健康
大きく体調を崩す子もいず、元気に登園する。公園に散歩に行く機会が増え、リレーや鬼ごっこ、遊具などで遊ぶ。
ホールでは新しいマットが増え、巧技台を組み合わせて楽しく身体を動かすことを喜ぶ。一人一人のがんばりを十分認め自信が持てるよう活動に取り組む。気温や活動に合わせ衣服の調節ができるよう声をかける。又、着替えの補充を保護者にお願いし、汗をかいたり汚れたりしたときに着替えられるようにする。
人間関係
幼児3クラスで散歩に行くことで年下児と手をつなぎ公園までの道で楽しくおしゃべりをしたり、視線を合わせたりして優しく接している。
ブロックやラQを数人で協力して作り上げる。箱の中にある色のブロックを工夫して組み立てている。
年下児がそばに寄ってくると「ここにブロックをつけてごらん」と、声をかけ、楽しさを共有する。他クラスの子どもに優しく接することで、思いやりの気持ちを育み、頼られていることで年長児としての自信が高まってきている。積極的に関わりが持てるよう担任間で連携をはかっていきたい。
環境
次の活動に見通しが持てるようになり、時計を見て生活の場を整えようとする姿が見られる。周囲の友だちが片付けをしている姿を見て時計への興味が広がっている。
文字への関心が高まり自分の名前を書いたり、ひらがな表を横に置き、真似して書いたりする。絵本を広げ自分の名前にある文字や数字を指す。自然に文字や数字に興味、関心がもてるよう保育者も一緒に書いたり調べたりしていく。
言葉
年下児や低年齢児にゆっくり優しく声をかけている。
自分の気持ちを伝えたいという気持ちが強く相手の話を聞かず、自分のことを話そうとしてしまうことがある。また、友だちの気持ちに気付き優しい言葉を投げかけたり慰めるような言葉をかけたりすることもある。子ども同士のやり取りを大切にしながらそれぞれの思いを伝え合えるように配慮していきたい。また、「ふわふわとちくちく」という本を用いて自分たちの言葉への振り返りを保育者といっしょに考えていく。
表現
うんどう会のダンスやリレーの練習を通して協力してひとつの形を表現することで楽しさや心地良さを感じる。
遊戯では音楽に合わせて身体を動かすことを心掛ける。友だちと一緒に表現する楽しさを味わえるようにする。
公園の鉄柱を木の枝で叩き、偶然に出た音を鐘の音に例えて「おまつりごっこ」と名付け、手を合わせてお願いをする。
おたのしみ会に向け楽器に興味がもてるようにしていきたい。