5歳ひまわり組2020年度3月のまとめ

健康

大半の子がドッジボールに加わり、友だちと一緒にボール投げの特訓を始める姿も見られるようになった。日が長くなると、「もう1回やろうよ!」と6時頃までドッジボールに夢中になっていた。交通公園で自転車を乗り回し、林で木登りを楽しみ、運動公園のトラックを走り回り、ターザンロープに挑戦するなど、身体を動かす経験を積み重ねることができた。おかげで最終日まで元気に登園してきた。

人間関係

「卒園式って何のためにするの?」という説明を理解すると、入退場の歩き方や歌、「思い出のコトバ」などの練習に意欲的になった。お互いにアドバイスし合う姿も見られ、共通の目的に向かって団結する力が強まった。卒園式や移行保育の前日には、日ごろの感謝の気持ちを込めて、保育室やホールの床をピカピカに拭き上げた。「みんなと別れるのが悲しい!」と言い合うほど仲の良いクラスだった。

環境

公園の木の上にある鳥の巣や、川の水面に首を突っ込むカモなど、春の散歩先で様ざまな発見を楽しんだ。原っぱに生えていた草を摘み取り、「ネギみたいな匂いだね」と言うので、「ノビルよ。油炒めにすると美味しいよ」と伝えると、「この草食べられるの?」と驚いていた。【食べられる野草図鑑】を用意したいと思った。カブトムシの幼虫が順調に育っている様子を見て、みんな大喜びしていた。

言葉

小学校への「10の質問」に対して1年生が手書きの回答を寄せてくれた。「やっぱりカレーが人気だね」「トイレに花子さんはいないみたい」と熱心に読み上げ、友だちと感想を言い合っていた。最後の「お話し会」では、長編の物語をどの子もイメージを膨らませながら、真剣な表情で聴き入っていた。お別れ会では、シンプルながら心のこもったメッセージを自分たちで考えて発表していた。

表現

卒園記念制作ではペンキで自分の顔を描いたが、その独特の色合いと感触が楽しく、「もっとやりたい!」と言っていた。卒園式で歌った「ありがとうの花」「スマイル(ゆず)」は特にお気に入りで、散歩の行き帰りにも友だちと大声で歌っていた。「お別れ会では2曲とも歌いたい!」と満場一致で決まり、当日は手をつなぎながら笑顔で歌い切った。最後まで歌うことが大好きな子どもたちだった。

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