5歳きりん組2021年度5月のまとめ

健康

天気の良い日は、登園後や夕方に積極的に園庭に出て体を動かして遊んだ。気温の高い日には、ホールで遊んだり、服装の調整や水分補給・活動時間などを配慮し快適にすごせるようにしていった。片道40分かけて行ったログハウスも、皆しっかりとした足取りで歩き「また行きたい!」と言う程楽しめていた。

環境

夏野菜の苗や種を植え、水やりや支柱を立てたり世話をする。日々生長していく野菜を見て、手で触ってみたり臭いを嗅いでみたりしながら野菜の違いや特徴に気付く。オクラは種を植え芽が出るまで予想以上に早く生長し、間引きの体験もできた。今後も生長への関心を継続していけるような活動を考えていきたい。

言葉

友だちとの関わりの中で、悪気はなくても乱暴な言葉を使うのが楽しく、友達に嫌な思いをさせてしまい、トラブルになる事がある。言葉の意味や言われた相手の気持ちを伝えていくようにしていくと、子ども同士で「そういう事言わない方がいいよ」「もうやめた方がいいよ」と声を掛ける姿が見られるようになった。今後も自分たちで気付き、解決できるよう、やり取りを見守りながら場面に合った援助をしていきたい。

人間関係

友だちと話がまとまらず、涙ぐみながらその場を離れた子に他児が近寄って「どうしたの?」と話しを聞くなど、遊びながらも友だちを気遣う様子や、友だちに強い口調で言い泣かせてしまった時も、謝ったり涙をふいてあげたり、自分でなんとかしようとする年長児らしい姿も見られた。
また、気の合う友だちと遊ぶ姿が見られるが、いつも一緒という訳ではなく「今は違う遊びをしたい」と離れていることもある。一緒に遊びたいと保育者に言いに来る子もいるが、周りを見渡して少しずつ他の遊びを見付けられるようになってきた。
また、遊びを楽しむ中で、いつも自分の思い通りにならず楽しく遊ぶためにはどうしたらよいかを保育者と一緒に考えていく中で、自分の気持ちに折り合いを付けたり、相手に寄り添っていく等に少しずつ気付く姿も見られるようになってきている。

表現

遠足に行く前と行った後、みんなで大きな模造紙に思い思いの絵を描き、共同で表現する楽しさを味わった。野菜の観察画では、実際に手で触れじっくり観察をし、細かい部分まで描けていた。
マーブリングでは、最初にやった子が保育者の代わりになってやり方を説明していた。
出来上がった模様を見て歓声と同時に笑みがこぼれ、何枚も楽しむ子もいた。

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