0歳たんぽぽ組2022年度3月のまとめ

健康

3月に入り、上着がいらないくらい温かい日が続いたこともあり、より活発に体を動かし遊ぶ。高月齢の子どもの中では、両足でジャンプをしたり、パーと足を広げたりと、生活の中で体の使い方を学んでいる姿が見られる。また、1歳になったばかりの子も2月の後半から完了食に移行し、嬉しそうに完食する姿が見られた。

人間関係

園庭遊びで一つのフラフープを巡り、二人の子どもで取り合いになるシーンが見られた。保育者が近くで見守っていると、一人の子どもがそのフラフープをゲットするも、取れなかった子に対し、違うフラフープを「どうぞ」と持っていく姿が見られた。その後二人でフラフープの中に入り、電車ごっこを楽しんでいた。

環境

気温が上がったこともあり、積極的に戸外活動を行うと、子ども自身で「びら!」(花びら)や「むし!」と季節の変化を肌で感じていた。初めて見る虫に対し、保育者の後ろに隠れ、恐る恐る見ていた子どもも、次の日には散歩先で「むし!」と保育者の手を引き、虫探しを楽しむ姿が見られた。ダンゴムシを見つけた際には、「まあるくなったね」と声をかけると、まねっこをし、「いっしょ!」と遊びに取り入れる姿が見られた。

言葉

月齢差があるが、子どもたちそれぞれの方法で、保育者や友だちに意思を伝え合う姿が多く見られるようになった。また、その中で思いを伝えることができず、涙を流す姿も見られた。仲立ちとして、子ども同士が関わり、遊ぶ際には子どもの思いを伝えるようにしていった。「〇〇していい?」と他児の気持ちを代弁し、伝えると「いいよ」や「どうぞ」と言葉や仕草で伝える姿が見られるようになった。

表現

以前から「わ~お!」や「パプリカ」など音楽に合わせ、体を動かす姿が多く見られたが、最近では「おうた!」と保育者にアピールし、「むすんでひらいて」や「おにのパンツ」など手遊びを楽しんでいる。「バスにのって」では、バトンをハンドルに見立て、運転する真似をし、運転手さんごっこをたのしんでいた。

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