健康
戸外遊びからの手洗いうがいを忘れてしまう子には「うがいするんだよ」「石鹸で手を洗うんだよ」と伝え合う姿が見られた。咳やくしゃみをする時に手で口を押えることが身につくようにしたい。午睡は、眠らないでいられる子は、落ち着いた遊びでゆったりとその時間を過ごすことが習慣のようになってきている。空気が乾燥してくるので、水分補給を意識して、手洗いうがいも丁寧にしていくよう知らせていく。
人間関係
はないちもんめの集団遊びが流行し、子ども同士で楽しむ姿が見られている。ぱんだ組と一緒に遊ぶこともあり、異年齢との関わりも楽しんでいる。ルールが分からずに遊びに入れない子に対して、年長児がルールを教えたり、遊びに誘ったりしながら関わりを持とうとしている。トラブルにおいては、すぐに手や口の出るようなことは減り、周りにいる子ども同士で解決しようと話し合ったり、年長児が仲介しようとしたり、本当に困って伝えにきたりと考えながら行動している。
環境
戸外先では、落ち葉や虫を探すことを楽しみ、自分なりに遊びの中に取り入れたり、じっくり観察したりする。夏から秋への季節の変化に気付き、季節に関する質問が多くなった。朝の会で、どのような変化があるのか話し合い、季節の変化を楽しみにしている。来月は秋の自然を感じながら、木の実や葉の色、形の違いなどに興味が持てるように、散歩を楽しんでいく。
言葉
自分の気持ちを言葉で友達に伝えようとする姿は見られるが、相手が話を聞いてくれないなどとトラブルになることがあるので、様子を見ながら保育者が仲立ちをしている。友達との話を最後まで聞かずにトラブルになってしまうことが多い。保育者が見守る中で、それぞれが気持ちに折り合いをつけ、少しずつ友だちの言葉を受け入れながら、子ども同士で解決できる経験を重ねていく。また、一人一人の心の育ちを大切にしながら友達との関わりを深めていく。
表現
体操やダンスなど、保育者の真似をしながら音楽に合わせて楽しく踊る。好きな音楽を聞いて友達同士で振りを考えたりする楽しさを味わっていた。画用紙や折り紙、廃材など、身近な素材を使って工作することを楽しむ。また、イメージした物を自分なりに描いたり作ったりする。絵の具で画用紙に大きく描くことを好んでいるが、色鉛筆を使って細かく描くことも増えてきている。