1歳もも組2019年度9月のまとめ

健康

夏の疲れが出やすい時期でもあるため、休み明けなど疲れが出ている子が目立った。熱が出るなど大きく体調を崩す子はほとんどいなかったが、咳・鼻水が出る子が多く見られた。休息がしっかり取れるよう、屋外に出る時間を短くしたり、室内の温度設定を調節したりして体調管理に気を付けた。暑い日が続き、汗をかく日が多かったため、シャワーの有無を家庭と確認し合いながら、シャワーで汗を流したり、着替えのみの対応にしたりと、その子の体調に合わせて行った。また、こまめに水分補給をすること、虫よけスプレー・蚊取り線香を徹底することを心掛けた。

人間関係

子ども同士の関わりが増え、ままごとやごっこ遊びなどで楽しむ姿が多く見られるようになった。友だちの持っている玩具や居場所に魅力を感じ、取り合う姿が見られることもあるが、保育者が、「いいよ」「はいどうぞ」などの簡単な言葉で声掛けをして見せると、少し考え、再び友だちの傍に行き、「いいよ」「はいどうぞ」と、友だちから取り上げた玩具を返しに行ったり、場所を譲ったりするなど、月齢に関係なくやり取りできるようになってきた。譲ったことを保育者に褒めてもらい嬉しそうにする姿や、譲ってもらえて嬉しそうにするも見られた。子ども同士の関わりを見守りながら、噛みつきや引っかきに繋がらないよう前向きな声掛けを心掛けた。

環境

9月中も30℃を超える暑い日が続いていたため、水遊び終了まで、園内の玄関で水遊びを行なった。長く続いた水遊びに飽きないよう、カラーセロファンや色布、コップやバケツ等を使い、水遊び後半も楽しんでいる様子が見られた。9月中旬以降は、久しぶりの園庭あそびや週1回の散歩を楽しんだ。思い切り走って体を動かし、砂や自然に触れたり、水たまりで泥遊びをしたり、シャボン玉を追いかけたりして楽しむ姿が見られた。

公園から飛び出さないよう、保育者が出入り口付近に立ち、安全に配慮した。

言葉

月齢や個人差はあるが、自分の思いを言葉で伝えられる子は、「なんで?」「どうして?」と繰り返し質問することが多くなってきた。自分の思いを言葉で十分に伝えられない子は、喃語や指差しで表現したり、保育者が代弁したりして、友だちや保育者との関わりを楽しんでいた。また、保育者や友だちの発言に耳を傾け、真似をして嬉しそうにする姿も見られた。興味のあることをゆっくり話したり、繰り返し話したりするよう心掛け、発語に繋がるよう努めた

表現

園内での阿波おどり体験行事に参加後、友だち同士で阿波踊りの真似をして楽しむ姿が見られた。

制作では、シール貼りにもだいぶ慣れ、はじめての消しゴムのスタンプには興味津々で、均等に押すことが難しい様子ではあったが、画用紙いっぱいに押して楽しんでいた。

園庭では、鉄棒に手が届いたり・ぶら下がったり、タイヤの上でジャンプしたり・転がしたり、少しずつ出来ないことが出来るようになった嬉しさを、「見てみて!」と保育者に伝えたり、自分で拍手したりして嬉しがる姿が見られた。

育児あれこれ