2歳ちゅーりっぷ組まとめ・指導計画バックナンバー

2歳ちゅーりっぷ組2023年度7月のまとめ

健康

気温が高い日が続き、シャワーをする日が多かったが子どもたちは気持ちよさそうだった。シャワー後はなるべく汗をかかないようゆったり過ごせるようにしコーナー遊び等で十分楽しめるようにしていった。引き続き水分補給をこまめに取りながら体調の変化に留意していきたい。

人間関係

子ども同士名前を呼びあいながら関わる姿が見られるようになった。一人遊びを好むこともあるが、時に一緒を喜びながら並行遊びをしたりごっこ遊びをしたりしていた。ごっこ遊びではお医者さんごっこがブームで、子ども同士で役割を決め合いお医者さんや患者さんになりきって遊んでいた。

環境

七夕について、制作を作ったり笹を見たりすることで興味を持っていた。また、7日当日は幼児クラスと七夕の会に参加しペープサートを見たり歌を歌ったりして行事の雰囲気を感じていた。また今月は水や氷、泥等この時期ならではの遊びを思い切り楽しみ、氷遊びでは「つめたいね」「きもちいね」と感触を喜び、次第に氷が小さくなっていく様子に気づき不思議さを感じながら遊んでいた。

言葉

自分の気持ちを言葉にして伝えることができるようになってきた。また、その時の気持ちだけでなく休み中での出来事や家族の話をする子もいる。また、友だちの話や思いを聞くことも少しずつできるようになり、言葉でのやり取りが更に増えてきた。今後も子どもたちが重いをのびのびと発せられるよう環境を整えていきたい。

表現

制作では水性ペンを使ってアルミ箔にお絵かきをした。その後、お絵かきをしたアルミ箔に霧吹きをし、その上に紙をのせると、模様ができた。「いろがかわったよ」「あおとあかでむらさきになった」と色と色が混ざる光景を目にし、様々な発見を嬉しそうに話していた。また、踊ったり歌ったりすることを好み音楽が流れると身体を揺らしたり手を叩いたりして楽しむ姿が見られた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度6月のまとめ

健康

梅雨に入り、気温や温度差で鼻水が出ている子が多く、中には咳が出る子もいた。
体調を崩しやすい時期でもあるため、気温差に留意しながら室内の換気やエアコンの温度調整を確認し、快適に過ごせるようにしていた。
散歩中など疲れて座り込んでしまったり喉が渇いたと話しをすることがあったので健康状態に気を付け水分補給や休息と活動のバランスに配慮することに努めた。

人間関係

気の合う友だちを誘って同じ玩具で遊んだり、一緒にブロックを組み立てたりして子ども同士でやりとりをして遊ぶ姿が見られる。一緒に遊ぶ楽しさを味わいながら過ごしている。意見を言い合う姿も続いているが、遊びを提案し、譲り合いながら、折り合いをつける姿も増えている。必要に応じて仲立ちをし、友だちと遊ぶ楽しさを味わえるように見守った。

環境

緑の多い公園に行くと、てんとう虫やダンゴムシがいると自分で直接手にのせたり、蝶々がいるとみんなで追いかけたり触れて喜んでいた。友だちや保育者に見せて喜びを共有する姿もあった。子どもたちの親しみを持って触りたい気持ちを受けとめ、できる限り触れられるように配慮し、生き物の感触やぬくもりを感じれらるようにしていった。

言葉

自分から保育者や友だちに少しずつ話しかけるようになって家でのことや楽しかったことなど楽しそうに話しかけてくれるようになってきた。
手遊びや季節の歌など歌うことを楽しみ、ふとした時に気に入った歌を口ずさむ姿が見られた。

表現

電車の制作を行う。のりの使い方において、適量を取ることを伝えると、指先で調整し考えながら取り組んでいた。
戸外遊びでは夏の暑さで汗をかいた後にシャワーを気持ちよさそうに浴びている。
一人一人の気持ちを受けとめながら、梅雨のつかの間の晴れ間を味わいながら身体を動かすことの楽しさを味わえた。

 …

2歳ちゅーりっぷ組2023年度5月のまとめ

健康

コロナウイルスも二類から五類に引き上げられ、長期間休むことがなくなり、元気に登園してくることが多くなってきた。しかし、中旬から下痢、咳、鼻水、嘔吐などの風邪の症状で何人か休む子がいた。体調が変わりないか、登園時に保護者に聞くようにしていき、異常がある時は様子を見ながら、降園時に園での様子を細かく伝えるようにしていきながら連携をしていくようにした。まだ、気温の寒暖差が激しいため、注視していきながら様子を見ていく。

人間関係

お友だちとの関わりが増え、一緒に遊びを通していきながら、違うことをしていても近くで遊びをすることが増えてきた。他児に興味心が沸いてきている分、使っている玩具が欲しくなってしまうと突然とってしまいトラブルになってしまうことがある。泣いてしまった子も伝わらなかった子もお互いの気持ちを尊重しながら、「かして」と勇気を出して伝える大切さを一人一人が分かるよう個別に伝えていくと気持ちを切り替えて解決に至ることができている。たくさんの遊びを通していきながら一緒に関わることの楽しさが味わえるよう経験させていく。

環境

新しいお部屋にもだいぶ慣れてきたこともあり、子どもたちが楽しく遊べるよう配置を変更した。おままごとがやりたい時は、窓側の広いスペースでやるようにしたり、積み木や電車を作りたい時には、机を窓側によせたり、一人一人の遊びが続くよう工夫しながらやっていく。広くなったことで、他児とのトラブルも少し減り、集中して遊びに取り組んでいる姿がたくさん見られるようになった。また、夕方の園庭で遊んだ後や雨天時には、シール貼り、ボタン外し、そして粘土など普段とは違うことを経験できるようにした。これからも子どもたちが楽しく遊べるような環境づくりをこまめにしていきたい。

言葉

新しいお部屋や転園児にも慣れ、ピタゴラスを使ってお家を作り、積み木を積み上げてタワー状にしながら、少しずつ「遊ぼう」と誘っている姿が見られ、友だちに興味をもちながら、関わる姿が見られるようになった。関わりの中で、玩具を取られ、思い通りにならないと衝突してしまうこともあったため、お互いの気持ちを汲み取った上で解決していくと自然に気持ちをきりかえて仲良く遊んでいた。

表現

給食前やお散歩時といった活動の切り替え時に、手遊びをする。♪はらぺこあおむし、♪とんとんひげじいさん、♪きらきら星、♪はじまるよ、等の簡単な手遊びをお手本で見せてあげると、真剣に聞いたり、歌いながら一緒に真似したりするがたくさんいた。そして、覚えるのが早い子は、保育者のように一緒に大きな声で歌ってくれる姿が見られ、歌詞を忘れてしまった時には、「せんせい、〇〇だよ」と優しく声をかけてくれる姿が見られた。楽しむことが大好きな子どもたちのため、これからもいっぱい教えていきたい。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度4月のまとめ

健康

ちゅうりっぷ組での生活に少しずつ慣れ、自分のマークに愛着を持ち、洋服を着替えたり着替えた服を荷物掛けにかけに行ったりして身の回りのことを自分でやってみようとする姿がみられた。難しい時には「せんせいやって」と言葉で伝えていた。今後も自分でやってみたいという欲求を満足させ、できたことを褒め、子どもたちの意欲やより良い生活習慣につなげていく。

人間関係

一人遊びに夢中になる子もいるが、友だちに興味を持ち、一緒に同じ遊びをしたり、そこから遊びを発展させたりして関わり合いながら遊んでいた。「かして」「いいよ」「いまつかってるからあとでね」「もうすこしまってね」「ありがとう」と思いを伝えあいながら遊ぶことが多くなってきた。しかし思い通りにいかなかった際、咄嗟に手が出てしまうこともあったので、その都度仲立ちをし、思いを言葉で伝えられるよう促した。

環境

天気の良い日には散歩に出かけ、散歩先では鳥のさえずりを聞いたり、花を見たり、匂いをかいだり、虫を探したり、触れてみたり五感を使って春探しを楽しんだ。室内では、ブロックを集めて積み上げたり、お皿に食べ物を乗せてみたり、ぬいぐるみのお世話ごっこをしたりして好きな遊びを見つけ夢中になって遊んでいた。

言葉

4月当初は新しい環境に緊張している様子があったが徐々に慣れ言葉を発し、やり取りが増えてきた。子ども同士、名前を覚え遊びの中で名前を呼びあうことも増えてきた。家庭であったことを言葉で伝えようとすることもあったのでそこから会話のやり取りを楽しんだ。また絵本を読んでもらうことを好み、何度も読んでもらうことで言葉を覚え「じぶんで」とページをめくりながら覚えた言葉を発する子が多かった。

表現

親しみのある歌を歌ったりリズムに合わせて身体を動かしたりして遊んだ。いぬのおまわりさんやどんないろがすきの歌やハッピージャムジャムがお気に入りで歌ったり踊ったりして楽しい気持ちを表現していた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度3月のまとめ

健康

季節の変化のなかで、花粉症により鼻水や目のかゆみなどが見られたが、戸外活動で元気に身体を動かす姿が見られていた。公園では友だちとおいかけっこや鬼ごっこなどで全身を使って楽しんでいた。給食ではあまり食べなかった野菜を保育士に励まされながら食べるようとする姿が見られていた。

人間関係

友だちと一緒の遊びをするなかで同じ玩具を使いたいと取り合いになる様子が見られたが、「いっしょにつかおう」「あとでかして」と友だち同士で言葉を見つけて伝えている姿が見られていた。公園につくと友だちに「おままごとしよ!」「おにごっこしよ!」と遊びに誘って楽しむ姿が見られていた。

環境

新しいクラスへの進級に向けて上の階に上がって環境の変化が大きく見られたが、着替えやトイレなど保育士の声掛けで子どもたちも動くことができていた。気候が暖かくなってきたことからアリやダンゴムシを見つけて「ダンゴムシ!」と保育士や友だちと一緒に観察する姿が見られていた。

言葉

嫌なことにぶつかった時に保育士に「なにをしたかったからいやだったのか」を保育士に伝えられるようになってくる。保育士が仲立ちに入り「どうしたらともだちがうれしいか」

「どうしたらおもちゃをかしてくれるのか」を継続的に伝えてきたことから子ども同士で言葉を見つけて伝えている姿が見られていた。

表現

『はらぺこあおむし』の劇を発表会で披露したことから、遊びの中でも歌の中に出てくる果物を絵で描いて表現したりして友だちや保育者と喜びを共感している。制作でちゅうりっぷ組になった4月当初と同じ技法で自由画をすると『ここははなをかいたの』『ケーキをかいたんだよ』と描いたものを言葉で表現して保育士に伝えている様子が見られていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度2月のまとめ

健康

ほとんどの子がパンツで過ごせるようになり、自ら意欲的にトイレに向かう姿がみられた。活動の切り替わるタイミングでトイレに行くことを促すと、「今はでないの」と行くことを拒み、遊びの途中でも「おしっこ出る」と言って知らせトイレに向かっていた。また午睡中のおもらしも少しずつ少なくなっている。

人間関係

園庭に出るとバスマットを二列にたくさん並べて「これ道路なの」と二人でくるくると道路を走りだす、それを見ていた数人が一緒に走り出し仲間が増える。一人が「今は赤よ」と両手を広げて信号機になる、みな足を止め次の合図を待つ。「青になったよ」の掛け声で再び一斉に走り出す、二人で始めた遊びに仲間が加わり簡単なルールを共有しながら楽しむ姿がみられた。

言葉

公園の砂場で顔を近づけて寝転びリラックスの姿勢。四角い玩具を二人の前に立てながら「テレビでもみる?」「何見る?」「シンカリオンにする?アンパンマンにする?」と、お友だちに尋ねていた。その後、アンパンマンの歌を歌いだし、「次は何を見る?」と言いながら楽しそうに会話を続け、しばらく空想を膨らませながらの遊びを楽しんでいた。

環境

寒い日も身体を動かしに公園へ行った。朝の気温が低い日の公園の日陰には霜柱ができていて、膨らんだ土の割れ目にシャベルを入れると並んだ氷が出てくる。「氷だ!」と土のついた氷を容器に集めたり、上を歩いて「ふわふわだね」と感触を楽しんだりしていた。また溶けてぬかるんだ土を集めてチョコレート作りやお団子を作り「手が冷たいね」と季節ならではの遊びを楽しんでいた。

表現

ひな人形の制作をした。顔を描いたが目や鼻、口の位置を正しく描いている子が多くいた。色とりどりの和柄の折り紙の中から好きなものを選び、保育者に折り方を聞きながら着せて台紙に貼る。出来上がりを見ながら、「私のお雛様できた」と笑顔になっていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度1月のまとめ

健康

戸外から帰ってくると、手洗い、着替えをする。着替えを頑張る姿がよく見られるようになった。「公園で遊んで汚れたから着替えるんだよね」と話しをしていた。洋服の袖を脱ぐのが難しいようで、保育者がそばにつき「袖の端を持つと、脱ぎやすいよ」と手を添え丁寧に伝える。袖が通ると嬉しそうに「できたよ」と話す。着替え袋を廊下のコート掛けにかけに行く。友だちのマークも覚えていた「○○ちゃんのは、ここだよ」と教えていた。

人間関係

園庭のバスマットを使って家を作る。友だちが集まってくると「いいよ、入ってね。これからご飯なんだ」と砂で作ったご飯を出す。「私はお母さんね。○○君はお父さんだね。」と役を決めていた。お父さん役の子は「ただいま、仕事に行ってきた。」と話しをする。ご飯を皆で作り「いただきます。」と輪になり楽しそうに食べる。中には腰を曲げておじいちゃん役になりきる子もいた。

環境

5歳児クラスの子どもたちと一緒にお店屋さんごっこに参加した。ペアになり手をつないでお店の会場に入る。たくさんの商品を見て、子どもたちのワクワクする気持ちが伝わってきた。ドーナツ屋さんに入り「ドーナツ美味しそう。ピンクのイチゴ味がいい。」と話していた。商品を受取り代金を払う。5歳児クラスの子どもが「お金はこれだよ。どうぞして。」と優しく伝えていた。お買い物を楽しみ、満足した表情で部屋に戻ってきた。

言葉

生活発表で披露する“はらぺこあおむし”の歌を繰り返し聞く。歌詞を覚え、楽しんで歌う。「月曜日にはリンゴを食べるんだよね。」と保育者に聞く。「そうだね、じゃあ、火曜日には何を食べるの?」と聞くと「ナシ!」と元気よく答える。子どもたちには果物の名前を伝え、出番になったら前に出てくるよう伝える。保育者と一緒に歌いながら、前に出てくる姿がとても可愛らしかった。

表現

鬼のお面製作をする。毛糸を使って鬼の髪の毛を作る。「好きな色の毛糸を選んでね。鬼の髪の毛になるからね。」と伝えると、「どの色にしようかね?」と悩む姿が見られた。画用紙に糊をつけ、子どもたちが毛糸をつける。「毛糸はフカフカしていて気持ちいいね。」と感じたことを伝えていた。クレヨンを使って鬼の目、口を描く。「鬼は怖い顔をしているけど、皆の鬼は可愛いね。」と伝えると、子どもたちは笑っていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度12月のまとめ

健康

胃腸炎や嘔吐によって欠席する子が多く見られたが、登園する子は元気な様子だった。

鼻水や咳をする子も多く見られたので、一人一人の体調をこまめな検温や午睡時の布団の間隔をあけるなどの配慮をし、健康管理に努めた。手洗いや着替えなどにおいては、保育士と一緒にやりながら手の洗い方を覚え、できると「てがきれいになったね」と喜び、また、脱いだ服をたたむと、「服にアイロンかけたよ」と見せてくれるなど、身の回りのことを自分の力でやってみようと挑戦する姿が見られた。来月も、清潔に保つ心地よさを感じ、その習慣が身につくよう援助していく。

人間関係

公園に散歩に向かうと、子ども同士で「むしさがしをしようー!」「かくれんぼしよーよ!」と友だちと一緒に遊びを見つけている姿が見られた。おもちゃの貸し借りや場所の取り合いでは、「つかいたかったの!」「いまはダメ!あとで!」と揉めてしまう事もあったが、保育士がお互いの気持ちを受け止め、相手に伝えたい言葉を保育士が代弁し、解決方法を提案しながら援助した。継続的に行うことで、子どもたち同士で「じゅんばんこにしよ!」「さきにつかっていいよ!」と友だちの気持ちを思いやる姿が見られ、折り合いをつけながら遊べるようになってきた。

環境

おままごとの遊びの中では、家庭での生活場面をよく見て再現している様子が見られた。皿におもちゃの野菜を乗せるときにも、綺麗に並べてお友だちに「おりょうりできたよ!」と配っていた。戸外遊びではかくれんぼが人気で、「かくれんぼしよー」と友だちを誘い遊んでいた。おにごっこでは、保育士が

鬼になり追いかけると、「こっちだよ!」と言いながらタッチされないように全速力で走り、楽しむ姿が見られた。

言葉

保育士が子ども同士の関わりの中で相手がどういう気持ちかを継続して言葉にして伝えていくことで「かなしいきもちだよ」「いやなきもちだよ」と子どもの言葉で伝えている姿が見られるようになった。また、クリスマスにサンタクロースから何をもらったかを保育士に嬉しそうに言葉で伝えていた。

友だち同士では、保育室の電車の本を見ながら、「ぼくはこれもらったの」「ぼくはのぞみ!」とプレゼントをもらって嬉しかったことを楽しそうに会話をしていた。

表現

冬のパーティーでの「ジングルベル」の歌の発表に向けておやつ後に練習などをする。練習を重ねていく中で自分のオリジナルの振りふけをつけて歌っている姿が見られた。当日は緊張する様子を見られたが、保育士と目をあわせながら上手に歌うことが出来た。冬の制作では、毛糸をつかったゆきだるまを制作する。毛糸の感触を「ゆきみたいにふわふわしているね!」「わたしの、わたあめ!」と自分が感じたことを具体的に伝え、友だち同士で話し合いながら制作を楽しんでいた。完成した作品を「わたしのかおに、にている!」とユニークな発言を保育士に伝えていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度11月のまとめ

健康

朝夕と日中の気温差で咳や鼻水の出る子がいた。鼻水が出ると「鼻水を拭いてください」と言いにきていた子が自分でティッシュを取って拭く姿がみられた。
公園で追いかけっこをして走り、そして、段差からのジャンプや低い木への木登りなど、全身を使って遊ぶことでバランスよく歩けるようになり公園への行き帰りにかかる時間が短くなってきている。

人間関係

園庭にタイヤを並べて一人ずつタイヤに乗り込む。「私が運転手だよ」「お買い物に行くの」

「動物園に行くの」と言いながらごっこ遊びを楽しんでいた。また散歩に向かう時に「○○ちゃん一緒に手をつなごう」と呼びかける姿が見られた。様々な友だちと手をつないで散歩に行くことが楽しいと感じてもらえるように引き続き戸外活動に期待の持てる声かけを工夫していく。

環境

天気の良い日が続き、一日を通して散歩に出かけられる機会が多かった。公園に落ちている木の実や落ち葉をお店屋さんごっこのケーキやプリンに飾り付けをしたり、ひびが入っているドングリをみつけて中はどうなっているのかという興味から、外の硬い皮の下に薄い皮があることを知り、全部むくと「白くなったよ」と嬉しそうに見せてくれた。自然物を使って遊びを展開する様子がよく見られた。

言葉

子ども同士での関わりも増え「一緒にあそぼう」「これ(玩具)かして」など子どもの中で会話を広げている。保育者との言葉のやりとりの中でも、自分がしたかったこと、嫌だった気持ちなど、言葉を通して伝えられるようになってきた。友だち同士で意思疎通がうまくいかない時、保育者の仲立ちのもとで友だちに「〇〇がいやだった」「おもちゃをかしてほしかった」と伝えられるようになり、友だちの嫌だった気持ちなどを少しずつわかってきたが、引き続き様子を見守りながら援助していく。

表現

公園で拾ったドングリをペットボトルに入れマラカスを作り音に合わせて振る。音楽を聴きながら振るうちにキーボードのリズムとマラカスのリズムが合っていった。またキーボードのリズムに合わせて歩いたり、きらきら星の歌を歌うときに「きれいな声で歌おうね」

の言葉がけで歌う様子がみられ、褒められると嬉しそうに笑顔を見せていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度10月のまとめ

健康

秋になり過ごしやすい日々が続いている。日中、体を動かし元気よく外遊びを楽しんでいる子どもたち。「お腹空いたね。今日のご飯何だろう?」と給食を楽しみにしている声が聞こえる。園に戻りトイレや着替えをし、順々に手を洗い「いただきます」と言って食べ始める。「野菜、食べれたよ」と嬉しそうに話す子がいる。「すごいね。美味しいよね」と食べる意欲につながるような声がけをする。食事が終わり個々のタイミングで午睡に入る。

人間関係

園庭でゆり組の子どもたちと一緒に遊ぶ。ゆり組の子どもたちがバスマットを敷きおままごとを楽しんでいるのを見て、ちゅうりっぷ組の子どもたちも同じようにバスマットを敷き遊び始める。「ここがキッチンで、ご飯作るところ」とイメージを膨らませていた。ゆり組のお姉ちゃんが「差し入れです」とバケツ一杯に砂を入れて持ってきた。「ありがとう」と受け取り、シャベルで砂をかき混ぜ「今日のご飯よ」と話していた。

環境

散歩に行く時には、自分の帽子、靴下を持ってくる。準備が終わった子は「ここに帽子あるよ」と友だちに渡す。クラス全員の個人マークを覚えている。散歩から帰ってきて着替えをする。友だちの洋服の特徴を覚えていて「先生、これは〇〇くんの服だね」と話す。着替えた服を袋に入れて自分の荷物かけにかける。「先生、ここで合っているよね」と確認をする。「合っているよ」と返事をすると、ニコッと笑い絵本を読み始める。

言葉

朝の会をする。担任が「みんなおはよう」と挨拶をする。子どもたちは「おはよう」と元気よく挨拶をする。「今日のお天気はどうかな?」と質問すると子どもたちは窓を見て「晴れ」と返事をする。子どもたちは担任からの質問を楽しみにしている。友だちと玩具の取り合いで喧嘩になった時には「○○ちゃんに取られちゃったの。使っていたのに。」と自分の思いを言葉で担任に伝える。担任はその思いをしっかりと受け止める。

表現

公園の葉っぱが色づいてきた。子どもたちは葉っぱを集めて透明コップの中に入れる。「見て。リンゴジュースができたよ」と葉っぱをジュースに見たてて遊ぶ。「トッピングもできますよ。辛いのと甘いのがあります」と話す。「甘いのをお願いします」と答えると、赤い木の実をのせ、小枝をストローに見立て「甘いジュースの出来上がり。召し上がれ」とご馳走してくれた。…