0歳たんぽぽ組2023年度11月のまとめ

健康

「お散歩に行こう」と声をかけると、自分のマークの靴下入れや帽子を手に取り、履いたりかぶったりする。また散歩から帰り部屋に入ると、まっすぐ水道に向かい、泡石鹸を手にかけ、水を出し手を合わせてゴシゴシ。「きれいになったね。手を拭こうね」と声かけするとペーパータオルをとり、ゴミ箱へポイ。生活の流れが身についている。また着替えの時間には頭から服を脱ごうとしたり、ズボンを履こうとするなど、着脱を“自分でやる!”気持ちが出てきた。高月齢児は保育士等の援助を拒み、一人の力でやろうとする。お尻が少し出ていても、“自分で履いた!”と誇らしげな表情に、頼もしさを感じる。

人間関係

友だちの興味が増し、水分補給の時にはコップを持って、「(かん)ぱーい」と、保育士等や友だちと乾杯することを楽しむ。また傍に近づき抱きついたり、頭を“よしよし”となでたりと体に触れてみたり、同じ玩具で遊ぼうとしたりする。物の取り合いや叩いてしまったりとトラブルはあるが、手を合わせたり「かーしーてー」と言ってお願いする姿が出てきた。

環境

6人が歩けるようになり、活動が活発になった。興味のある所へトコトコと歩いて探索する。戸外では、築山に上ったり下ったりを繰り返したり、段差のところを敢えて通ったりと、歩けるようになったことを喜び、楽しむ姿が多くあった。
室内では手先を使った遊びに興味を持つ。卵型の形合わせの玩具やストローを穴に入れる玩具などに興味を持ち、夢中で遊んでいる。ブロックをくっつけて高く積んだり、並べたりと工夫して遊んだりしている。

言葉

散歩のときに、車を見つけると、指差しや「ぶーぶー」と言って、伝える。泣きながら喃語で気持ちを伝えてくる姿も出てきた。「いやだったのね」「○○したかったのかな?」抱っこしながら言葉で代弁し、安心して気持ちを表現できるように受け止めた。“読んで”と絵本を持ってきて保育士等の膝にちょこんと座る。『さようなら』の場面では、手を振り“ばいばい”。『おやすみなさい』の場面では「ねんね」と言ったり手を合わせて頬に当て、首を傾けねんねのポーズ。食事の時に、「おいしい?」と保育士等が語りかけると、「おいしいね」「うんうん」と言ったり頬に手を当て、“おいしい”ポーズ。言葉や気持ちを伝え合う姿が多くあった。

表現

公園や散歩中に落ち葉を見つけると、踏んで感触を楽しんだり、拾って「はっぱ」と言って保育士等に嬉しそうに見せたり、細かくちぎったりして自然を感じで遊んでいた。
絵の具を筆や手に付けて、画用紙に塗る制作を多く取り入れた。筆を渡すとパレットに出した絵の具を筆先に上手につけて、画用紙を塗る。また手型を取った時のことを覚えていて、自分の手に塗る子もいた。制作を嫌がる子はなく、絵の具の感触を楽しんでいた。

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