4歳ゆり組まとめ・指導計画バックナンバー

4歳ゆり組2021年度10月のまとめ

健康

気温の変化に伴い、長袖や半袖を常に洋服の引き出して入れておいてもらうよう各家庭に呼びかけるようにした。子どもたちも、「今日は暑いから半袖にしようかな。」と自分自身で考えて衣服を調整していた。また、朝晩で気温が下がることが増えたので、鼻水や咳が出る子が増えた。引き続き感染対策も含め手洗いうがいの励行を行うようにした。

人間関係

運動会に向けての活動を経て、友だちの頑張る姿を応援したり、自分が友だちから応援されたり励まされたりする経験をしたことで、より一層人間関係の深まりが見られるようになった。また、一人一人が自信に繋げているようだった。年長児の運動会リハーサルを見て、「かっこいいね!」と言い合うなど、年上に対する憧れを抱く様子が見られた。

環境

秋が深まり、散歩先や園庭での活動がより一層楽しめるようになった。どんぼやカマキリなどの昆虫を捕まえて観察することに夢中になったり、どんぐりなどの木の実を見つけて拾い集めたりすることを楽しんだ。室内では廃材を使った制作遊びを楽しんだ。様々な大きさの廃材や、リボン、テープを用意し、廃材制作が楽しめるようにした。

言葉

友だちと関わり合って遊ぶことを楽しむ中で、ぶつかり合うこともあるが、友だち同士で解決しようとする姿が見られるようになってきた。また、その場にふさわしくない言葉が聞こえると、「それはチクチク言葉だから悲しくなるよ。」と言って、相手に言葉で伝えようとする姿が見られるようになってきた。

表現

廃材を使って自由に工作することを楽しんだ。ロボットや車を作ったり、友だちと協力して作ったりする子もいた。ハロウィンに向けて折り紙を使って制作をした。かぼちゃのおばけの表情を自分なりに考えて「おばけだから怖い顔にしたよ。」「優しいおばけだから笑っているの。」とそれぞれが楽しんで制作することができた。…

4歳ゆり組2021年度9月のまとめ

健康

季節の変わり目による気温の変化により、体調を崩しやくなるので、手洗いやうがいの励行を行った。また、子どもたち自身で衣服の調整ができるよう長袖と半袖を用意してもらうよう各家庭に声をかけた。晴れの日には暑さを感じる日も多く、こまめに水分摂るようにした。引き続き室内では感染症対策のため、マスクの着用を促した。友だちに「マスクつけるんだよね!」と声をかける姿もあり、マスクが定着してきている。

人間関係

感染症の流行により登園を自粛していた家庭が多かったが、中旬頃からほぼ全員が登園できるようになり、久しぶりに会えたことを喜び合っていた。室内では折り紙を「こうやるんだよ!」と教え合ったり、廃材を使った制作遊びを協力して作り上げたりして、一緒に楽しむ姿があった。運動会に向けての活動を多く取り入れた際には友だちと一緒にやることを喜んだり、友だちの頑張る姿を応援するなど仲間意識が強くなり関係性の深まりを感じた。また、一緒に遊ぶ中で思いの行き違いや意見の相違でぶつかり合う姿が見られるが、一緒に遊ぶ子が仲を取り持ち話を聞いてあげるなど、子どもたち同士で解決しようと話し合うことも多くなってきた。

環境

涼しくなり、戸外遊びを存分に楽しむことができた。歩きながら、「キンモクセイのにおいがするね!」と植物の匂いに気が付いたり、「風が涼しくて気持ちがいいね。」と季節の変化を肌で感じているようだった。トンボが飛んでいる様子に気が付き、秋に多く生息する虫に変わったことに気が付き、「赤トンボが飛んでいるね。」と友だちと言い合う姿も見られたまた。また、公園に落ちていたどんぐりを拾い集め、ままごと遊びに使ったり、重さ比べをして楽しんでいた。

言葉

子どもたち同士で話し合いをしたり、互いに思いを伝え合って解決に導こうとしたりする姿が出てきた。
その中で、うまく伝えられなかったり、相手の話に耳を傾けられなかったりすることもあった。そのような時
は担任が仲立ちをし、伝え方や言葉の使い方を提案しながら子どもたちと一緒に考えるようにした。来月も様子を見ながら引き続き援助をしていく。

表現

十五夜にちなんで、制作活動を行った。お団子をお花紙で表現し、「どろだんごを作った時に似てる!」と自分の経験してきたことを思い出しながら、作り上げていた。「月」は折り紙を小さく切って貼り絵のようにした。オレンジと黄色を使って作る子、黄色だけで表現する子もいて、それぞれが自分の思う「月」を表現していた。また、自由遊びでは廃材を使って車や船、ロボットを作り出し、自分の考えたことを廃材製作で作り上げる姿があった。また、友だちとアイデアを出し合って作品を完成させる姿も見られた。…

4歳ゆり組2021年度8月のまとめ

健康

連日暑さが続いたので、水分を摂ったり、戸外で遊ぶ際には時間を短くして木陰に入って遊ぶようにした。大きく体調を崩すことなく、元気に過ごすことができた。汗をかいた日にはシャワーを浴びるようにし、清潔が保てるよう配慮していた。室内では感染症対策のため、マスクの着用を促した。慣れない様子の子もいるが、自分から気が付いてマスクを着用しようとする子が増えてきている。また、食事の際にはパーテーションを使って過ごすようにした。子どもたちにも食事をする際のマナーを改めて伝えるようにし、新しいマナーも浸透してきている。

人間関係

好きな遊びを自分たちで工夫しながら楽しむ姿があった。遊びの中でぶつかり合いが起きることもあるが、一緒に遊んでいた子が友だちの仲立ちをしたり、子どもたち同士で解決することができるようになってきた。自分の思いだけを相手に押し通そうとしてしまった時には、相手の思いが考えられるよう、声をかけ保育士が仲立ちするようにしてきた。様々な友だちと関わりが持てるよう、集団ゲームを積極的に行うようにしてきた。友だちとの関わることを喜び参加を楽しんでいた。

環境

散歩に出るとセミの鳴き声に気が付き、「これはアブラゼミの鳴き声だ!」と喜んでいた。虫の観察に夢中な姿があり、虫を見つけるとみんなで観察したり、自分の知っていることを友だちと共有し合って喜んでいた。また草花を摘んで色水遊びを楽しみ、「この花は良く色が出るね!」と新しい発見に繋がっていた。天気がいい日にはプールや水遊びも楽しむことができた。砂場に川を作って水遊びを楽しんだり、たらいに水をためて足をつけ、水の感触を存分に味わっていた。

言葉

子どもたち同士で話し合いをしたり、互いに思いを伝え合って解決に導こうとしたりする姿が出てきた。その中で、うまく伝えられなかったり、相手の話に耳を傾けられなかったりすることもあるが、仲立ちしたり、伝え方や言葉の使い方を知らせたりしていった。

表現

泡遊びや色水遊びなどの夏らしい遊びを存分に楽しんだ。泡遊びではもこもこの泡を作って容器に入れ、かき氷屋さんごっこを始めたり、バンダナやタオルを洗ってお洗濯屋さんを開いたりして、遊びを広げる姿があった。色水遊びでは、色と色の混ざり合いに気が付き「青と赤を混ぜると紫になった!」と発見を喜んでいた。工作遊びを好み、牛乳パックや段ボールを使ってロボットや動物を自分なりに工夫して作っていた。友だち同士で教え合ったり、楽しむ姿も見られた。…

4歳ゆり組2021年度7月の保育日誌

7月2日(金)雨

ひまわり組のお店屋さんごっこに参加した。参加する前に折り紙で財布を折り、お金を自分で持てるようにした。子どもたちも自分の財布が作れて嬉しそうにする姿があった。また、子どもたちとともに買い物をする際の声の掛け方を一緒に確認した。「これください!っていうんだよね!」と子どもたちなりに色々と考え、意見を出していた。お店屋さんごっこでも積極的にひまわり組に声を掛ける姿が見られた。また、自分で買った物を嬉しそうに身につけたり、友だちと見せ合ったりする姿があった。

 

7月8日(木)くもり

制作遊びが盛り上がりを見せ、画用紙や折り紙を使ってカチューシャやベルトを作って楽しんだ。その後、クラスを2チームに分け、ゲームを行った。“花いちもんめ”“ボール運びゲーム”“かけっこ”をした。チームで協力して楽しむ姿が見られた。また、負けてしまったチームは悔しがりながらも「また次に頑張ればいいよね!」という言葉も聞こえてきた。

 

7月13日(火)晴れ

今年度初めてのプール遊びを行った。子どもたちも入れることを喜んでいて、活動を期待している姿があった。以前にも2回程水着に着替えて水遊びを行っていたので、戸惑うことなく身支度を行うことができていた。プールを安全に楽しむために注意事項を伝えると真剣に耳を傾けていた。プールでは動物になりきって泳いだり、探検隊に変身してぐるぐるとプール内を回り、流れるプールを作ったりして楽しんだ。

 

7月19日(水)晴れ

育てていたなすを収穫し、観察画を描いた。クレヨンでなすの輪郭を描き、絵の具で色を塗った。よく観察しながら、「黒いところがある!」と自分で気が付いたところを描く子もいた。紙いっぱいに堂々と描いたり、細かいところまで丁寧に描いたりする子もいて、個性豊かな作品ができ上がった。自分の作品を見て、満足そうにする姿も見られた。

 

7月29日(木)くもり

プールに入った。雨で1週間ほど入ることができなかったので、子どもたちもプール活動を喜んでいた。子どもたちから「忍者に変身して泳いでみたい!」というアイデアが出たので、忍者になり切って遊んだ。ぐるぐるとプールの中を走りながら、「しゅりけんがとんできたぞ~!」というと、プールの中に隠れたり、静かに動いて見つからないようになりきるなど、楽しむ様子が見られた。

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4歳ゆり組2021年度6月のまとめ

健康

6月に入り、気温が高い日が多くなったこともあり、汗をかくことが多かった。身体を清潔に保つため、汗を拭くよう声を掛けたり、水分をよく摂るように促した。また、暑さにより疲れが出始める時期だったので、午睡の時間をいつもより少し長めに取り、眠れない子には布団の上で横になることで休息時間がとれるよう配慮した。

人間関係

友だちと一緒にブロックやままごと遊びを楽しむ一方で、思いがぶつかり合うと手が出てしまい、涙する姿が度々見られた。その都度、お互いの気持ちを聞きながら相手の思いに耳を傾けることの大切さを伝えた。また、クラスでの関わりがより一層深まるようゲームやふれあい遊びを取り入れ、充実感が味わえる機会をたくさん増やした。来月も友だちとの関わりの中で相手の気持を考える力や意思疎通がスムーズにいくよう仲立ちしていく。

環境

クラスでカブトムシを飼うことになった。毎日カブトムシを眺め、エサをあげることを喜び、観察する姿が見られた。また、カブトムシ図鑑を用意すると友だち同士で読んだり、知識を教え合っていた。
農園に植えたナスを収穫し給食の先生に調理してもらい、みんなで食べる機会を設けた。あまり野菜が得意でない子もチャレンジする姿が見られ、そして、自分で育てた野菜を食べることを喜んでいた。

言葉

自分の意見や思いを言葉にして伝える中で、言葉のレパートリーが少なく、上手く自分の気持ちを伝えられないことや、語気が強くなりすぎることがあった。クラス全体で話をし、相手への声の掛け方を一緒に考える機会を設けるようにした。保育士が仲介して思いを代弁し、その場にふさわしくない言葉や相手を傷つけるような言葉をいう子には、どのような言葉を使えばよいかを一緒に考え、時には保育士から提案しながら援助した。

表現

時の記念日にちなんで、かえるの時計を作った。顔はクレヨンで描き、「まつげを描いたよ!」「ニコニコしてるの!」と、楽しんで制作する様子が見られた。長針と短針を動かして時計への興味関心を深めたり、「かえるさんがお話してる!」と遊びを膨らませながら楽しんでいた。自由遊びでは机上遊びを存分に楽しんだ。紙に自由に絵を描いたり、はさみで切って釣りゲームや剣を作ったりした。自分で考えたことを工夫しながら自由に表現し、遊びを広げている姿が見られた。…

4歳ゆり組2021年度5月のまとめ

健康

意識的に手洗いうがいをしようという姿が見られ、戸外で活動をした後は必ず行う習慣ができている。特に看護士による手洗い指導の後は、より一層手洗いを入念に行い、意識が高まっているようだった。気温が高くなったことで、戸外活動後は疲れやすい姿が見られた。たくさん体は動かした後は水分補給をこまめに取ったり、休憩を促すようにした。また、午睡の大切さを伝え、眠れない子には布団の上で静かに過ごしたり、絵本を読んで体を休めるよう声をかけた。

人間関係

友だちと関わりを持って遊ぶことを喜んでいた。「一緒に遊ぼう!」と積極的に誘い合う姿がある一方で、遊びたい思いがあってもなかなか自分から誘えない子もいた。思いに寄り添いながら一緒に遊びに入ったり、関わる機会を多く持てるようにしていった。自分の思いが通らながあると、語気が強くなったり、自分の気持ちを伝えられず涙してしまう姿も見られた。

環境

積極的に散歩に出たり、遠足に行ったりしたことでたくさんの自然や生き物んい触れ合うことができた。気温が高くなり、虫を見つけることがおおくなった。見つけるとじっくりと観察をしたり、手にのせてみたりして興味や関心を深める姿が多く見られた。夏の収穫に向けて、なすといんげんを植えた。芽が出たり、茎が伸びて大きくなっていくことを喜んだり、水やりをしたりして、植物の生長に関心を抱く姿が見られた。

言葉

友だちの言動が気になってしまうあまり、相手の間違いを正そうと語気が強くなる子や、保育士だけに伝えて自分からは相手に伝えられない子が多かった。適切な言葉を一緒に考え、思いが伝えられるよう見守ったり、仲立ちするようにした。また、様々な言葉に興味を持ち、使ってみたいという思いから、言葉の意味を理解せずその場にふさわしくない言葉を使ってしまう姿も見られた。言葉の意味を伝えたり、適切な言葉で言い換えるようにその都度伝えていた。

表現

制作やぬりえ、折り紙を好んで遊ぶ姿が多くかった。自分で考えて自由に表現し、作る構成遊びや机上遊びでは、自分なりのイメージを具体化しながら楽しんでいた。また、友だちと一緒に同じ制作をすることを喜び、わからないところがあると「ここはどうやってつくるの?」と友だちや保育者に聞いて作ることを楽しんでいた。自由あそびで作った紙のバッグに自分で画用紙や折り紙で飾りを作ったり、自分なりの表現を楽しんでいた。…

4歳ゆり組2021年度4月のまとめ

健康

感染症の影響もあり、戸外から帰ってきた際や、食事の前後には手洗い・うがいを自ら進んで意識的に行う姿が見られた。また、気温が高い日には「半袖にする!」と言って、自分から衣服を調節する姿が見られた。気温の変化が大きく、その影響で咳や鼻水が出ている子が多かった。鼻水が出た際にはティッシュで鼻をかむことを促したり、部屋の温度を快適に保つよう配慮していた。

人間関係

進級を喜び、期待を持って過ごす姿がある一方で、環境の変化から、不安定になる様子の子が数名いた。それに伴い、玩具や場所の取り合いなどで手が出てしまうことが増えた。
相手の思いに気がつけるような言葉かけたり、自分の思いを言葉で伝えられるように、思いを聞くよう配慮していった。

環境

移行保育から4歳児クラスで過ごしていたこともあり、保育室には慣れてきたが、玩具の使い方や過ごし方がまだわからない子も多かった。子どもの様子にあった玩具を置くようにし、棚の配置や玩具の入れ替えを行った。ごっこ遊びが好きな子も多いため、生活再現遊びが盛り上がるよう、バンダナやスカート、バッグや化粧水の空き容器などを用意した。すると、自分で好きな物を選んで身につけたり、買い物ごっこやままごとなどを楽しんだりしていた。

言葉

遊びの中で、友だち同士の会話が盛り上がり、同じ経験をしたことを話して喜んでいた。
自分の思いを相手に伝えようとするが、語気が強くなってしまったり、相手の話が耳に入らなかったりして、トラブルになることも多かった。言葉の使い方や言い方を丁寧に伝えながら、自分の気持ちや考えを言葉にして伝えやすいような雰囲気を大切にした。

表現

構成遊びをしながら、じっくり自分の好きな物を作って遊んだり、ごっこ遊びを通して、友だちと遊びを共有したりして楽しんでいた。作った物や考えたことを認めてほめながら、自信につながるようにした。また、工作ができるコーナーを充実させるため、はさみやのり、テープやペンなどの道具を常設した。また、折り紙だけでなく、画用紙やコピー用紙、塗り絵なども常に十分な数があるようにし、使い方を丁寧に伝えながらも、危険ではないこと禁止せず、自由に制作を楽しめるようにした。…

4歳ゆり組2020年度3月のまとめ

健康

衣服の着脱や調節などを自分でやろうとする子が増えてきたため、体感や体調に合わせ必要に応じて声を掛けるようにした。身体測定では背が伸びたことを喜び、友だちと背比べをしたり、大縄を二人で跳ぶ時に背が高い方が後ろに並んだりして意識する姿も見られた。給食では、自分が食べられる量や物が分かるようになったため、事前に減らせるよう保育士に伝えることと、一口は食べてみようとすることを約束とした。苦手意識が強かった子も量が減ることで食べてみようとし、残食が減ってきた。

人間関係

ルールのある遊びや集団遊びの中でルールや約束事が統一されてきたことで、守ろうとする子や遊びを仕切ろうとする子が増えてきた。構成遊びでも、協力したり役割を分担したりするようになり、子どもたち同士でやり取りしながら遊びを発展させていた。その中で意見が食い違ったり、話を聞き入れてもらえなかったりすることもあるが、必ず互いの主張を聞くようにし、様々な意見や状況があることを伝えていった。

環境

使ったものを片付けてから次の遊びに行く習慣が身につきつつある。出しっぱなしにしてしまうと次に使うとき困ること、使い方を誤ると壊れたり危険に繋がったりすることを繰り返し伝えていった。また、進級に向け自分たちが使ったものや部屋を綺麗にしてから次のクラスへ引き渡すようにし、雑巾がけや棚拭きなどを行った。共同で使うものや場所を整理整頓することの大切さを知り、意識して片付けられるよう促していった。

言葉

生活に必要な言葉が分かるようになり、書いたり読んだりできる子も増えてきた、しかし、話が耳に入らなかったり、理解できなかったりすることもあるため、その都度意味や理由を伝えるようにした。関わりの中でも言葉のやり取りも増えたが、相手にとって嫌な言葉や言われたくないことがあることを伝え、言葉の使い方や状況なども知らせていった。また、順番、人数、回数、時間なども保育士が意識して声に出すようにし、こともたちの中でも意識できるよう工夫した。

表現

ひなまつりでは、和紙を格子編みして着物を作る制作を行い、紙を通す順番や色の組み合わせを考えながら取り組んでいた。遊びの中でも制作を自由に楽しめるよう、折り紙や様々な紙、素材を用意しておいた。また、忍者修行として大縄跳びや箸を使った遊びをし、自分ができるようになったことが分かるよう一人ずつにカードを作った。子どもの様子に合わせ、一対一で成果を褒めたり指導したりできるようにし、試験と称して保育士の前でできるようになったことを披露する時間を作った。すると、子ども達も意欲的に取り組み、合格して褒められると喜んでいた。…

4歳ゆり組2020年度2月のまとめ

健康

外遊びや散歩時に、自分の体感温度をふまえて衣服を調節するようになってきた。また、着がえや身体測定の際に衣服をたためるようになってきた子も多く、身の回りのことを自分でやろうとしたり、身支度をしたりしている姿を認め、自信につながるよう励ましていった。また、給食時に箸を取り入れるためにお箸の修行を始め、様々な素材のものを箸で掴んで運び、使い方やマナー、姿勢などを身に付けていけるようにした。

人間関係

友だちと一緒にルールを守りながら遊んだり、互いに意見やアイデアを出したりして遊んでいた。その中で、自分本位になってしまったり、意見が食い違ったりして喧嘩になることもあるが、手が出ることは減ってきた。言葉で思いを伝えようとしたり、相手の話に耳を傾けようとしたりする姿も見られるため、仲立ちしながら関わりを見守っていった。

環境

自分で使ったものを片付けることや、丁寧に使うことなどを伝えていき、整った環境の中で生活する心地よさを感じられるようにした。また、一つの活動や遊びを完結してから次の活動に移れるよう声をかけていった。天気のいい日には外遊びや散歩の機会を増やし、園外活動の際の危険や約束を伝え、身を守ることと約束を守ることの大切さを知らせていった。

言葉

ひらがなや数字に興味を持つ子が増え、本を読んだり手紙を書いたりしていた。数字が分かるようになるとすごろくやトランプでも遊べるようになり、保育士と一緒に楽しんでいた。生活の中でも必要な言葉を理解して、聞いたり使ったりするようになってきたが、汚い言葉遣いや相手を傷つけるような言葉を言うこともあるため、その都度ふさわしくないと伝え、正しい言葉遣いや、言われて嬉しい言葉について考える機会をつくるようにした。

表現

1月に行ったお店屋さんごっこの経験を活かし、クラスでもお店屋さんごっこを行った。アイスクリーム屋さんをやろうと決め、アイスの味や店の名前をグループで話し合った。2歳児クラスの子とペアになり、一緒に買い物を楽しんだり、自分で作ったサンバイザーを付けて売り子をしたりして楽しむことができた。また、ひなまつりの制作では、和紙で格子編みをしてひな人形の着物部分を作り、紙を通す順番や色合いを考えながら制作を楽しんでいた。…

4歳ゆり組2020年度1月のまとめ

健康

手洗い、うがいを自分で気付いてするようになり習慣化してきた。看護師からもくしゃみと咳がどのくらい飛ぶのか、鼻水はどうやってかむのかを教えてもらい、実際に絵で見て

学ぶことができた。また、朝の会や帰りの会で一日の流れを伝え身の回りの事や生活に必要なルールを守りながら、見通しを持って生活できるようにした。

人間関係

集団遊びのルールが定着し、互いに伝え合いながら守って遊んでいた。また、氷鬼では、鬼と逃げる人の人数のバランスを考え、自分たちで工夫する様子も見られた。話し合いの中で自分の意見や考えを主張する一方、相手の話にはなかなか耳を傾けられない姿もあったが、保育士が仲立ちしたり、話を整理したりすることで解決できるようになってきた。

環境

生活に見通しを持って活動できるように朝の会や帰りの会で子どもたちに予定を知らせ、部屋のホワイトボードに書いておくようにした。また、生活環境を整えることの大切さを知らせながら保育士が積極的に環境を整備していくと、使ったものを片付けたり、片付けを手伝ったりする子が増えてきた。綺麗な環境の中で生活することの心地よさや、片付けることで活動しやすくなることを感じられるよう働きかけていった。

言葉

正月に年賀状のやり取りをした経験から郵便屋さんごっこをして楽しんでいた。手紙をもらうことの嬉しさを感じたり、手紙を書きたいからと文字を描こうとしたりする姿が見られ、毎日ポストにはがきを入れていた。また、墨汁を使って書初めを行い、半紙に筆で字や絵を描いたり、自分の名前の頭文字から連想する絵を描き“おなまえかるた”の制作をしたりして、正月らしい遊びの中で文字や数字に触れることができた。

表現

異年齢交流の活動でおみせやさんごっこを行い、各グループで決めたお店の品物づくりを楽しんでいた。どんな素材を使い、なにを作るかなどに関心と意欲を持って取り組み、自分の所属するグループ以外の様子にも興味を持って「これどうやって作ったの?」と尋ねる姿もあった。制作の中で5歳児にやり方を教えてもらったり、3歳児を手伝う経験をしたりと、制作を通しての交流もみられた。…