健康
感染症が再び蔓延し始めたことで、自粛でお休みする子も多かった。子どもたち自身もより一層意識してマスクの着用や手洗い・うがいを積極的に行う姿が見られた。また、登降園時には保護者と体調の変化を細かく伝え合うようにしていた。引き続き寒い日が続くことが多かったので、「寒いから上着を着ておこうかな!」と自分なりに考えて戸外遊びを楽しんだ。
人間関係
登園自粛をしている友だちに対して、「早く会いたいな。」と寂しがったり、久しぶりに登園した子に対して「久しぶりだね!うれしい!」と気持ちを伝える子が多かった。クラスの仲間として関係を深め、自分の気持ちを素直に伝える姿が見られた。また、劇遊びに取り組む中で、同じ役の友だちと協力して関係を深めていた。
環境
保育室の環境を変え、子どもたちの動線がスムーズになるように給食の配膳の位置や絵本コーナーの場所を変えた。最初は戸惑う様子も見られたが、動線に
慣れると子どもたちもスムーズに動けるようになった。
天気のいい日が多く、戸外遊びを存分に楽しんだ。公園で霜柱を見つけると「冷たいね~!」と感触を楽しんだり、霜柱を集めて友だちと見せ合いっこをしたりしていた。
言葉
友だちになかなか思いが伝えられず涙してしまった子がいた際に、クラス全体でどうしたら悲しい思いしなくていいのか、みんなで話し合う機会を設けた。手を挙げて自分の意見を伝えたり、友だちの意見に賛同したりして、意見の交換を行った。言葉で伝えることの大切さを改めて確認することができた。クラス全体で、話し合いの機会を大切にしていきたい。
表現
クラスで劇遊びに向けて活動を行った。台詞の言い回しや動きを保育士と一緒に考え、楽しんだ。「こんな動きはどうかな?」と積極的に自分の意見を伝えたり、「それいいね!」と友だちの意見に賛同したりする姿が見られた。「ねずみの役だから、素早い動きが得意なんだよ!」と役の特徴を自分なりに考えて、役になりきって表現を楽しむ姿が見られた。…
健康
寒さに負けず、戸外遊びを楽しんだ。リレーや氷鬼など、存分に体を動かす遊びを積極的に楽しんだことで、体を伸び伸びと動かすことに繋がった。また、「寒そうだから上着を着よう!」と自分で考えながら衣服で体温調節しようとする姿が見られた。戸外から帰ってくると手洗い・うがいを入念に行い、感染症や風邪予防への意識が見られた。子どもたち同士で「うがいした?」と声を掛け合うことも増えてきている。
人間関係
幼児クラス合同でお店屋さんごっこを行った。グループに分かれ、それぞれ異年齢児との関わりを深めながら準備を進める姿があった。当日もすみれ組に優しく声をかけリードしたり、ひまわり組と一緒に協力する姿が見られ、子どもたちの成長を感じた。クラスではますます子どもたち同士での関わりが深まり、自分たちで考えて遊びを進めることができるようになってきている。時に意見が合わずぶつかり合うこともあるが、友だち同士で仲立ちし、問題解決をしようとする姿が見られる。
環境
新年子ども会に参加し、干支の由来や正月の伝承遊びを知ることができた。こま回しやけん玉など、普段はあまり触れることの少ない伝承遊びを経験し、やり方を自分なりに考えながら工夫したり、保育士と一緒にチャレンジしたりすることで楽しんでいた。雪が降った日には園庭に出て雪遊びを楽しんだ。雪の感触を味わいながら、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりして、冬らしい季節の遊びを存分に味わうことができた。
言葉
お店屋さんごっこを通して、「いらっしゃいませ。」「どれにしますか?」など、日常のさまざまな挨拶や言葉遣いを、自分の経験から選んで遊びに広げている様子が見られた。また、クラス全体で話し合う場や自分の意見を発表する場を多く設けるようにしてきた。自分の気持ちを言葉にすること、そして相手の話に耳を傾けることの大切さを感じられるように声を掛けてきたが、子どもたち一人一人が聞くときの姿勢など、自分自身で気がつき直そうと心掛ける姿が見られるようになってきている。
表現
節分に向けて鬼のお面を制作した。「鬼だから、こわい顔にしたよ。」「ニコニコ笑っているんだよ!」と自分の考える鬼の表情を、画用紙にのびのびと絵の具で描くことができた。鬼の髪の毛は毛糸で表現し、一本一本丁寧に貼り付ける子や、色の組み合わせをじっくりと考えて作る子など、個性が見られた。…
健康
寒さが一段と厳しくなり、戸外遊びの際には子どもたち自身で上着を着用しようとしたり、手洗いうがいをより一層意識して行おうとしたりする姿が見られるようになってきた。「寒いから体を動かすと暖かくなるよ!」と呼びかける子もいて、遊びを通して寒さに負けない体作りができるよう戸外での活動を多く取り入れることができた。
人間関係
集団で関わって遊ぶことを楽しむ姿がより一層増えてきた。遊びの際の鬼決めやチーム分けの際に言い合いになることもあるが、子どもたち自身で「じゃんけんで決めよう!」と話し合ったり、譲り合おうとしたりする姿が見られるようになった。今後も話し合いの場面において、子どもたちが相手の思いを聞くことや自分の思いを十分伝えているかを見守りながら、必要に応じて援助していく。
環境
散歩先で霜柱を見つけ、踏んで音を鳴らしたり、感触を楽しんだりして、冬の自然に触れる機会があった。また、年末に向けて室内の大掃除をおこなった。一人一枚雑巾を持って自分の服の引き出しやクラスの棚や床の拭き掃除をした。終えたあと、綺麗になった室内を見て、「ここを拭いたから、きれいになったんだよ。」「気持ちいいね。」と言い合う姿が見られ、環境が整う心地よさを感じているようであった。
言葉
遊びの中で意見が合わずぶつかり合ってしまったときに、言葉で気持ちが表現できず乱暴な言葉遣いになってしまう姿が度々見られた。その場にふさわしい言葉遣いに言い換えたり、保育士が仲立ちして思いを代弁したりするように配慮していた。また、おみせやさんごっこの活動の際にはクラスでの話し合いの場を設け、自分の意見を発表したり、相手の意見を受け入れたりして、共感する姿も見られた。
表現
冬のパーティに向けて、クラスでうたと合奏に取り組んだ。初めて触れる楽器もあり、音を鳴らすことを楽しんでいた。また、うたや合奏の活動を通して、声や音色を友だちと合わせる心地よさや楽しさを感じているようだった。また、みんなの前で発表したくさんの拍手をもらったことで自信に繋がる様子も見られた。…
健康
気温が低くなり、咳や鼻水が出ている子が増えた。戸外遊びの際には上着を着ることで体温調節ができるようにした。また、子どもたち同士でマスク着用やうがいの声掛けをする姿が増えてきた。マスクでの生活に慣れ、子どもたち自身で気が付けるようになってきていると感じた。今後も引き続き感染症対策をしていく。
人間関係
子ども達同士で誘い合い、ルールを決めたりオニを決めたりしながら遊ぶことを楽しんでいた。人数が多くなるとルールが曖昧になったり、意見が衝突したりすることもあったため、保育士が仲立ちして意見やルールを整理するようにした。また、運動会ごっこに向けてパラバルーンの活動をする中で、集団で動く楽しさや難しさ、仲間と協力することでの達成感などを味わっていた。
環境
散歩先で落ち葉や木の実を拾ったり、虫を探したりして自然に触れることを楽しんでいた。また、広い場所や園庭などでたくさん体を動かして遊べるよう、戸外遊びの機会を多く取り入れ安全面に配慮した。室内では環境設定を変え、机上遊びの玩具を増やしたり、構成遊びができるようなスペースを確保したりして、じっくり遊べるような工夫をした。
言葉
自分の意見や思いを友だちに伝えようとする姿が増え、自分たちで折り合いをつけたり、工夫し合ったりするようになってきた。その中で、どうしても折り合いがつかないことや、手がでてしまうこともまだあるため、保育士が仲立ちしながら、子ども達と一緒に原因と解決策を探していけるようにした。また、生活の中で必要なあいさつや数字についての理解が深まるよう、当番活動を取り入れていった。
表現
運動会の経験画を描く活動を行った。「自分が楽しかったことや一番の思い出を描いてみてね。」と伝えると、それぞれが記憶に残っている場面をのびのびと描くことができていた。また、友だちと完成した絵を見せ合いながら、楽しかった経験を改めて共有していた。また、自由遊びでは変わらず廃材制作が好きで、ロボットや動物を作り、ままごと遊びに取り入れて遊びを広げたり、クッキーやアメを作ってお店屋さんごっこ遊ぶ姿があった。…
健康
気温の変化に伴い、長袖や半袖を常に洋服の引き出して入れておいてもらうよう各家庭に呼びかけるようにした。子どもたちも、「今日は暑いから半袖にしようかな。」と自分自身で考えて衣服を調整していた。また、朝晩で気温が下がることが増えたので、鼻水や咳が出る子が増えた。引き続き感染対策も含め手洗いうがいの励行を行うようにした。
人間関係
運動会に向けての活動を経て、友だちの頑張る姿を応援したり、自分が友だちから応援されたり励まされたりする経験をしたことで、より一層人間関係の深まりが見られるようになった。また、一人一人が自信に繋げているようだった。年長児の運動会リハーサルを見て、「かっこいいね!」と言い合うなど、年上に対する憧れを抱く様子が見られた。
環境
秋が深まり、散歩先や園庭での活動がより一層楽しめるようになった。どんぼやカマキリなどの昆虫を捕まえて観察することに夢中になったり、どんぐりなどの木の実を見つけて拾い集めたりすることを楽しんだ。室内では廃材を使った制作遊びを楽しんだ。様々な大きさの廃材や、リボン、テープを用意し、廃材制作が楽しめるようにした。
言葉
友だちと関わり合って遊ぶことを楽しむ中で、ぶつかり合うこともあるが、友だち同士で解決しようとする姿が見られるようになってきた。また、その場にふさわしくない言葉が聞こえると、「それはチクチク言葉だから悲しくなるよ。」と言って、相手に言葉で伝えようとする姿が見られるようになってきた。
表現
廃材を使って自由に工作することを楽しんだ。ロボットや車を作ったり、友だちと協力して作ったりする子もいた。ハロウィンに向けて折り紙を使って制作をした。かぼちゃのおばけの表情を自分なりに考えて「おばけだから怖い顔にしたよ。」「優しいおばけだから笑っているの。」とそれぞれが楽しんで制作することができた。…
健康
季節の変わり目による気温の変化により、体調を崩しやくなるので、手洗いやうがいの励行を行った。また、子どもたち自身で衣服の調整ができるよう長袖と半袖を用意してもらうよう各家庭に声をかけた。晴れの日には暑さを感じる日も多く、こまめに水分摂るようにした。引き続き室内では感染症対策のため、マスクの着用を促した。友だちに「マスクつけるんだよね!」と声をかける姿もあり、マスクが定着してきている。
人間関係
感染症の流行により登園を自粛していた家庭が多かったが、中旬頃からほぼ全員が登園できるようになり、久しぶりに会えたことを喜び合っていた。室内では折り紙を「こうやるんだよ!」と教え合ったり、廃材を使った制作遊びを協力して作り上げたりして、一緒に楽しむ姿があった。運動会に向けての活動を多く取り入れた際には友だちと一緒にやることを喜んだり、友だちの頑張る姿を応援するなど仲間意識が強くなり関係性の深まりを感じた。また、一緒に遊ぶ中で思いの行き違いや意見の相違でぶつかり合う姿が見られるが、一緒に遊ぶ子が仲を取り持ち話を聞いてあげるなど、子どもたち同士で解決しようと話し合うことも多くなってきた。
環境
涼しくなり、戸外遊びを存分に楽しむことができた。歩きながら、「キンモクセイのにおいがするね!」と植物の匂いに気が付いたり、「風が涼しくて気持ちがいいね。」と季節の変化を肌で感じているようだった。トンボが飛んでいる様子に気が付き、秋に多く生息する虫に変わったことに気が付き、「赤トンボが飛んでいるね。」と友だちと言い合う姿も見られたまた。また、公園に落ちていたどんぐりを拾い集め、ままごと遊びに使ったり、重さ比べをして楽しんでいた。
言葉
子どもたち同士で話し合いをしたり、互いに思いを伝え合って解決に導こうとしたりする姿が出てきた。
その中で、うまく伝えられなかったり、相手の話に耳を傾けられなかったりすることもあった。そのような時
は担任が仲立ちをし、伝え方や言葉の使い方を提案しながら子どもたちと一緒に考えるようにした。来月も様子を見ながら引き続き援助をしていく。
表現
十五夜にちなんで、制作活動を行った。お団子をお花紙で表現し、「どろだんごを作った時に似てる!」と自分の経験してきたことを思い出しながら、作り上げていた。「月」は折り紙を小さく切って貼り絵のようにした。オレンジと黄色を使って作る子、黄色だけで表現する子もいて、それぞれが自分の思う「月」を表現していた。また、自由遊びでは廃材を使って車や船、ロボットを作り出し、自分の考えたことを廃材製作で作り上げる姿があった。また、友だちとアイデアを出し合って作品を完成させる姿も見られた。…
健康
連日暑さが続いたので、水分を摂ったり、戸外で遊ぶ際には時間を短くして木陰に入って遊ぶようにした。大きく体調を崩すことなく、元気に過ごすことができた。汗をかいた日にはシャワーを浴びるようにし、清潔が保てるよう配慮していた。室内では感染症対策のため、マスクの着用を促した。慣れない様子の子もいるが、自分から気が付いてマスクを着用しようとする子が増えてきている。また、食事の際にはパーテーションを使って過ごすようにした。子どもたちにも食事をする際のマナーを改めて伝えるようにし、新しいマナーも浸透してきている。
人間関係
好きな遊びを自分たちで工夫しながら楽しむ姿があった。遊びの中でぶつかり合いが起きることもあるが、一緒に遊んでいた子が友だちの仲立ちをしたり、子どもたち同士で解決することができるようになってきた。自分の思いだけを相手に押し通そうとしてしまった時には、相手の思いが考えられるよう、声をかけ保育士が仲立ちするようにしてきた。様々な友だちと関わりが持てるよう、集団ゲームを積極的に行うようにしてきた。友だちとの関わることを喜び参加を楽しんでいた。
環境
散歩に出るとセミの鳴き声に気が付き、「これはアブラゼミの鳴き声だ!」と喜んでいた。虫の観察に夢中な姿があり、虫を見つけるとみんなで観察したり、自分の知っていることを友だちと共有し合って喜んでいた。また草花を摘んで色水遊びを楽しみ、「この花は良く色が出るね!」と新しい発見に繋がっていた。天気がいい日にはプールや水遊びも楽しむことができた。砂場に川を作って水遊びを楽しんだり、たらいに水をためて足をつけ、水の感触を存分に味わっていた。
言葉
子どもたち同士で話し合いをしたり、互いに思いを伝え合って解決に導こうとしたりする姿が出てきた。その中で、うまく伝えられなかったり、相手の話に耳を傾けられなかったりすることもあるが、仲立ちしたり、伝え方や言葉の使い方を知らせたりしていった。
表現
泡遊びや色水遊びなどの夏らしい遊びを存分に楽しんだ。泡遊びではもこもこの泡を作って容器に入れ、かき氷屋さんごっこを始めたり、バンダナやタオルを洗ってお洗濯屋さんを開いたりして、遊びを広げる姿があった。色水遊びでは、色と色の混ざり合いに気が付き「青と赤を混ぜると紫になった!」と発見を喜んでいた。工作遊びを好み、牛乳パックや段ボールを使ってロボットや動物を自分なりに工夫して作っていた。友だち同士で教え合ったり、楽しむ姿も見られた。…
7月2日(金)雨
ひまわり組のお店屋さんごっこに参加した。参加する前に折り紙で財布を折り、お金を自分で持てるようにした。子どもたちも自分の財布が作れて嬉しそうにする姿があった。また、子どもたちとともに買い物をする際の声の掛け方を一緒に確認した。「これください!っていうんだよね!」と子どもたちなりに色々と考え、意見を出していた。お店屋さんごっこでも積極的にひまわり組に声を掛ける姿が見られた。また、自分で買った物を嬉しそうに身につけたり、友だちと見せ合ったりする姿があった。
7月8日(木)くもり
制作遊びが盛り上がりを見せ、画用紙や折り紙を使ってカチューシャやベルトを作って楽しんだ。その後、クラスを2チームに分け、ゲームを行った。“花いちもんめ”“ボール運びゲーム”“かけっこ”をした。チームで協力して楽しむ姿が見られた。また、負けてしまったチームは悔しがりながらも「また次に頑張ればいいよね!」という言葉も聞こえてきた。
7月13日(火)晴れ
今年度初めてのプール遊びを行った。子どもたちも入れることを喜んでいて、活動を期待している姿があった。以前にも2回程水着に着替えて水遊びを行っていたので、戸惑うことなく身支度を行うことができていた。プールを安全に楽しむために注意事項を伝えると真剣に耳を傾けていた。プールでは動物になりきって泳いだり、探検隊に変身してぐるぐるとプール内を回り、流れるプールを作ったりして楽しんだ。
7月19日(水)晴れ
育てていたなすを収穫し、観察画を描いた。クレヨンでなすの輪郭を描き、絵の具で色を塗った。よく観察しながら、「黒いところがある!」と自分で気が付いたところを描く子もいた。紙いっぱいに堂々と描いたり、細かいところまで丁寧に描いたりする子もいて、個性豊かな作品ができ上がった。自分の作品を見て、満足そうにする姿も見られた。
7月29日(木)くもり
プールに入った。雨で1週間ほど入ることができなかったので、子どもたちもプール活動を喜んでいた。子どもたちから「忍者に変身して泳いでみたい!」というアイデアが出たので、忍者になり切って遊んだ。ぐるぐるとプールの中を走りながら、「しゅりけんがとんできたぞ~!」というと、プールの中に隠れたり、静かに動いて見つからないようになりきるなど、楽しむ様子が見られた。
…
健康
6月に入り、気温が高い日が多くなったこともあり、汗をかくことが多かった。身体を清潔に保つため、汗を拭くよう声を掛けたり、水分をよく摂るように促した。また、暑さにより疲れが出始める時期だったので、午睡の時間をいつもより少し長めに取り、眠れない子には布団の上で横になることで休息時間がとれるよう配慮した。
人間関係
友だちと一緒にブロックやままごと遊びを楽しむ一方で、思いがぶつかり合うと手が出てしまい、涙する姿が度々見られた。その都度、お互いの気持ちを聞きながら相手の思いに耳を傾けることの大切さを伝えた。また、クラスでの関わりがより一層深まるようゲームやふれあい遊びを取り入れ、充実感が味わえる機会をたくさん増やした。来月も友だちとの関わりの中で相手の気持を考える力や意思疎通がスムーズにいくよう仲立ちしていく。
環境
クラスでカブトムシを飼うことになった。毎日カブトムシを眺め、エサをあげることを喜び、観察する姿が見られた。また、カブトムシ図鑑を用意すると友だち同士で読んだり、知識を教え合っていた。
農園に植えたナスを収穫し給食の先生に調理してもらい、みんなで食べる機会を設けた。あまり野菜が得意でない子もチャレンジする姿が見られ、そして、自分で育てた野菜を食べることを喜んでいた。
言葉
自分の意見や思いを言葉にして伝える中で、言葉のレパートリーが少なく、上手く自分の気持ちを伝えられないことや、語気が強くなりすぎることがあった。クラス全体で話をし、相手への声の掛け方を一緒に考える機会を設けるようにした。保育士が仲介して思いを代弁し、その場にふさわしくない言葉や相手を傷つけるような言葉をいう子には、どのような言葉を使えばよいかを一緒に考え、時には保育士から提案しながら援助した。
表現
時の記念日にちなんで、かえるの時計を作った。顔はクレヨンで描き、「まつげを描いたよ!」「ニコニコしてるの!」と、楽しんで制作する様子が見られた。長針と短針を動かして時計への興味関心を深めたり、「かえるさんがお話してる!」と遊びを膨らませながら楽しんでいた。自由遊びでは机上遊びを存分に楽しんだ。紙に自由に絵を描いたり、はさみで切って釣りゲームや剣を作ったりした。自分で考えたことを工夫しながら自由に表現し、遊びを広げている姿が見られた。…
健康
意識的に手洗いうがいをしようという姿が見られ、戸外で活動をした後は必ず行う習慣ができている。特に看護士による手洗い指導の後は、より一層手洗いを入念に行い、意識が高まっているようだった。気温が高くなったことで、戸外活動後は疲れやすい姿が見られた。たくさん体は動かした後は水分補給をこまめに取ったり、休憩を促すようにした。また、午睡の大切さを伝え、眠れない子には布団の上で静かに過ごしたり、絵本を読んで体を休めるよう声をかけた。
人間関係
友だちと関わりを持って遊ぶことを喜んでいた。「一緒に遊ぼう!」と積極的に誘い合う姿がある一方で、遊びたい思いがあってもなかなか自分から誘えない子もいた。思いに寄り添いながら一緒に遊びに入ったり、関わる機会を多く持てるようにしていった。自分の思いが通らながあると、語気が強くなったり、自分の気持ちを伝えられず涙してしまう姿も見られた。
環境
積極的に散歩に出たり、遠足に行ったりしたことでたくさんの自然や生き物んい触れ合うことができた。気温が高くなり、虫を見つけることがおおくなった。見つけるとじっくりと観察をしたり、手にのせてみたりして興味や関心を深める姿が多く見られた。夏の収穫に向けて、なすといんげんを植えた。芽が出たり、茎が伸びて大きくなっていくことを喜んだり、水やりをしたりして、植物の生長に関心を抱く姿が見られた。
言葉
友だちの言動が気になってしまうあまり、相手の間違いを正そうと語気が強くなる子や、保育士だけに伝えて自分からは相手に伝えられない子が多かった。適切な言葉を一緒に考え、思いが伝えられるよう見守ったり、仲立ちするようにした。また、様々な言葉に興味を持ち、使ってみたいという思いから、言葉の意味を理解せずその場にふさわしくない言葉を使ってしまう姿も見られた。言葉の意味を伝えたり、適切な言葉で言い換えるようにその都度伝えていた。
表現
制作やぬりえ、折り紙を好んで遊ぶ姿が多くかった。自分で考えて自由に表現し、作る構成遊びや机上遊びでは、自分なりのイメージを具体化しながら楽しんでいた。また、友だちと一緒に同じ制作をすることを喜び、わからないところがあると「ここはどうやってつくるの?」と友だちや保育者に聞いて作ることを楽しんでいた。自由あそびで作った紙のバッグに自分で画用紙や折り紙で飾りを作ったり、自分なりの表現を楽しんでいた。…