健康
戸外ではリレーや鬼ごっこや鉄棒などで意欲的に身体を動かして遊ぶ。休息や水分補給の時間を作ったり汗をかいて衣服が汚れた後は着替えたりして心地良く過ごせるようにする。歯科健診を通して自分の身体に興味をもつようになる。大人の歯に生えかわり前歯が抜けることを心配する子が多くなり、図鑑を見て新しい歯が生えることを知り安心する様子が見られる。
人間関係
遊びや生活をしていく中で強い口調になってしまうこともあるが「どうしたの」と、困っている場面を見つけると声をかけ合って助ける姿も多く見られるようになった。一方で自分の思いが通じず手が出そうなときには子どもの様子を見守りながらお互いの気持ちに寄り添い、相手を思いやる気持ちを育んでいけるよう援助していく。公園に散歩に行ったときには先に使っていた地域の方々に気持ちのいい挨拶をする様子が多く見られた。
環境
イネやヒマワリの生長を楽しみにし、葉の枚数や茎の高さを前日と比べてうれしそうに知らせに来る。水やりを積極的に行い、葉についていた虫の名前を図鑑で調べみんなに知らせる姿も多く見られた。「なぜ」「どうして」の気づきや発見を子どもの興味の中から引き出すことができるよう工夫していく。
言葉
友だちとの関わりが深まる中で自分の思いがうまく相手に伝わらず、保育者や周りの友だちの仲立ちで解決することがある。しりとりやクイズ、なぞなぞを子ども同士で楽しむ姿が見られる。ストーリーのある親しみやすい本に触れる機会を作り、ことばあそびの楽しさを知らせていく。
表現
梅雨に入り雨が続く中、屋根や傘に当たる雨音を聞いて感じたことを話す。周りの友だちと感じる音のちがいに気付く。七夕飾りの制作を通じ織姫、彦星を折り紙で作り、顔をペンで描くと「うれしいの」「ちょっと、はずかしいの」「いばってる」と、その時の気持ちになって楽しく会話をしながら自分たちの作品が飾られることを楽しみに制作している。子どもの自由な発想を受け止め育んでいく。