5歳きりん組2021年度10月のまとめ

健康

気温が低い日が続いたかと思えば急に汗ばむような日もあったが、自分たちで上着を着たり、着替えて調節したりと自発的に行う事ができた。また、乾燥している日も多く水分をこまめに摂るよう声を掛けていく事で活動の合間に自らお茶を飲む事もできている。これから手洗い・うがい・水分補給をして風邪予防をしっかりしていきたい。

9月にまいた大根・人参・ごぼう・かぶは順調に育ってきている。芽が沢山出てきて保育者に教えてもらいながら間引きをした。どうして間引きが必要なのかも体験しながら行えた。肥料も「ご飯だよ」「大きくなってね」と声を掛けながらあげていて、今から食べられる事を楽しみにしている。

人間関係

運動遊びをみんなで協力し合いながらやり遂げた経験がきっかけとなり、鬼ごっこ・だるまさんがころんだ・ドッチボール・リレー等大人数で遊ぶ事が増えた。誰と遊びたいと友だちにこだわらず、この遊びに参加したいといったように、今まで関わりの少なかった友だちとも積極的に関わるようになり、遊びの幅が広がっている様子が見られる。

環境

散歩先では虫を見付けると、お散歩ブックを取り出し「この虫は○○だ!」と見比べてじっくり観察していた。また、どんぐりや落ち葉・木の枝を集めて食べ物に見立てたり、焚火やテントを作ったりと友だちと共有しながら遊んでいる。

ホールの大型ブロックを使い色々と工夫して大型遊具を作っている。車が出来上がった時は乗る事も押す事も楽しみ、乗っている友だちが落ちないようスピードを出し過ぎている時は「危ないよ」と子どもたち同士で声を掛け合ったり、車が壁にぶつからないように「ストップ」と掛け声をかけるなど工夫をして遊んでいた。乳児クラスが遊びに来た時は危ないので皆で協力して手際良く片付ける事もできている。

言葉

やっていい事、いけない事の区別が子どもたちの中で少しずつ気付いてきている。その為いけない事をしてしまった友だちに対して「ダメだよ!」「先生に言っちゃおう!」と注意するが、口調が強くなり、トラブルへと発展する事があった。今後は注意するだけではなく、何がいけないのかどのような言い方が良かったか等も一緒に考えながら伝えていきたい。

表現

ハロウィンに向けて幼児クラスで衣装を自由に作った。様々な材料の中から自分なりにイメージをふくらませ誰一人と困っている子はおらず、足りない物があれば保育者に声を掛け次々に想像以上の素敵な衣装が出来上がっていった。中には困っている年下児を手伝う微笑ましい姿も見られた。衣装を着て商店街を歩いた時は「ハッピーハロウィン!」と商店街の人たちに挨拶をする姿は、自分で作った衣装を見てもらえるのが嬉しくて仕方のないように見えた。お楽しみ会の衣装も自由に作っていきたい。

育児あれこれ