4歳ゆり組2020年度4月のまとめ

健康

感染症の影響で登園を自粛する家庭もあったが、登園している子は元気に過ごせていた。

進級にあたって生活の流れが変わったこともあり、手洗いやうがいを忘れてしまったり、

着替えを嫌がったりする子もいた。生活の流れの中で、自ら気づいて習慣になっていくよう、一人ずつ丁寧に声をかけいくようにした。

 

人間関係

友達同士で進級を喜び合ったり、目新しい玩具で遊んだりして楽しんでいた。その中で、

取り合いや意見の食い違いでトラブルになることも多かった。言葉よりも先に手が出てしまうことも多いが、子どもが自分の思いに気付いたり、相手の思いに気付けたりするよう、原因や理由を掘り下げて聞くようにした。

 

環境

移行保育から4歳児クラスで過ごしていたこともあり、保育室には慣れてきたが、玩具の

使い方や過ごし方がまだわからない子も多かった。子どもの様子にあった玩具を置くようにし、棚の配置や玩具の入れ替えを行った。ごっこ遊びが好きな子も多いため、生活再現遊びが盛り上がるよう、バンダナやスカート、バッグや化粧水の空き容器などを用意した。すると、自分で好きな物を選んで身につけたり、買い物ごっこやままごとなどを楽しんだりしていた。

 

言葉

遊びの中で、友だち同士の会話が盛り上がり、同じ経験をしたことを話して喜んでいた。

自分の思いを相手に伝えようとするが、語気が強くなってしまったり、相手の話が耳に入らなかったりして、トラブルになることも多かった。言葉の使い方や言い方を丁寧に伝えながら、自分の気持ちや考えを言葉にして伝えやすいような雰囲気を大切にした。

 

表現

構成遊びをしながら、じっくり自分の好きな物を作って遊んだり、ごっこ遊びを通して、友だちと遊びを共有したりして楽しんでいた。作った物や考えたことを認めてほめながら、自信につながるようにした。また、工作ができるコーナーを充実させるため、はさみやのり、テープやペンなどの道具を常設した。また、折り紙だけでなく、画用紙やコピー用紙、塗り絵なども常に十分な数があるようにし、使い方を丁寧に伝えながらも、危険ではないことは禁止せず、自由に制作を楽しめるようにした。

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