4歳きりん組・5歳ぞう組2021年度3月のまとめ

健康

前半は、基本的に目立った体調不良もなく、元気に登園している。卒園式後から、感染症が流行り休む子が増えてきた。食事では、苦手な物も味付けによっては食べてみようと口にする子もいる。アクリル板での食事でマスクを外すが、おしゃべりをしている子に対して、「喋らないで食べよう」と子ども同士で声を掛けている。戸外先では、年長児を中心にドッジボールなどを楽しむ。投げ方や受け取り方などが上手になってきた。

人間関係

友だちとの関わりの中で、自分の主張や友だちの様子を伝えにくるだけでなく、友だちの気持ちに気づき、気持ちの折り合いをつけようとしている姿があった。共有の玩具を使い、相談したり工夫したりする中で完成した時の達成感を得られてきている。さまざまな思いと葛藤しながらも、友だち関係を築けるように援助することを心掛けてきた。

環境

ぱんだ組が3階にきたことで、進級に対する期待が見られる。午睡の時間では、室内で過ごす時の声の大きさを確認しながら、コーナーでゆっくり遊べるように棚やテーブルの配置を変える。また、年長児は卒園制作に向けての時間を作ることで、期待をもちながら制作に取り組む。卒園式では、年長児は緊張しながらもみんなに見守られながら卒園児として参加することができた。

言葉

相手に対して強い口調になってしまうこともあるが、相手の話に耳を傾けられるようになってきた。朝の会で、皆の前で発言をすることに緊張していた子も、体験を繰り返すことで落ち着いて話せるようになった。年少児と同じ階で過ごすようになり、言葉使いを真似されたことで気をつけないといけないと感じる子もいる。どんな言葉で伝えたらよいのか、生活をしていく中で皆と一緒に考えていきたい。

表現

ホールで歌やダンスを楽しみ、おたのしみ会の劇ごっこを引き続き楽しむ。役やセリフを自分たちで考えて演じる姿を友だちに見てもらいたいといって、発表会ごっこをする。卒園式の歌を繰り返し聞くことで、遊びの中で口ずさんだり、歌に合わせて振り付けをしたり自由に表現していた。折り紙やテープ、紙コップを使っての工作では、それぞれ作りたいものをイメージして最後まで作りあげていた。

 

 

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