健康
楽しみながら箸の使い方が上達できるように検定カードを用意し、箸検定を始めた。検定の時間になるとわくわくしながら検定カードを持ってくる姿が見られる。また、成功すると「後何個だ!」と、箸置きを貰えることを楽しみにしている姿も見られた。失敗しても「また次頑張る!」と、前向きに箸の練習に励む様子も見られた。他にも、給食の時間に箸が使えるようになることを楽しみにしている子ども達もいた。
人間関係
仲の良い友達が休んでいるとき、1人で過ごすのではなく、いつもはあまり遊ばない友達に声をかけ、一緒に遊んでいる様子が見られた。後日、一緒に遊んだ友達を誘って遊んだり、自分から「入れて」と遊びに参加したりする様子も見られ、クラス内の人間関係が少しずつ広がってきている。また、男女関係なく、たくさんの友達とままごとや虫探しを楽しむ様子も見られた。
言葉
嫌なことやトラブルが起きたとき「先生に言うよ」ではなく、嫌な気持ちや自分の考えを言葉にして伝え、自分達で話し合うことが増えてきた。また、話し合い後に「もう、もやもやしてない?」と、保育者からきちんと自分の気持ちを伝えきれたかどうか尋ねると、スッキリした旨を話す子ども達が多かった。少しずつ自分達で解決する力や、適切な言葉選びができるようになってきている。
環境
片付けが上手くなってきたので、ままごとで使える布製の食べ物を増やし、子ども達に伝えた。すると、ままごとへの興味関心が以前より強くなり、ござを敷いてピクニックごっこを楽しむ様子が見られた。また、嬉しそうにお弁当を作り、できたお弁当を得意げに保育者へ見せる姿も見られた。
表現
自分達が育てたなすを円になって囲み、デッサンを行った。なすと葉の色を丁寧に塗り分ける姿や、細かい部分も観察し、とげとげした花弁を描く姿が見られた。また、室内でデッサンを行ったが、外の様子を想像し、空模様を描く姿も見られた。他にも、なすだけでなく、友達や自分も描く姿が見られた。子ども達一人ひとりが想う「なす」を描いており、とても個性あふれる作品が完成した。