2歳うさぎ組2024年度2月のまとめ

健康

大きく体調を崩す子はいなかったが、鼻水が出ている子が多かった。「鼻出た」と保育者に伝えにきてティッシュを渡すと自分で拭く子もいるが、まだまだ声を掛けないと拭けないため鼻水を拭きながら「鼻水スッキリしたね」「拭くと気持ちがいいね」等声掛けをしていると同時に、鼻のかみ方も知らせている。多くの子が自分で身の回りの事を意欲的に行う姿が見られるようになってきた。日によって「できない」と甘える姿もあるが、少し手伝う事で「またやってみよう」という気持ちに切り替えられている。年上児との散歩では距離を伸ばし遠くの公園までしっかりとした足取りで歩けていて、成長を感じる。

人間関係

友だちとイメージを共有し、ごっこ遊びをしたりピタゴラスで大きな家など工夫しながら作ったり、ブロックで電車や駅、線路を作って走らせたり、それぞれの場所で遊び込む姿が見られ保育者は傍で見守っている時間が多くなってきた。思いのぶつかり合い等で喧嘩になる事もあるが、子どもが仲介に入り泣いている子に「どうしたの?嫌だったね」と優しく声を掛けてくれる事で泣き止む事もある。また、年上児に優しくしてもらう経験をしてきている事もあり、今月も年下児に優しく声を掛け靴下を履かせてあげようとする等のお世話をしたりする姿が多く見られた。今後も子どもたちの様子を見ながら、一緒にあそんだり見守ったりしていきたい。

環境

部屋で遊び込んでいる時は散歩を2便に分けて出発したり、時には散歩に行かず部屋に残って納得のいくまで遊びを楽しんだりした。また、気温が低く戸外へ行けない日は他のクラスと連携を取りながら子どもたちが好きな遊びを好きな場所で十分に楽しめるよう配慮した事で落ち着いて遊ぶ事ができた。今後も子どもたちの気持ちに寄り添いながら環境を整え遊びが展開できる様にしていきたい。

言葉

子どもたちが自分の思いを言葉で伝えコミュニケーションを取りごっこ遊びを楽しむ姿が増えてきた。言葉で自分のイメージを伝えたり使いたい玩具を「貸して」と伝えたりしてお互いの思いをまず言葉で伝えられている姿が多く見られた。まだ場所や玩具の貸し借りなどそれぞれの思いがぶつかってトラブルになる事もあるので、お互いの思いを受けとめながら保育者が代弁して楽しく遊びが展開できる様に関わっていった。

表現

今月も好きな塗り絵を塗ったり折り紙で三角や四角を器用に折ったり指先を使い集中して机上遊びを楽しんでいる。ひな祭り製作ではクレヨンを使って始めて目や口を描く経験をし、出来上がった作品を嬉しそうに眺めていた。ブロックやピタゴラスでは友だちと協力しながら一つの物を作って遊びを共有して楽しむ姿が多く見られた。戸外では、簡単なルールのある鬼ごっこやボール遊びを保育者や年上児と楽しみ幼児クラスに近付いているのを感じた。今後も子どもたちの興味関心に合わせた活動を取り入れていきたい。

食育

今月も日によって朝おやつを食べない子が多くいたが、水分を摂ることは心掛けていった。相変わらず副菜や汁の具は見た目で「食べない」と言う子が多いが、食材によっては良く食べている。また一口食べて美味しいと分かると食べ始める事もあるので、一口食べてみようと思える様に声掛けを工夫しながら食べられる食材が増える様にしていく。また、幼児クラスに向けて食事用エプロンの使用を無くしていきたい。

 

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