芝居を読んだ。また、考え方や感じ方は人それぞれ違うことを伝えながら、一人一人の気持ちを受け止め共感しつつ、相手との違いを認め合えるよう促していった。言い争いになったり、他児の事を指摘したりすることも多いが、その言い方でいいかな、自分が言われたらどう感じるかな、と問いかけ、友だちとの関わりを見つめなおし、良い関係を気付くために大切なことを伝えるようにした。

表現

運動会に向けて「荒馬」という表現(ダンス)を行った。力強いステップで馬を表現し、笛や太鼓の音に合わせて体を動かすことの楽しさを知った。
運動会の入場門作りでは、自画像を描いた。自分の顔を鏡で観察し、瞳の色や髪の色など確認しながら描いた。
絵画活動を楽しんできたことにより、以前よりも大きくのびのびと、自信を持って描く姿が見られた。

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