0歳たんぽぽ組2025年度8月のまとめ

健康

鼻水や下痢の症状がみられる子が数名いたが、大きく体調を崩すことなく元気に過ごしていた。暑い日が続き、外気温が高いことで機嫌がよくても微熱の症状が見られる子もいる。家庭と連絡を取り合いながら、こまめに健康観察を行い、一人一人の体調を把握していった。日中の活動量が増え、一定時間ぐっすり眠る。安心して眠れるようにそばにつき、途中で泣いて目覚めた時は様子を見て一人一人に合わせた方法で再眠できるようにした。引き続き睡眠時の呼吸確認を行い、室内の温度や湿度の調整をして心地よく眠れるようにする。

人間関係

保育士等との安定した関わりの中で、他のクラスの子や同じクラスの周りの子への関心も増してきた。嬉しそうに友だちに近づいて頭を撫でたり抱きついたり、後を追いかけたりしている。同じ遊びを楽しむ中で、玩具の取り合いになることもある。友だちとの距離が近く、急に手が出たり口が開いたりする姿も見られるようになっているので、優しく「○○がほしかったの?」と気持ちを受け止めながら同じ玩具を渡したりして、その時の子どもの様子に合わせて関わっていく。

環境

這い這い、伝い歩き、歩行などで伸び伸びと体を動かし、行動範囲や興味の幅が広がってきている。ボールプールやトンネル、テントのハウスなど全身を使って遊べる玩具を出したり、興味を示した物を自由に取り出せるように棚の玩具の種類を増やしたりして環境設定していった。水遊びではタライの水をバシャバシャと叩いて感触を楽しむ。今月は氷や泡水にも触れてみた。氷をそーっと握って、溶けていく様子をみたり、泡を手につけて体を洗うようにゴシゴシしたりして感触を楽しむ姿が見られた。感触遊びを通して、少しずつ新しいことへの興味も広がってきている。

言葉

喃語を発して自分の思いを伝えようとしたり、保育士とコミュニケーションを取ろうとしたりする。高月齢児は「バイバイ」の声掛けに手を振ったり、嬉しそうに体を揺らしたりする。また、名前を呼ばれると振り向いて笑顔を見せる子も増えてきた。引き続き子ども一人一人の発語に耳を傾け、優しい口調で丁寧に応じて発語を促していく。

表現

音楽が聞こえると、笑顔で体を揺らしたり、両手を振ったりしてリズムを取る姿が見られるようになる。また、手遊びでは保育士の動きをじっーと見つめたり、声を出したりして反応するようになり、音やリズムに対する興味や関心が少しずつ広がってきた。
自分の思いを存分に表現して保育士に甘えたり、嫌な気持ちを泣いて訴えたりしている。子ども一人一人の表現を十分に受け止め、一緒に楽しんだり甘えたい気持ちに寄り添ったりして過ごした・・・

育児あれこれ