【健康】
子ども達は食事や着替えなど日常の基本的な生活習慣も興味関心が向いてきて自分でそれらをしようとしている。最初は出来ないことが多かったが、食具を使って好きな食材を食べようとしたり、衣服の着脱も「先生これリボンの付いてる方が前でいい?」など注意深く見て自分でしようとしている。そして試行錯誤を重ねながら自分でできた時の達成感や心地よさを味わうことも多い。
【人間関係】
他の子どもと関わりを深めていく中で、自己主張をし合ったり、いざこざが起きたりすることも多くなる。保育士等は、子ども一人一人が十分に自己を発揮しながら様々な場面で他の子どもと関わりがもてるようにしている。又、生活する中で自分の思いを相手に伝えられるようにしている。そして、相手にも思いがある事に気づく事ができるように、仲立ちして行くことを大切にしている。
【環境】
1/9に新年子ども会があった。子ども達はペープサートで十二支のお話を、座って見ることができていた。少し難しいお話しではあったが、一人一人自分のわかる部分に興味を持ち今年は、「へび年なのね。」と理解できる子もいた。こうして子どもたちは、さらに興味や関心の幅を広げていくので、これからも幼児の行事に積極的に参加していきたい。
【言葉】
最近子どもたちは、ごっこ遊びが大好きだ。エプロンや三角巾をしておままごとしたり、園庭では、タイヤにマットを立てて、自分のお家にし「ピンポーン」と言って
友だちの家を訪ねるお家ごっこを楽しんでいる。子どもたちは、ごっこ遊びの中で思いを言葉で表現し、言葉を交わすことの楽しさを、存分に味わっている様子が見られる。
【表現】
園庭のいつも同じ場所にある木が季節の移ろいと共に葉のない木になっている。子どもたちは、「あれこの葉っぱカサカサするね」と手に握りしめている。「本当だ!はっぱさん木から落ちちゃったね」というと葉をパラパラとして遊び始めた。保育士等も一緒に「葉っぱの雪だね」と言って遊んでいく。子どもが枯れてなくなった木から冬を感じる。子どもの活動を保育士等は一緒に経験し、色々な言葉を発して子どもの表現の土台なってくれたら嬉しい。…
(健康)
朝晩は、寒かったが日中は天気も良く、暖かい日が続いて戸外遊びを楽しんでいた。咳、鼻水の出る子もいたが特に大きく体調を崩す子はなく、元気に過ごしていた。外遊びから帰ってきて手洗いの声かけをし「きれいになって気持ちいいね!」と清潔にする心地よさを伝えてきた。また、着脱面では、自分たちでやろうとする姿が多く見られ脱いだ服も保育士に教えてもらいながら上手に畳んで袋にしまうことが出来るようになってきた。
(人間関係)
公園に散歩にいくと、「○○ちゃん手をつなごう!」と誘い合ったり公園に着くと、「一緒にすべり台しよう!」「まてまてごっこしよう!」と友だちとの関わりを楽しんでいた。そんな中、お互いの言葉や理解の行き違いから、トラブルになることもあるが、保育士が仲立ちをし、解決方法を提案しながら援助し見守ってきた。
(環境)
戸外遊びでは、追いかけっこが人気で「おにごっこしよう」と保育士や友だちを誘い簡単なルールのある遊びを少しずつ理解しながら楽しんでいた。また、公園に散歩に出掛けると公園に咲いている花や赤い実を集中して拾い、自然に触れて楽しむ姿も多く見られた。
(言葉)
友だちとの関わりがある中で、色々な言葉を覚え、二語文、三語文で話せる子が増え、楽しそうに話する姿が多く見られた。又、クリスマス会にサンタクロースからプレゼントをもらったことを嬉しそうに保育士や友だちに伝えていた。また、友だちに対して言われて嬉しい言葉、嫌な言葉があることを少しづつ伝えていった。
(表現)
12月の制作で画用紙で靴下を作り色々な型に絵の具を付けて、のびのびと集中して描画する姿が見られた。クリスマス会で「♪あわてんぼうのサンタクロース」の歌を保育士のギターの音を聞きながら、楽しく歌ったり、自分たちで作った手作りどんぐりマラカスで個々にリズムに乗ってマラカスを振り演奏を楽しんでいた。…
健康
咳・鼻水がでている子が多く見られたが、「はなみずでちゃった」と保育士等に伝え鼻水を拭いてもらう子、「せんせい、はなみずふいたよ」と自分でティッシュを取って鼻水を拭いて清潔にする子など自分の不快を言葉で伝えられるようになる。トイレへの声掛けを保育士等がしなくても自分からトイレへ向かってくれる子が増え、オムツが濡れていない子が「トイレすわる!」と意欲的に便座に座る子もまた増えてきている。散歩先の公園では友だちや保育士等を誘って鬼ごっこをして思いっきり身体を動かして遊んでいる。
人間関係
友だちや保育士等との園生活での関わりが増えていく中で、ごっこ遊びの中で保育士等が子どもたちに伝えている言葉を真似して取り入れたり、保育士等が掃除している様子を見てごっこ遊びの中で掃除する真似をしたりして遊ぶ様子が見られる。子どもたちの思いを受け止め、繰り返し伝えていく中で散歩に出かける際のきまりなどを保育士等が話す際にしっかりと聞いてくれ安全に散歩を楽しんでいる。
環境
保育室や園庭のおもちゃでよく遊んでいく中で興味・関心がとても強くなり、大きな積み木を使って電車と駅を作り「まもなくしゅっぱつしまーす」と子どもたちのなかでおもちゃを工夫して使いイメージを膨らませて遊んでいる。散歩で自分だけの特別なバックを用意して散歩へ向かい、ドングリや松の実、落ち葉など秋の季節のものを子どもたち一人一人が集めて楽しむ様子が見られる。
言葉
子ども同士での関わりも増え「一緒にあそぼう」「これ(玩具)かして」など子どもの中で会話を広げている。保育士等との言葉のやりとりの中でも、自分がしたかったこと、嫌だった気持ちなど、言葉を通して伝えられるようになってきた。友だち同士で意思疎通がうまくいかない時、保育士等の仲立ちのもとで友だちに「〇〇がいやだった」「おもちゃをかしてほしかった」と伝えられるようになり、友だちの嫌だった気持ちなどを少しずつわかってきたが、引き続き様子を見守りながら援助していく。
表現
12月のクリスマス制作に向け、クリスマスブーツを作る。好きな色を聞いてクリスマスブーツに綿をつけてデザインする。「サンタさんくるかな?」と期待を寄せて一人一人ブーツに綿を貼り付ける。おもちゃスタンプでは、普段慣れ親しんでいるおもちゃに絵の具をつけ、一人一人力一杯クリスマスブーツにスタンプをして自分だけのブーツを作る。「サンタさんにでんしゃもらう!」「わたしはプリンセスもらう!」とクリスマスを楽しみにしながら取り組んでいた。…
健康
公園で夢中になって遊び手繋ぎで帰る途中子ども達が口々に「お腹すいた~給食なんだろうね!などと言って子ども同士話す姿が見られる。園に近づくととてもいい匂いにつられて子どもたちも「カレーかな?カレー大好き!」と言っているので、手洗いを済ませて食事に誘っていける。ゆったりと落ちついた雰囲気の中で友だちと食べる楽しさを経験しつつ急がせたり待たされたりせずに一人一人のペースを尊重して味わう時間となるようしていった。
人間関係
子どもたちは遊びを通して自分とは異なる思いや感情を持つ他の子どもの存在に気づき徐々に子ども同士関わりを持ってきている。保育士等は遊びの中でお互いの良さなどが生かされ一緒に遊ぶ楽しさを持てるようそれぞれの友だちの良いところを伝えるようにしていきたい。保育士等も子ども一人一人の良さや可能性を見い出し、その子どもらしさを損なわずありのままを受け入れるように心掛けるようにした。
環境
今年の夏はとても暑かったので、葉の裏にセミの抜け殻をたくさん見つけた。
始めて見る抜け殻に「こわ~い」と言って近づかない子や触ろうとして少し触れたら取れて下に落ちてしまったり思いがけない経験をする事ができた。又、園庭にいつもより大きな芋虫がいて絵本で見る青虫よりかなり大きく誰も触れず少し離れた場所から見ることができた。青虫にも色々な種類がいることを実体験で知ることができ、皆生き生きしていた。生き物に愛着を感じるようになって欲しいと思った。
言葉
子どもたちは、絵本や紙芝居が大好きです。最近は、ストーリー性のある「三匹の子ブタ」や「お母さんやーい」など、おたまじゃくしが自分の親を探す物語も真剣に見てくれた。最初は自分に似ているドジョウを親だと思って「お母さん?」と聞くのですが最後にカエルに自分も変化してようやく葉の上にいる本当のお母さんを見つけるストーリーだ。子どもたちは手足が出てくるおたまじゃくしがとても不思議なよう。簡単な言葉の繰り返しが大好きな子どもたち、色々なことに興味を持ってもらいたい。
表現
秋になっても残暑が厳しく日中園庭に出る前に水まきをすると綺麗な虹が出ることがあった。「見てみて虹が出てる!」手を伸ばすと水の跳ね方が変化したり乾いた砂が濡れて濡れて黒い水玉模様になったり、大きな声を上げてとても楽しそうにしてる。子どもたちが自分の目で見て、じっくりと関わり様々な気づきや発見の喜びを経験する時間をこれからも大切にしていきたい。…
健康
トイレに興味が出てきて友だちがいくと「○○もトイレに行く~」と便座に座ろうとする姿が増えてきた。排尿のタイミングが合うと子どもたちも嬉しそうに「おしっこ出たよ!」と伝え自信にも繋がってきている。又、出なかった時には「自分で言えて偉かったね!」と次に期待が持てる声かけをしてきた。
着替えの面でも「自分でやる!」と言う気持ちが強く服の袖に手を通したり上手く出ないと「せんせ~、やって!」と喜ぶ姿も見られ、子どもたちのやる気が見られた。
人間関係
友だちと関わることが多くなり、ごっこ遊びなど、「私がママになるから、○○君は、お兄ちゃんね!」子どもたち同士で役割を決めて楽しむ姿が多く見られた。又、友だちと同じ玩具が欲しくなり揉めることもあるが保育士が子どもの気持ちを受け止め仲良く遊べるように見守り一緒に遊ぶ楽しさを味わっていた。
環境
使った玩具を片付けることが難しかったが、保育士が片付けている姿を見たり「お片付けしようね」の声かけでカゴの中にしまおうとしたり、物を大切に扱う気持ちが少しづつ持てるようになってきた。天気の良い日には近くの公園に行き、葉っぱや、どんぐり、木の実などを集めてままごとや、鬼ごっこなど体を動かして遊んだ。又、公園にいる生き物にも命があることを伝えてきた。
言葉
してほしいことを言葉にするのは、まだ難しいが頑張って伝えようとする姿が見られ子どもたちの気持ちを保育士が受け止め、言葉にするなどして見守ってきた。紙芝居や、絵本、パネルシアターなどの簡単なセリフを、友だちと何回も繰り返し言ったりして楽しんでいた。
表現
米粉粘土遊びでは、粘土を自分の手でこねて、丸くしたり長く伸ばし色々な形にして感触を楽しんでいた。お祭りごっこで飾るスイカ、提灯を作り子どもたちも綿棒でポンポンと種にし模様つけし、仕上げを見て、「うわぁ、スカイだね!」と喜んでいた。…
健康
気温の高い酷暑が続いていた為、玄関で水遊びを行う。鼻水や咳、季節性の感染症にかかってしまう子も見られたが、水遊びの時間を子ども1人1人に合わせて短く取ったり工夫することで水遊びを楽しく行える。給食前の手洗いなども子どもたちが流れを良く覚えてきて「泡ゴシゴシしてみよう」と保育士等が声をかけると、指の間まで上手に泡を使って手を洗う姿が見られる。
人間関係
保育士等との関わりが増えていく中で、友だち同士でおままごとやごっこ遊びなどを簡単な役割を子どもたち同士で決めて遊ぶ姿が見られるようになる。「○○くんすわってまってて!いまおりょうりつくるから!」と普段の保育士等や家庭でのお母さん・お父さんの言葉がけや関わりを子どもたちなりに表現して伝える姿が見られるようになる。
環境
子どもたちの室内遊びの様子の変化に沿っておもちゃの入れ替えやレイアウトの変更など担任間で行い、遊びの環境配置換えを行う。おままごとやごっこ遊びのおもちゃを入れて、広くおままごとスペースを設けることで子ども同士でのおままごと遊びの関わりの道が広がるきっかけとなる。
言葉
遊びの中での言葉を通しての関わりが増えてくる。玩具の貸し借りの中で、「ちょっとまっててね」「いまあそんでるからあとでね」と子どもたちの中で言葉を見つけて友だちに伝えてる姿が見られる。遊び以外の活動の中でも給食の時に、「おいしいね」「ちょっとすっぱいけどあまいね」と保育士等に味を伝えてくれるこ事が増えてくる。
表現
9月の乳児秋祭りに向けてスイカ柄のちょうちん制作を行う。1人1人スイカの皮の柄を折り紙をちぎってのりをつけて表現する。「スイカはあまいからあかいいろだね」と子どもたちの素敵な表現ある言葉を聞ける活動となる。スイカの種は綿棒に絵の具を付けて制作する。子どもたち1人1人個性のあるスイカの種が完成するちょうちん制作になる。…
健康
「水遊びに出るよ!」と言うと自分も行きたいと言う気持ちから自分で帽子を被って外へ出ようとする。この「自分でしよう」という気持ちを尊重して見守るようにしていった。
排泄は、一人一人の状態が違うので自分から「おしっこ行きたい」「ウンチ出る」と伝えられる子もいれば、お漏らしをしてしまった後、もじもじして伝えられない子もいるので、家庭での生活経験を配慮し、適切な連携を取りながら行うようにしていった。
人間関係
子どもたちが楽しく遊びをする中で、繰り返し使っている同じ玩具へのこだわりや愛情を持つようになり、他児とその遊具や玩具を巡っていざこざが起こることが多い。
保育士等は、直ぐに両方へ集団のルールや決まりを伝えたり守らせたりするのではなく、本児の気持ちや思いを十分受け止め、相手の思いもあることに気づくようにしていくことが大切だと伝えていきたい。
環境
少し涼しい日には、公園へ散歩する日もある。この時期子ども達の行動範囲が広がり、屋外での活動も活発となる。そこでダンゴムシやアリ、青虫など様々な生き物に出会い、その姿に興味関心を抱く。アリの行列をみたり、ダンゴムシを手に乗せて歩かせたり友だちに見せたり、自分も捕まえて触りたいと思ったり、ぎゅっと掴んだり、落としてしまったりすると小さいので弱ってしまったりする事を、保育士等は、生命の尊さに触れ、伝えていった。
身近にいる様々なものの生きる姿の尊重を示すことも大切だと思った。
言葉
子ども達は絵本や紙芝居が大好きで、ノンタンシリーズを読むと自然と「ノンタンノンタンブランコ乗せて!」や「パッパラぱなしのかみくずごみくずノンタンについてくる!」などの繰り返しの言葉を使うことを楽しむようになってきている。本を繰り返し読んでもらう事で子どもは登場人物の真似をしたり身体で表現して遊ぶようになってきている。最近では
「玩具片付けて絵本読むよ。」と言うと一生懸命手伝ってくれる。自然とか片付けをしてくれるのも近いと嬉しく思う。
表現
子ども達は、保育士が手遊びやわらべ歌、季節の歌を繰り返し歌うと真似をする。ままごとや、ごっこ遊びをする時に、自然とその言葉を使っている場面が多い。
友達や保育士等のやり取りも楽しみ、曲をかけたり歌ったりすると、自然と口ずさみ楽しんでいる姿も見られる。子ども達は歌を通して心が通じ合う喜びを感じ、更に自分の想いを表現できていると、とても嬉しい。…
健康
散歩中など暑さなどで疲れてしまうこともあり細目に水分を取ったり休息しながら過ごすようにしてきた。少しずつ、オムツからパンツに移行する子も増えてきて、一人ひとりの排尿のタイミングを把握し自信が持てるように声掛けしてきた。午睡では自分から布団に入り一定時間安心して眠れるようになってきた。
人間関係
「おみせやさんごっこ」「お医者さんごっこ」など役になりきって友だちと楽しんで遊ぶ姿も見られた。気の合う友だちもでき、同じ遊びを楽しんでいた。関わりが増える一方で思いが上手く伝わらず喧嘩が起ることもあり保育士が仲立ちとなり気持ちよく遊べるようにしてきた。
環境
散歩に出かけると、葉っぱや花など集めてご飯作りしたり、ダンゴ虫やミミズを見つけると手で触ったり蝶が飛んでいると友だちと一緒に「まてまて~」とどこまでも走って追いかけ身近な自然とたくさん触れて楽しんでいた。また、梅雨の自然に興味を持つ姿も見られた。
言葉
上手く自分の気持ちが伝わらない時、泣くこともあるが、ゆっくりと言葉で伝えようとすることも増えてきた。玩具の貸し借りも「か~し~て」ありがとう」「まっててね」など簡単な言葉を使って、言葉のやりとりを楽しんでいた。
表現
季節の制作では色々な素材を使って行い、手先を使って楽しんで取り組む姿が見られた。
戸外で砂、泥、水などの感触を楽しむ。音楽に合わせリズムに乗って手や足を動かし踊ったり個々に表現して遊ぶ姿も見られた。…
健康
気温・湿度の変化にあわせて、半袖から長袖に着替えて体温調節をしやすいように過ごす。また新しい環境に慣れてきたことから保育士等の声掛けでトイレに向かう子も増え、「おしっこでた」と伝えたり、便座に座ってみることに挑戦したりと一緒に挑戦する中で喜びを共有する。
人間関係
友だちまたは保育士等との関わりが増えてきたことから、友だちの靴下を「どうぞ」と届けてくれたり、靴を履くのを手伝ってくれたり助け合う姿が見られるようになる。友だちとの遊びの関わりの中で保育士等と一緒に「いれて」「これ、かして」と伝えていく中で徐々に自分の言葉で伝えられるようになってくる。
環境
公園で見つけた梅の実が以前散歩に向かった際は緑色だったのがオレンジ色に変化した事を「梅の実が緑色からオレンジ色になったね」と伝えると「オレンジだね」「すごいね」と季節の発見を子どもたちと共有する。また、公園の葉っぱをめくってダンゴムシを見つけて触れてみたり虫探しを楽しむ姿も見られる。
言葉
友だち・保育士等との関わりが増えてきて遊びに誘う際も「おままごとしようよ」「一緒におやまつくろうよ」と具体的に伝える姿が見られるようになる。散歩に向かう準備の際には「きょうは○○こうえんいくんだよね」「ダンゴムシいるかな」と期待を膨らませている。
表現
ブロック遊びで「でんしゃつくったの」「しんかんせん」とブロックを上手につなげて自分だけの電車や新幹線を表現している。制作では、イチゴの制作をする。自分の好きなところにシールを貼ってそれぞれのイチゴの種を表現する。…
健康
新入園児も進級児も初めて口にする素材や調理方法の食べ物にも次第になじんできている。食事をとる時に、「初めての味だけど、さっぱりしていて食べやすいよ」「トロトロに煮込んであるから美味しいよ」といった心地よい気持ちを伴う言葉を保育士からかけられることによって、子どもにもそうした感覚が育ってきている。子どもたちは食事の時間を楽しく過ごして穏やかでくつろいだ雰囲気のもと一緒に楽しむ経験は、子どもたちに安心をもたらしている。
人間関係
新しいクラスに進級して、集団で共に過ごす生活の場で、それぞれ異なる個性を持ったほかの子どもに接することとなる。子どもが友だちと関わって様々に心を動かす時に、その出来事を通して感じたことや、考えて物事を共有し、友だちの特性や多様性に気づく、また、人には違いがあるということを子どもが実体験で感じ取っている。子どもたちは、日々遊びを通して自分とは異なる思いや感情を持った他の友だちの存在に気付いてくれている。
環境
積み木を重ねて高くしたり、横に並べて四角い囲いを作ったりするなど、興味を持った玩具を自分なりの目的や方法でいろいろと工夫しながら扱って楽しむ姿が見られる。保育士が一緒に遊ぶと積み木を塔に見立てたり「ここが駅だよ!」と言いながら別の積み木を「電車が出発します」と床の上で動かしたりイメージを用いた遊びを盛んにしていた。
言葉
言葉の発達に伴って、保育園で日常的に交わされる朝の挨拶の「おはよう」帰りの挨拶「バイバイ~またね!」食事の挨拶「いただきます!」物を借りたり、ありがとう等のお礼の挨拶などが徐々にでき、友達や保育士等と交わすことによって相手と心を通わせることがができ、共に過ごす生活が心地よいものになってきている。
表現
保育士がわらべ歌や耳になじみやすい音の響きやゆったりとした手遊びに安らぎを感じて聞き入ってくれる。「むすんでひらいて」や「ずいずいずっころばし」が大好きです。また「はじまるよ!はじまるよ!」と手遊びが始まる前歌を歌うと自然と集まるようになってきている。興味を持つようになる中で、子どもも保育士の歌や動きに合わせて身体を動かしたり、一緒に歌おうとしたりする。
そうして自然と歌や動作などを覚えて、心が解き放されている時や、絵本や散歩で見かけた風景や動物などの歌のイメージと重なっている時に、自ら口ずさむこともある。…