2歳こぐま組2021年度8月のまとめ

健康

月の半ばごろから体調を崩す子が増えた。よく触れるモノ・場所の消毒や、室温・湿度の超絶を行い、子どもの体調に合わせ臨機応変に活動内容を変更していった。

多くの子が、自分の鼻水が出ていることがわかり、自分でティッシュを取り拭く姿がある。ティッシュの数を増やしたり、手の届く高さに置いたり、子どもたちが自分でできる環境を用意するよう見直した。

環境

泡遊びを行った。固形石鹸を初めて見る子もいたようで「これなに?」と不思議そうにしていた。保育者が泡だて始めると「もっともっと!」と興奮した様子で、保育者を真似て石鹸をこする姿があった。出来上がった泡でままごと遊びや、体の洗いっこが始まり、楽しそうな声が上がった。室内に入る時間になり惜しむ声が聞こえたが、みんなで「3.2.1…バシャーン」とタライをひっくり返すと、泡が一面に広がり形を見立てて最後まで楽しんでいた。

表現

「はじまるよ♪はじまるよ♪」から始まる手遊びがお気に入りの子どもたち。手遊びをしながら様々な体の部位を覚え、ワキや親指、小指を新しく覚えた。水遊びの着替えの後に、「絵本を読んで他のお友だち待っててね。」と伝えると、子どもたち同士で「はじまるよ♪はじまるよ♪」と手遊びを初め、「かた」「おしり」とクイズを出し合い、楽しむ姿があった。

言葉

スイカの種を綿棒と絵の具で描いた。最初は黙々と点を打っていた子どもたちだが、次第に「食べたことあるよ」「タネちょっとしかなかったよ」などと経験した話をし始めた。そして、自分の描いているスイカを見せ合い「〇〇くんのはエビフラーイ」「タネいっぱいになっちゃった」などと、自分のイメージを友だちへ伝える姿があった。友だちはうなずいたり質問を返したりしながら、話を聞いていた。

 

人間関係

友だちが泣いていると、心配する姿があり、「どうしたの?」「なんでないてるの?」と顔を覗き込み、声を掛けている。保育者が「ママ(パパ)と行ってらっしゃいするの、寂しかったみたい」と泣いている子の気持ちを代弁すると、頭をなでながら「よしよし。おしごとおわったらくるからね。」と自分が保育者にやってもらった様子を真似て、声をかける子もいた。

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