健康
気温の高い日には積極的にプールの活動に参加し、夏らしい遊びを存分に楽しむ事ができた。プールの活動を通して衣服の着脱が以前よりスムーズに行えるようになったり、意欲的に身支度を進めようとしたりする姿が見られるようになっていった。感染症の流行に伴い、体調不良で休む子が増えた。引き続き手洗い・うがいを励行し、保育室内の換気を十分に行ったりする事で感染症の予防に努めた。
人間関係
ままごと遊びやブロック遊びなどで、同じイメージを共有しながら、関わって遊ぶ姿が多く見られた。また、遊びを進める中で、意見が合わずぶつかり合ってしまい、トラブルに繋がることもあるが、保育士が仲立ちすることで、一緒に解決できるようにしていった。玩具や場所の取り合いなど、些細なことでぶつかり合うことはあるが、その都度保育士が相手の気持ちに気が付けるような言葉かけをしていった。
環境
蝉の鳴き声を聞いて、「近くにいるかもしれない!」と探してみたり、蝉の抜け殻を見つけて友だちと見せ合ったりして、夏の自然に触れ合う事ができた。夏の間に育てたピーマンとオクラを収穫し、大きく生長したことを友だちと喜んだ。また、野菜の色の変化に気がつき、自分が発見したことを友だちや保育士と共有し、興味深く観察する姿が見られた。
言葉
遊びの中でぶつかり合うことがあった際、なかなか自分の気持ちを言葉にできず、涙してしまう子や、感情的になって言葉がうまく出てこない姿が見られた。一人一人の思いに寄り添いながら、気持ちを代弁することで、スムーズなやりとりができるように仲立ちしていった。友だちの行動が気になってしまい、強い口調で注意しようとする姿があった。その都度、優しい言い回しや適切な言葉を伝えるようにしていった。
表現
季節の歌に親しみ、友だちと声を合わせて歌う楽しさを味わう姿があった。お気に入りの曲があると、「歌いたい!」とリクエストして、積極的に楽しんでいた。紙粘土を使って造形遊びを楽しんだ。紙粘土の感触を楽しんだり、手のひらや指を使って形を作ったりして、新しい素材と触れ合うことができた。8月の制作として絵の具を使って花火を表現した。自分で花火の色を選び、伸び伸びと表現する事ができていた。