1歳もも組2019年度11月のまとめ

健康

朝夕の気温差に伴い咳や鼻水が出ている子が多かった。大きく体調を崩す子はほとんどいなかったが、インフルエンザの予防接種を受ける子もいた為、保育園での体調の変化に気付けるよう様子を見て過ごした。日中は暑い日が多く、戸外での活動の際の服装を調節して過ごした。手洗いや水分補給に対して意欲的な姿が増え、手を洗う前に服の袖をまくったり、「お茶飲みたい」と保育者に伝えたりしていた。

室内の湿度が低くなってきた為、加湿器を入れて快適に過ごせるようにした。

人間関係

遊びの際に友だちに声を掛けて一緒に遊んだり、同じ玩具を持って遊ぶなど「一緒に」という事を楽しみ喜ぶ姿が見られた。自我の成長と共に玩具や場所の取り合い、思い通りにいかず困惑する姿もあった為、子どもの気持ちを代弁しながら仲立ちし、時には見守りながら過ごした。

環境

11月になると朝夕は肌寒いが、日中は暑い日が続き上着を着て戸外活動をすることはなかった。園庭あそびや散歩の活動では、おいかけっこを楽しみ思い切り身体を動かして遊んでいた。室内では、ごっこ遊びや見立て遊びの内容が具体的になり、自分のイメージしたものを友だちや保育者に伝えていた。子どもたちの遊びが広がるよう、一緒に遊びながら会話を楽しめるようになった。

言葉

前月同様、少しずつ自分の思いを言葉で表現していた。友だちとの関わりの中では、自分がどのように伝えればいいのかわからない場面もある為、その都度仲立ちをし友だちとの関わりを楽しめるようにした。

物の名前や、気持ちの表現を言葉にできない時は、「○○だよ」等、言葉を伝えて語彙の獲得に繋がるように関わった。月齢や個人差はあるが、少しずつ自分の気持ちを表現できるようになり、伝わった喜びに繋がるよう丁寧に対応した。歌や手遊びを真似したり、保育者や友だちの言ったことを真似する姿も多く、遊びを通して発語に繋がるように関わった。

表現

11月の下旬に、食育としてサツマイモとレンコンを実際に見て触ってみた。子どもたちは興味津々で持ったり触ったりしていた。その後、サツマイモとレンコンを用いた野菜スタンプの活動を行うと、「ぺた!」と言いながら、スタンピングを楽しみ、その食材が出たメニューの際はいつもより食べてみようとする姿が多く見られた。雨の日が多く、室内遊びで絵の具を使った遊びを取り入れると、色が混ざるところを見て楽しんだり、絵の具の感触を楽しむ様子が見られた。

 

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