2歳こぐま組2021年度6月のまとめ

健康

月の後半より鼻水や咳の出る子が増えた。子どもたち自身で鼻水が出ていることに気づき、ティッシュを取りに行ったり、友だちのために取ってきてあげたりする姿がある。
暑い日や湿度の高い日が多くなり、子どもたちが汗をたくさんかくようになったため、必要性を話しながら水分補給をまめに行い、エアコンで快適な環境になるよう調節した。また月末にはシャワーも始まった。

人間関係

保育者の声掛けで、ずいぶんと片付けができるようになった。なかなか片付けの終わらない友だちに対しては「てつだおうか?」と声を掛け、一緒にやる姿もあった。それぞれが「〇〇ちゃんのとなりがいい。」というこだわりもはっきりと出てきて、一緒になりたいから頑張ろうという、友だちが原動力になっている部分も感じた。

環境

初めて、ぱんだ組と一緒に竜閑さくら橋と堀留公園へ散歩に出掛けた。それぞれ、少し距離のある場所だが、散歩中は新しい景色に目を輝かせ「あれなに?」「あ!せいそうしゃ!」と話にも花が咲き楽しそうに歩いていた。到着し、十分に遊んだ後は「たのしかったね。」「またあしたいこうね。」という声が上がった。

言葉

子どもたち同士でおもちゃの貸し借りができるようになってきた。「かして」「いいよ」「あとでね」「これ、つかってる?」「こうかんしよう」など、言葉を通してやりとりをする姿が増えた。時には上手くいかないこともあるが、保育者が仲立ちをしていくことで真似て相手に言葉を伝えようとしたり、貸し借りが成立した時には自然と「ありがとう」という言葉が出るようになったりしている。

表現

子どもたちの言葉を拾いながら制作を展開させていった。カタツムリを作った後、雨の降る日には「かさがないとぬれちゃう」という言葉から、シール貼りをしてそれぞれの傘を作った。傘ができると「あめきてもだいじょうぶ」という言葉から、絵の具で雨を描いた。階段に貼ると上り下りをするたびに、作品を見て子どもたち同士の話が弾んでいる。ほぼ毎週ノリを使った制作を行ったことで、使い方や後始末も上手になり自身もついてきたように見える。

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