1歳もも組2022年度11月のまとめ

健康

朝晩の寒暖差があり、鼻水を出す子が増えた。鼻水が出ると「ハナ、でた」と保育者に伝えたり、自分でティッシュをとって拭いたりするようになった。

午前の散歩から戻り手を洗った後や保育者が着替えセットを並べ始めると、自分の着替えセットを探し始めて着替えを始める。なかなか着替えをする気持ちにならない子もいるが、「自分で着替える?お手伝いしようか?」などと声をかけると「自分で!」や「手伝う!」と答え、着替えを始めるようになった。やる気が出るように声掛けを工夫していく。

人間関係

公園で遊んでいると「かくれんぼ、しよう」「もういいかーい」「ここよー」「ばあ」と子どもたちで遊び始める。また今まで保育者に「まてまてしよう」と声をかけていた子が、「○○くん、まてまて~」と友だちを追いかけたり、「△△ちゃん、どこ?」と他児の名前を呼んで保育者に尋ね、駆けていく。

室内では、積み木を一緒に積み重ねて高くなったことを喜んだり、車の玩具を棚の上や床に一緒に走らせる。また一人の子がカバンに玩具を入れて腕にかけ保育者に「いってきまーす」と手を振りお買い物ごっこを始めると、他児も同じようにカバンを持って真似る。“お友だちと一緒”を好んで遊ぶ姿が多くみられた。

環境

公園では落ち葉がたくさんあった。葉っぱのおばけを保育者に作ってもらい、「おばけ~」と見せ合いをする。そのうち、落ち葉を抱えて降らせて遊ぶ。たくさんの落ち葉の山があると足を入れて「お風呂、お風呂」と喜び、シャワーのように掛け合う。遊びが広がっていった。

ドングリを見つけると「どんぐり!」と嬉しそうに拾う。木の実を見つけると「赤い実、あった」「(紫の実は)ブドウだ!」と喜びながら摘まみ取り、手にいっぱい集める。その木の実や落ち葉をカップに入れて、お料理作りが始まった。遊びに工夫が見られるようになった。

言葉

「よんで」と絵本を持ってくる。保育者が読むと「もう1回、もう一回」と何度もいい、そのうち絵本の内容を覚えて保育者と一緒に読み始め、言葉の繰り返しを楽しむ。

「これ、なに?」と保育者に聞いてくる。「○○だよ」と答えると満足そうに頷き、また「これ、なに?」と次々に興味を持って聞いてくる。欲しい玩具があると手を重ねて「かして」とお願いしたり、使っていた玩具を取られてしまうと「かえして~」と言う。言葉で思いを伝えることができるようになってきた。

表現

製作をした。箱の中に紙を敷き、色を付けたビー玉を入れて転がす。始めはビー玉が転がることを楽しんでいたが、転がると紙に色がついていくことを発見して、その様子を不思議そうに見つめていた。

また色画用紙を葉っぱの形に切り、クレヨンで色とりどりに塗ってもらった。筆圧が強くなりしっかりと色が付いた葉っぱ、好きな色だけで塗られた葉っぱ。廊下の壁を色とりどりの落ち葉でいっぱいになった。

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