健康
寒暖差のある時期だが、朝おやつを食べ、元気いっぱいに園庭に飛び出していくたくましい子どもたちの姿に、この成長を感じる。追いかけっこが好きで、追いかけるのも追いかけられるのも楽しく、「まてー!」と言いながら保育者を走って追いかける。ポックリに乗り、バランスをとりながら足を交互に動かせるようになってきた。保育者の介助なく、ひとりで前に進むことができたのが嬉しく、繰り返しやってみようとする子が増えてきている。食事量も増え、好き嫌いもあるが「にんじんはたべられるよ」と言って食べる子がいると、他の子も真似をして口に運んでみようとする。この一年で体も丈夫になり、感染症にかかってお休みすることが減ってきた。
人間関係
みたて・つもり遊びが増々楽しく、イメージも豊かになり、友達を誘って一緒に「バスのうんてんしゅさん」や「おみせやさん」になって遊んでいる。イメージを友達と共有できるようになり、友達に「いってらっしゃい」「ただいま」等と言って、生活再現をして一緒に遊んでいる姿がよく見られるようになった。「せんせいもきて!」と誘われ、お家のスペースに行くと、「ごはんどうぞ」と言って砂場で作った物を持ってきてくれる。
関係の深まりから、思いがぶつかりケンカすることもあるが、「○○して」「あっちいって」等、どの子もその子なりの意思表示をし、友達に自分の気持ちを伝えようとしている。「○○っていうといいよ」と手本を見せると、言葉を真似して伝え、「いいよ」と受け入れてもらうと嬉しそうにし、また遊び始めている。
言葉
理解できる言葉・使える言葉がどの子も増えてきた。紙芝居のあらすじも、経験のある題材のものは話の内容をよく理解し、楽しめるようになっている。これまでにお話にあまり興味がなかった子も、保育者が話をしはじめるとやってきて、集中して話を聞けるようになってきた。「おおきなかぶ」の大型絵本が好きで、ズボンを引っ張って履くときや、重いものを持ち上げる時等には「うんとこしょ、どっこいしょ!」と言って楽しんでいる。
不思議に思ったことは「なんで○○なの?」と聞いてくることもある。丁寧に言葉を返し、思いが通じる嬉しさを感じられ、伝えたい気持ちが膨らんでいくように言葉のやりとりを楽しんでいる。
環境
お隣の家から大きな柑橘の実が園庭の裏に落ちてきた。「さわってみたい」と興味津々で、赤ちゃんの頭ほどある大きな実を渡すと、大事そうに抱っこして運んだり、爪で引っ掻いて匂いをかいで「いいにおいだよ」と言って友達に知らせている。農園に咲いているプランターの花にも興味を持ち、「いいこいいこ」と撫でてみたり、匂いを嗅いでみたり、花びらを砂場で作ったケーキに飾ったりして遊んでいる。
ほんむら公園に散歩に行くと、ホトケノザがたくさん咲いていて、「せんせい、とっていいおはな?」と聞くので「いいよ」と言うと、花束のようにたくさん手に握りしめて、友達と「かわいいでしょ」と見せ合いっこしている。
表現
雨の日には粘土遊びをした。恐竜や星、魚の型を渡すと、これまでは「せんせい、やって」ということが多かったが、自分でやってみようと、粘土を細かく千切って型に押し込み、形を作ることができている。「みどりのきょうりゅう!」「たこはくろにする」と言って好きな色を選んだり、色を混ぜたりして、感触を楽しみながら集中して遊ぶことができるようになった。
わらべ歌「づくぼんじょ」が好きで、保育者が歌い出すと一緒に歌いながら体を左右に揺らし、最後の「すっぽーん」とつくしが抜けるところで大きくジャンプをしてポーズをとり、「もういっかいして!」と何度も繰り返し楽しんでいる。



