5歳きりん組2021年度7月のまとめ

健康

他のクラスでRSウィルスが流行っていた時も軽い風邪症状の子はいたが、大きく体調を崩す事はなく過ごす事ができた。

戸外あそびで沢山汗をかいた後は、テラスで水あそびをしたりシャワーをしたり体を清潔に保つ気持ち良さを味わえるようにした。泥んこや水あそび、室内あそび中はどうしても水分補給を忘れがちなので保育者も一緒に水分補給をしたり、友だちと一緒に誘ったりして遊びの妨げにならないように個別に声かけをしていった。まだ暑い日が続くので、エアコンの温度調節をこまめに行いコロナウィルスの感染予防も忘れずに、換気や消毒にも十分に配慮していきたい。

人間関係

それぞれが自分の好きな事や得意な事が明確になってきて、それを周りの友だちが認めたりする様子が少しずつ見られるようになってきている。認められる事で自信がつき、友だちが困ったり、分からなくなっていると得意を活かし自発的に手伝おうとする姿が見られる。子どもたち同士で関わり合い育ち合う様子を見守り、必要な場面で保育者が援助していくようにする。

環境

幼虫の時から土を替えながら大切にしていたカブトムシが羽化して子どもたちの前に姿を現した数日後に園のご近所の方から沢山カブトムシを沢山頂き、毎日のようにエサを替えお世話をしているうちに、今まで虫が嫌いだった子たちも触れるようになった。それと同時にカブトムシをオモチャのように扱う姿が見られるようになり、みんなでカブトムシを扱う時はどうしたら良いかを話し合った。時間を決めたり雑に扱う友だちを注意したり、子ども達なりに考えて関われるようになってきている。

歯ブラシが雑になってきていたので、6歳児臼歯や歯の大切さの話をし、砂時計や椅子を活用し丁寧に歯ブラシをする環境を整えた。

言葉

年長になったので、七夕の短冊を自分で書いた。まだ字が書けない子は担任が作った50音表を貼ると、目の前に座って一文字一文字真剣な表情で書いていた。その事がきっかけとなり字に興味を示す子が増え、友だちや保育者と手紙のやり取りを楽しんでいる。

友だちを傷つけてしまう言葉や保育者に対して暴言を発する子に「やめた方がいいよ」「○○ちゃんかわいそうだよ」と子どもたち同士で注意できるようにもなってきているので、子ども同士のやり取りを大切にして見守っていきたい。

表現

活動前に曲に合わせて体操をしているが、男の子のほとんどの子が参加しない。参加したいけど少し恥ずかしいという様子の子が多いので今後も続けていき「踊りたい!」という気持ちになってくれるのを待とうと思う。

ピアニカの吹き口を準備すると興味を示し吹き始める。自由にピアニカの鍵盤をたたいて楽しむ子もいれば、曲をあっという間に弾けてしまった子もいる。弾ける子が友だちに教え、音階を紙に書いてそれを見ながら弾く子もいて日に日に曲を弾ける子が増えてきている。今後も様々な楽器に親しんでいけるようにしたい。

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