2歳こぐま組2021年度7月のまとめ

表現

青の折り紙をちぎって、袋の中に入れ水を表し、保育者の作った画用紙の金魚を入れて、金魚すくいの袋を作った。保育者が「先生ね、金魚すくいしてきたの」と、出来上がった作品を見せると「やりたい」「ほしい」という声がすぐに上がった。始めると夢中で小さくちぎる子や、「サンドウィッチたべるかな?」とちぎった形を見立てる子がいた。ちぎった水をたっぷり入れた後、好きな色の金魚を入れると、愛着がわきしばらくの間持ったまま他の遊びを楽しむ子もいた。

健康

4連休明けから、鼻水の出る子が増えてきた。保育者が声を掛けると、自分でティッシュを取りに行き拭き取る姿がある。
梅雨が明けると暑さが本格的になり、夏バテからか以前よりも食事量の減っている子がいる。無理強いはせず、しっかりと水分補給を促し脱水症状にならないよう気をつける。また家庭との連携も図り、体調の変化に気を配る。

人間関係

雨の日や熱中症アラートによって戸外に出られない日は、ぱんだ組と一緒にホールを使い、運動遊びを行なった。巧技台では、ぱんだ組の並ぶ姿を見て段々と自分たちで並べるようになってきた。また子どもたちから「じゅんばんね」「○○くんは○○ちゃんのつぎね」と、順番を確認する声も上がるようになった。
多くの時間をぱんだ組と一緒に過ごしてきたことで、お兄さんお姉さんと遊ぶ楽しさを知り、夕方の時間も「いれて。」「どうやるの?」と関わって遊ぼうとする姿が多くみられるようになった。

環境

梅雨明けから水あそびが始まった。初日は特に大興奮でバシャバシャと水を掛け合っていた。多くの子がシャワー中、顔に水がかかるのを嫌がるのに対し、水あそび中は夢中で誰も気にしていない。食紅で色水を作ると、「イチゴジュースでーす」とままごとが始まったり、容器から容器へそっと移し替えたり、赤・青・黄・緑を少しずつ混ぜてみたりして遊んでいた。

言葉

紙芝居のストーリーの中で「いれて」と言うと、必ず「いいよ」と返してくれる子どもたち。生活の中でも多くの子が自ら「いれて」「いいよ」とやりとりができるようになってきた。
また「かして」も言えるようになり、「いまつかってるよ」「あとでね」と返ってくると、似たものを探しに行き「これとこうかんして」と自分で交渉しようとする姿も見られた。

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