5歳きりん組2020年度1月のまとめ

健康

朝登園してすぐにきちんと手洗いをする姿が見られる。ペーパータオルで手を拭いたら丸めて捨ててきれいに後始末が出来るようになってきている。戸外で体をよく動かし遊んでいるためか給食で食べる量が増えてきた。汁や白米・パン・うどんは以前からよく食べていたが、少しずつ野菜も食べてみようという気持ちが出てきている。話に花が咲き食事が進まない子がいるもののしっかりと食べるようになってきている。毎日寒いが上着は自分で判断し着ていっている。良く体を動かすので公園に着くと大体脱いで元気に遊んでいる。公園へ出かけると、さまざまな運動遊びに夢中になっている。縄跳びは友達の影響も大きく、「跳べるようになりたい」と張り切って取り組んでいる。毎日跳べた数を記録し次の日に目標を持ちやすいようにしている。記録を更新するととても嬉しそうにしている。鉄棒や雲梯などにも挑戦し、就学に向けてこんなことが出来るようになりたいという気持ちで取り組んでいる。ボール遊びやかけっこ・氷鬼など集団遊びも十分にできている。

人間関係

友だちと関わる中で気持ちの行き違いでケンカも多いが、最近では「○○ちゃんってこんな事が出来るんだね!」「すごいね。」等と褒め合うことが増えてきた。困っている子がいると助けてあげたり異変を保育者に伝えようとする姿などどんどんと思いやりのある頼もしい年長らしくなってきている。異年齢との関わりは、今は緊急事態宣言の影響で行っていないが、交流できない事を残念がっている。それほど異年齢、特に乳児クラスとの関わりが楽しかったのだなと感じている。落ち着いたら交流をしていきたい。リーダー活動も盛んになってきていて、「○○リーダーがやりたい!」と率先して行い、リーダー活動を通して、仲間を誘う経験であったり引っ張っていく経験や、補おうとする姿がとてもよく見られる。

環境

戸外に出かけたある日、霜柱を発見した子がいた。「すごいね!」「僕もさがしてみよう!」といい探索をしていた。「ここにもある」「ここにも」「これはとても大きいよ!」と沢山見つけて楽しんでいた。霜柱を触りながら、「冷たいね!」と友だちと言い合い寒い冬ならではの自然を楽しめてよかった。室内では、お家作りを楽しんでいる子が多い。廃材やコーナーの棚をうまく利用して作っている。足りないものは保育者に相談しながら工夫していた。最近片付けが速やかになった。物を大切にする事でもあるので十分に褒めて意欲に繋げていきたい。

言葉

字をすらすらと読める子が多くなり、自分の好きな本を紹介しながらみんなの前で読み聞かせをするという経験をしている。聞いている子も真剣に聞いている。言葉使いは最近若者言葉であったりちくちく言葉を言ってしまう子はまだいるものの、あったか言葉を意識して話すことが増えた。朝の会では自分の思った事を自分なりにまとめて上手に伝えようとしている。数にも興味を持ち生活や遊びの中で「○○個ある!」と数えたり、「これとこれを足すと…」と計算をしたりしている。

表現

工作・製作ととても好んでいる。特に絵の具が好きな子が多く楽しんでいる。以前は絵の具に足す水の量が適当ではなく薄い色になってしまっていた。保育者は見守り様子を見ていた。やっていくうちに“沢山水を入れたらこうだった…”と気付きに繋がり適量を入れれるようになってきている。楽しんだ後の後始末も自分から積極的に行っている。歌やダンスを良く楽しんでいる。どちらもお楽しみ参観で褒められたことで自信を持ち以前より堂々と行い楽しんでいる。

育児あれこれ