2歳ちゅーりっぷ組まとめ・指導計画バックナンバー

2歳ちゅーりっぷ組2023年度11月のまとめ

健康

一日半袖で過ごせる日が多かった10月とは変わり、気温の低下で鼻水や咳で休む子が増えてきた。また、インフルエンザ接種の副作用で熱が出る子も数名いた。一日元気に過ごして休むことが少なくなるよう、寄り添いながら入眠についたり、手洗いを一緒にしたりした。最初は泡をつけるのが怖いという子もいたが、成功体験を増やしていくうちに克服出来た。

人間関係

天候がいい日が続いたため、戸外活動に行くことが増えてきた。園庭や公園では、友達や保育士等と「むっくりくまさん」や「追いかけごっこ」をする。逃げる役、追いかける役に分かれ、歌や数を数えた後追いかける。最初はルールが分からなくても繰り返し行っていくうちに覚えられる子が増えてきた。また、三歳になった子も多く個々から集団で遊ぶ機会が増えてきた。これからもたくさんの遊びやゲームを展開していきたい。

環境

落ち葉やまつぼっくりが落ちている季節になってきた。中でもどんぐりが大人気でたくさん拾ったものを一つ、一つ袋に入れていく。中には「持って帰りたい」という子もおり大事に握りしめながら歩いている姿が見られた。また、落ち葉に穴をあけておばけを作る子など一人一人が発想を浮かべながら作っていた。

言葉

戸外活動をしていると隣の家から料理の匂いがしてきた。それに気づいた子が「ピザの匂いがする」「ポテトの匂いがする」と友だちや保育士等に伝えやりとりをしながら楽しんでいた。また、別日には、消防署に行き消防車がいないと「もう一台はどこにいったのかな」と物や匂いで感じたこと、思ったことを上手にやり取りできる場面が増えてきた。

表現

12月のクリスマス制作に向け、中旬から下旬にかけてサンタブーツを作る。事前に好きな色を聞いたうえで、型にクレヨンで塗る。単色をたくさんにじませたり、複色を少しずつ塗ったりしていた。シール貼りでは、小さいシールと大きなシールを上手く貼りながら「おえかきたのしい」「すごい」「これリボンとはーと描いたんだ」と自慢しながら一人一人が一生懸命に楽しみながら取り組んでいた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度10月のまとめ

健康

着替えや排泄、散歩支度など、自分でできることを積極的にやってみようとする姿が多く見られるようになってきた。目を輝かせながら取り組み、できると「せんせいみて」「できた」と嬉しそうにしていた。個々の動きを見守り、子どもが困った時にはいつでもすぐに対応できるようにしていく。

人間関係

「こっちにきて」「〇〇ちゃんいっしょにあそぼう」と気の合う友だちを誘い合い、一緒を楽しみながら遊ぶようになってきた。遊びの中でペアを作ったり、「だいじょうぶ?」と気にかけたりして子ども同士のやり取りが深まってきた。その分トラブルも起こるが、その都度保育士等の仲立ちの中で思いを言葉で伝えあえるようになってきた。

環境

木の実や葉を拾い、眺めたり匂ったりして秋の自然物に触れ戸外遊びを楽しんだ。「よくみたらこっちはおおきくてまあるいね」と大きさや形を比べて見たり数を数えようとしたりして遊びが広がってきた。長い距離も歩けるようになってきているので、今後も安全な環境を整えて戸外遊びが十分楽しめるようにしていく。

言葉

生活に必要な言葉を少しずつ覚え、発し、簡単なごっこ遊びを楽しんでいた。「いっしょにやろうか」「これもどうぞ」「じゅんばんね」「さきにかしてあげるね」「どっちにする?」と言葉を交わしながら関わることが増えてきた。一方的ではなく、言葉のやりとりが活発になってきているので今後も子どもたちにわかりやすい言葉遣いを心掛け、言葉のやりとりがより楽しめるようにしていく。

表現

絵の具を使って木を表現した。子どもたちは好きな色を2色選び、混ぜると色が徐々に変わっていく様子を目を輝かせながら見ていた。また、ハロウィン制作では子どもたちの大好きな『おばけなんてないさ』の絵本から、風船に好きなように顔のパーツを貼りオバケを作った。あえて目を上下に貼ったり、口の向きを変えたりして楽しみながら取り組んでいた子どもたちであった。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度9月のまとめ

健康

子どもたちが、自分からトイレに行ける子が増えてきた。パンツで過ごす子も増えてきた。できた時には「せんせいでた」と嬉しそうに声をかけてくる。その時には、「すごいね!」と保育者が声をかける。できた時には大いに褒めてあげる。できない時には「でなかった」と話をしてくる。その時には「トイレに座れてえらかったね!次は出るといいね!」保育者が次に期待が出来る声かけをしていく。

人間関係

散歩の時に靴がなかなか履けない子に友だちの靴を履かせてあげたりする姿が見られた。困っているお友だちを助けてあげたいという気持ちがでてきた。自分が靴がなかなか履けない時に他のお友だちに履かせてもらっていた子だった。保育者が優しい気持ちを大切にし、大いに褒めることクラスに友だちを思いやる気持ちが浸透するようにしていく。

環境

天気の良い日が続き公園へ散歩に出かけた。
公園の中で、落ちていたどんぐりを拾う。「いっぱいひろたよ」と話すと他園の子に「どんぐりあげる」と言っておすそわけをしてくれて「ありがとう」と言われるととっても嬉しそうにしていた。子ども同士で「カマキリいたよ」と声をかけ合って、公園にいる生き物にも命があることに気づいてくる。

言葉

子どもたち同士での話をする姿よく見られる。公園に散歩に行った際は「おはながさいてる」「あっちにむしがいるよ」など遊びの中での言葉が飛び交う。「ごめんね」「ありがとう」を自分で言えるようになった子が増えてくる。まだ自分で上手く伝えられない子には、保育者が仲立ちに入り適切な言葉を伝える。読み聞かせで聞いた紙芝居や絵本のセリフを、おままごとの中で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と場面にあわせて言葉にして使っている。

表現

山の音楽家の歌に振りをつけて大きな声で歌い楽しんでいる姿が見られた。
ハロウィン制作では風船にそれぞれ制作する。自分の好きなところにおばけの目・口のパーツをつけて制作する。それぞれ個性のある素敵なおばけの顔ができた。お互いに制作したかおばけを見せ合って「かわいいね」「このおばけ〇〇ちゃんの?」と伝えていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度8月のまとめ

健康

引き続き、気温が高い日が続き、鼻水や咳、夏風邪が流行った。久しぶりの登園や体調がいつもよりすぐれない場合は、熱を測ったり、看護師に共有したりしていくようにした。またお迎え時にはより細かく伝えていきながら保護者の方との信頼関係を構築した。上旬には、手足口病の症状で午睡中に痙攣が見られた。その前の段階をしっかりと見ていたため、大事には至らなかったが、今後も注視していくようにしていきたい。

人間関係

三歳の誕生日を迎える子が増え、女児を中心におままごとやプリキュアごっこなどといったごっこ遊びや、集団で遊ぶ機会がとても増えてきた。友だちと「これやろう」「いれて」といった言葉を通して展開していく場面が多く見られる中で、自分の思いが伝わらなかったり、衝突してしまったりすることが増えてきた。注視していきながら見守ったうえで、必要に応じて援助や助言をするようにしていった。引き続き様子をみていく。

環境

新しい保育室にもだいぶ慣れてきたが、気温の上昇から室内での活動時間が多く、手持ち部沙汰になっている姿が見られた。子どもたちがより集中して遊べるよう、夕方を中心にたんぽぽ組やもも組に何人か分散させたり、多目的室にてマットを使って走ったりした。いつもと違う環境で遊ぶことによって一人一人が集中して遊ぶことが出来ていた。これから、進級して半年がたち遊びに飽きないよう玩具を充実させていきたい。

言葉

自由遊びやお友だちとの関わりが増えていく中で「ねえ。かして」「せんせい、むし、こわい」など二語文や三語文が出る子が多く見られてきた。その分、自分の思い通りにならないことが多く見られ「かえして」「○○ちゃん、もうきらい」と言葉で訴えている。上手く表現できない子に関しては、手が出たり、癇癪を起こして泣いてしまう事が見られる。一人一人の様子をしっかり見ていくようにしていき、思いを汲み取ったり、代弁したりしながら見るようにした。今後も遊びが発展しながら色々な言葉が展開できるようにしていく。

表現

シール貼りをした。大きな緑色の模造紙を準備すると「やりたい」「これなに?」と聞いてくる。特に卵型が大人気で「せんせい、たまごのシールはりたい」「ちょうだい」と保育士等に伝えてくる姿が見られた。事前に描いた線の上や真ん中、端っこなど一人一人が個性豊かに取り組んでいる姿が見られた。そしてその上からクレヨンを使ってぐるぐる描きをたくさんの色を使って自分の力で表現していた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度7月のまとめ

健康

気温が高い日が続き、シャワーをする日が多かったが子どもたちは気持ちよさそうだった。シャワー後はなるべく汗をかかないようゆったり過ごせるようにしコーナー遊び等で十分楽しめるようにしていった。引き続き水分補給をこまめに取りながら体調の変化に留意していきたい。

人間関係

子ども同士名前を呼びあいながら関わる姿が見られるようになった。一人遊びを好むこともあるが、時に一緒を喜びながら並行遊びをしたりごっこ遊びをしたりしていた。ごっこ遊びではお医者さんごっこがブームで、子ども同士で役割を決め合いお医者さんや患者さんになりきって遊んでいた。

環境

七夕について、制作を作ったり笹を見たりすることで興味を持っていた。また、7日当日は幼児クラスと七夕の会に参加しペープサートを見たり歌を歌ったりして行事の雰囲気を感じていた。また今月は水や氷、泥等この時期ならではの遊びを思い切り楽しみ、氷遊びでは「つめたいね」「きもちいね」と感触を喜び、次第に氷が小さくなっていく様子に気づき不思議さを感じながら遊んでいた。

言葉

自分の気持ちを言葉にして伝えることができるようになってきた。また、その時の気持ちだけでなく休み中での出来事や家族の話をする子もいる。また、友だちの話や思いを聞くことも少しずつできるようになり、言葉でのやり取りが更に増えてきた。今後も子どもたちが重いをのびのびと発せられるよう環境を整えていきたい。

表現

制作では水性ペンを使ってアルミ箔にお絵かきをした。その後、お絵かきをしたアルミ箔に霧吹きをし、その上に紙をのせると、模様ができた。「いろがかわったよ」「あおとあかでむらさきになった」と色と色が混ざる光景を目にし、様々な発見を嬉しそうに話していた。また、踊ったり歌ったりすることを好み音楽が流れると身体を揺らしたり手を叩いたりして楽しむ姿が見られた。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度6月のまとめ

健康

梅雨に入り、気温や温度差で鼻水が出ている子が多く、中には咳が出る子もいた。
体調を崩しやすい時期でもあるため、気温差に留意しながら室内の換気やエアコンの温度調整を確認し、快適に過ごせるようにしていた。
散歩中など疲れて座り込んでしまったり喉が渇いたと話しをすることがあったので健康状態に気を付け水分補給や休息と活動のバランスに配慮することに努めた。

人間関係

気の合う友だちを誘って同じ玩具で遊んだり、一緒にブロックを組み立てたりして子ども同士でやりとりをして遊ぶ姿が見られる。一緒に遊ぶ楽しさを味わいながら過ごしている。意見を言い合う姿も続いているが、遊びを提案し、譲り合いながら、折り合いをつける姿も増えている。必要に応じて仲立ちをし、友だちと遊ぶ楽しさを味わえるように見守った。

環境

緑の多い公園に行くと、てんとう虫やダンゴムシがいると自分で直接手にのせたり、蝶々がいるとみんなで追いかけたり触れて喜んでいた。友だちや保育者に見せて喜びを共有する姿もあった。子どもたちの親しみを持って触りたい気持ちを受けとめ、できる限り触れられるように配慮し、生き物の感触やぬくもりを感じれらるようにしていった。

言葉

自分から保育者や友だちに少しずつ話しかけるようになって家でのことや楽しかったことなど楽しそうに話しかけてくれるようになってきた。
手遊びや季節の歌など歌うことを楽しみ、ふとした時に気に入った歌を口ずさむ姿が見られた。

表現

電車の制作を行う。のりの使い方において、適量を取ることを伝えると、指先で調整し考えながら取り組んでいた。
戸外遊びでは夏の暑さで汗をかいた後にシャワーを気持ちよさそうに浴びている。
一人一人の気持ちを受けとめながら、梅雨のつかの間の晴れ間を味わいながら身体を動かすことの楽しさを味わえた。

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2歳ちゅーりっぷ組2023年度5月のまとめ

健康

コロナウイルスも二類から五類に引き上げられ、長期間休むことがなくなり、元気に登園してくることが多くなってきた。しかし、中旬から下痢、咳、鼻水、嘔吐などの風邪の症状で何人か休む子がいた。体調が変わりないか、登園時に保護者に聞くようにしていき、異常がある時は様子を見ながら、降園時に園での様子を細かく伝えるようにしていきながら連携をしていくようにした。まだ、気温の寒暖差が激しいため、注視していきながら様子を見ていく。

人間関係

お友だちとの関わりが増え、一緒に遊びを通していきながら、違うことをしていても近くで遊びをすることが増えてきた。他児に興味心が沸いてきている分、使っている玩具が欲しくなってしまうと突然とってしまいトラブルになってしまうことがある。泣いてしまった子も伝わらなかった子もお互いの気持ちを尊重しながら、「かして」と勇気を出して伝える大切さを一人一人が分かるよう個別に伝えていくと気持ちを切り替えて解決に至ることができている。たくさんの遊びを通していきながら一緒に関わることの楽しさが味わえるよう経験させていく。

環境

新しいお部屋にもだいぶ慣れてきたこともあり、子どもたちが楽しく遊べるよう配置を変更した。おままごとがやりたい時は、窓側の広いスペースでやるようにしたり、積み木や電車を作りたい時には、机を窓側によせたり、一人一人の遊びが続くよう工夫しながらやっていく。広くなったことで、他児とのトラブルも少し減り、集中して遊びに取り組んでいる姿がたくさん見られるようになった。また、夕方の園庭で遊んだ後や雨天時には、シール貼り、ボタン外し、そして粘土など普段とは違うことを経験できるようにした。これからも子どもたちが楽しく遊べるような環境づくりをこまめにしていきたい。

言葉

新しいお部屋や転園児にも慣れ、ピタゴラスを使ってお家を作り、積み木を積み上げてタワー状にしながら、少しずつ「遊ぼう」と誘っている姿が見られ、友だちに興味をもちながら、関わる姿が見られるようになった。関わりの中で、玩具を取られ、思い通りにならないと衝突してしまうこともあったため、お互いの気持ちを汲み取った上で解決していくと自然に気持ちをきりかえて仲良く遊んでいた。

表現

給食前やお散歩時といった活動の切り替え時に、手遊びをする。♪はらぺこあおむし、♪とんとんひげじいさん、♪きらきら星、♪はじまるよ、等の簡単な手遊びをお手本で見せてあげると、真剣に聞いたり、歌いながら一緒に真似したりするがたくさんいた。そして、覚えるのが早い子は、保育者のように一緒に大きな声で歌ってくれる姿が見られ、歌詞を忘れてしまった時には、「せんせい、〇〇だよ」と優しく声をかけてくれる姿が見られた。楽しむことが大好きな子どもたちのため、これからもいっぱい教えていきたい。…

2歳ちゅーりっぷ組2023年度4月のまとめ

健康

ちゅうりっぷ組での生活に少しずつ慣れ、自分のマークに愛着を持ち、洋服を着替えたり着替えた服を荷物掛けにかけに行ったりして身の回りのことを自分でやってみようとする姿がみられた。難しい時には「せんせいやって」と言葉で伝えていた。今後も自分でやってみたいという欲求を満足させ、できたことを褒め、子どもたちの意欲やより良い生活習慣につなげていく。

人間関係

一人遊びに夢中になる子もいるが、友だちに興味を持ち、一緒に同じ遊びをしたり、そこから遊びを発展させたりして関わり合いながら遊んでいた。「かして」「いいよ」「いまつかってるからあとでね」「もうすこしまってね」「ありがとう」と思いを伝えあいながら遊ぶことが多くなってきた。しかし思い通りにいかなかった際、咄嗟に手が出てしまうこともあったので、その都度仲立ちをし、思いを言葉で伝えられるよう促した。

環境

天気の良い日には散歩に出かけ、散歩先では鳥のさえずりを聞いたり、花を見たり、匂いをかいだり、虫を探したり、触れてみたり五感を使って春探しを楽しんだ。室内では、ブロックを集めて積み上げたり、お皿に食べ物を乗せてみたり、ぬいぐるみのお世話ごっこをしたりして好きな遊びを見つけ夢中になって遊んでいた。

言葉

4月当初は新しい環境に緊張している様子があったが徐々に慣れ言葉を発し、やり取りが増えてきた。子ども同士、名前を覚え遊びの中で名前を呼びあうことも増えてきた。家庭であったことを言葉で伝えようとすることもあったのでそこから会話のやり取りを楽しんだ。また絵本を読んでもらうことを好み、何度も読んでもらうことで言葉を覚え「じぶんで」とページをめくりながら覚えた言葉を発する子が多かった。

表現

親しみのある歌を歌ったりリズムに合わせて身体を動かしたりして遊んだ。いぬのおまわりさんやどんないろがすきの歌やハッピージャムジャムがお気に入りで歌ったり踊ったりして楽しい気持ちを表現していた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度3月のまとめ

健康

季節の変化のなかで、花粉症により鼻水や目のかゆみなどが見られたが、戸外活動で元気に身体を動かす姿が見られていた。公園では友だちとおいかけっこや鬼ごっこなどで全身を使って楽しんでいた。給食ではあまり食べなかった野菜を保育士に励まされながら食べるようとする姿が見られていた。

人間関係

友だちと一緒の遊びをするなかで同じ玩具を使いたいと取り合いになる様子が見られたが、「いっしょにつかおう」「あとでかして」と友だち同士で言葉を見つけて伝えている姿が見られていた。公園につくと友だちに「おままごとしよ!」「おにごっこしよ!」と遊びに誘って楽しむ姿が見られていた。

環境

新しいクラスへの進級に向けて上の階に上がって環境の変化が大きく見られたが、着替えやトイレなど保育士の声掛けで子どもたちも動くことができていた。気候が暖かくなってきたことからアリやダンゴムシを見つけて「ダンゴムシ!」と保育士や友だちと一緒に観察する姿が見られていた。

言葉

嫌なことにぶつかった時に保育士に「なにをしたかったからいやだったのか」を保育士に伝えられるようになってくる。保育士が仲立ちに入り「どうしたらともだちがうれしいか」

「どうしたらおもちゃをかしてくれるのか」を継続的に伝えてきたことから子ども同士で言葉を見つけて伝えている姿が見られていた。

表現

『はらぺこあおむし』の劇を発表会で披露したことから、遊びの中でも歌の中に出てくる果物を絵で描いて表現したりして友だちや保育者と喜びを共感している。制作でちゅうりっぷ組になった4月当初と同じ技法で自由画をすると『ここははなをかいたの』『ケーキをかいたんだよ』と描いたものを言葉で表現して保育士に伝えている様子が見られていた。…

2歳ちゅーりっぷ組2022年度2月のまとめ

健康

ほとんどの子がパンツで過ごせるようになり、自ら意欲的にトイレに向かう姿がみられた。活動の切り替わるタイミングでトイレに行くことを促すと、「今はでないの」と行くことを拒み、遊びの途中でも「おしっこ出る」と言って知らせトイレに向かっていた。また午睡中のおもらしも少しずつ少なくなっている。

人間関係

園庭に出るとバスマットを二列にたくさん並べて「これ道路なの」と二人でくるくると道路を走りだす、それを見ていた数人が一緒に走り出し仲間が増える。一人が「今は赤よ」と両手を広げて信号機になる、みな足を止め次の合図を待つ。「青になったよ」の掛け声で再び一斉に走り出す、二人で始めた遊びに仲間が加わり簡単なルールを共有しながら楽しむ姿がみられた。

言葉

公園の砂場で顔を近づけて寝転びリラックスの姿勢。四角い玩具を二人の前に立てながら「テレビでもみる?」「何見る?」「シンカリオンにする?アンパンマンにする?」と、お友だちに尋ねていた。その後、アンパンマンの歌を歌いだし、「次は何を見る?」と言いながら楽しそうに会話を続け、しばらく空想を膨らませながらの遊びを楽しんでいた。

環境

寒い日も身体を動かしに公園へ行った。朝の気温が低い日の公園の日陰には霜柱ができていて、膨らんだ土の割れ目にシャベルを入れると並んだ氷が出てくる。「氷だ!」と土のついた氷を容器に集めたり、上を歩いて「ふわふわだね」と感触を楽しんだりしていた。また溶けてぬかるんだ土を集めてチョコレート作りやお団子を作り「手が冷たいね」と季節ならではの遊びを楽しんでいた。

表現

ひな人形の制作をした。顔を描いたが目や鼻、口の位置を正しく描いている子が多くいた。色とりどりの和柄の折り紙の中から好きなものを選び、保育者に折り方を聞きながら着せて台紙に貼る。出来上がりを見ながら、「私のお雛様できた」と笑顔になっていた。…