1歳あひる組2022年度2月のまとめ

食事

先月同様給食時に食材を見たり触ったり匂いを嗅いで楽しむ。また、栄養士の先生がその日の食材を、はてなボックスに入れて「何が入っているかな?」とクイズをしてくれた。出てきた野菜を自分のお皿の中から見つけると「あったー!」「一緒~!」と嬉しそうな姿が見られる。

また、午前中の活動時間が伸びた事で食事量も増えてきている。副菜を残す子は多いが一口食べてみると美味しいのが分かって完食することもあり、子どもたちの食べる意欲を感じる。

今後も食べる楽しさや美味しさを共有できるよう関わっていく。また、無理なく食事のマナーも伝えていきたい。

睡眠

体力がついてきたり、まだ寝ずに遊びたかったりする子が増え、好きな玩具を見つけ遊ぶ姿が見られる。無理なく布団に誘うように関わるが、午睡のタイミングがずれてしまうと、布団から出たがらないなど起床時にすっきり起きられない姿も多い。絵本を読んだり日中の楽しかった話をしたりしながらリラックスできる時間を作りさり気なく睡眠を促していく。

排泄

排尿間隔が長くなり、オムツが濡れていないことが多くなる。保育者の声掛けや自分から意欲的に便座に座り、タイミングが合うと排尿に成功する子が増え、保育者と一緒に成功を喜ぶ。その姿を見て今までトイレに全く興味を示さなかった子が意欲的にトイレに行く姿も見られる反面今まで排尿に成功していた子が面倒になってか誘っても行きたがらなくなってきている。今後も無理なく個々に合わせて声を掛けていきたい。

健康

先月に続き咳や鼻水が続いている。こまめに体調観察を行い、保護者と情報を共有していくようにした。鼻水が出るとそのままだった子も「鼻出たら拭こうね。拭くと気持ちがいいね」と拭きかたを伝えながら、きれいになった気持ちよさを共感していくうちに、自ら保育者のティッシュを取りにきて拭いたり、友だちに「鼻」と知らせたりする姿が見られた。今後もこまめに換気をし、室温や湿度に留意しながら健康に過ごせるようにしていく。

身体発達

散歩では友だちと手を繋ぎ歩く経験を沢山した。その日によって友だちと手を繋ぎたくなかったり、繋ぐ友だちにこだわったり、帰路は疲れてしゃがみ込んで疲れが見られたりすることもあるので、無理のない距離や子どもの思いに寄り添い友だちと歩く楽しさを感じられるようにする。コンビカーもスピードを出して乗る子が多くなったが、周りの様子を見ながら友だちにぶつかりそうになると両足を踏ん張り止まれるようになる。鉄棒にぶら下がったり、少し高さのある場所からジャンプしたり、指先を使って小さなシールを張ったりレゴブロックやBブロックを組み立てて遊んだりすることを楽しんでいるので指先、走る、跳ぶ、上る、下りるなど全身を使った遊びを取り入れ身体発達を育んでいく。

情緒

自分の思うようにできない気持ちを受け止め、共感したり援助したりすることで、気持ちを表せるように関わり、伝わった喜びを感じられるようにする。友だちが困っていると声を掛ける場面が多く見られるので、子ども同士のやり取りを見守り思いやりを持って関われるように、時には仲立ちをしていく。
言葉
語彙が増え言葉も明瞭になってきて、友だちの名前を呼んだり自分の気持ちを単語や言葉で伝えようとしたりする。友だちと気持ちがぶつかり大きな声が出るような時はそれぞれの思いを受け止め「一緒に」「順番だね」ができるように仲立ちをし、言葉による気持ちの伝え合いができるように援助していく。

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