食事
・好き嫌いが出てきており、野菜、肉を残す子が多い。汁物やのど越しの良い物を好む。
・高月齢…スプーンで食べられる。 低月齢…手づかみが中心だが、保育者に手伝ってもらいながらスプーンで食べようとしている。
・「おかわり」と言ったり、食器を差し出したりしておかわりをする姿が見られる。
睡眠
・おんぶでないと寝られなかった子も、少しずつ布団で寝つけるようになってきている。
・眠い子は自ら布団に入って寝付いているが、昼寝に誘ってもまだ寝たくない子は、その気になるまで布団の側で遊び、頃合いを見計らい、トントンやベビーマッサージをして気持ち良く入眠出来るようにしている。
・早く起きた子はお絵描きやパズルなどでゆったりと遊んだり、廊下に出て探索遊びをしたりして過ごしている。
排泄
・個人差はあるが、排尿後に仕草や言葉で知らせてくれる姿が見られる。
・オムツ交換の際、ズボンを一人で脱ぎ着しようとする子が多くなってきている。出来なくても保育者がさりげなく介助することで、「できた」という満足感を味わえるよう配慮していきたい。
健康
・汗をかく量や麦茶を飲む量は個人差があるので、こまめに水分補給を行っている。「もっと」とコップを差し出し、何度もおかわりをしている子が目立つ。霧吹きでミストを浴びて涼をとったり、日陰で休憩したり、暑い時期だが熱中症にならないよう工夫しながら元気に散歩を楽しんでいる。
・虫刺され対策や、汗かき後の対応に配慮していきたい。
身体発達
・台の上から飛び降りる遊びが好きで、片足から降りる子や、両足揃えてジャンプし上手に着地する子、歩行が不安定な子は保育者と手を繋いでのジャンプを楽しむ。戸外では散歩先まで歩ききる子が増えてきた。個々のペースで歩みや小走りを楽しんでいる。
・指先を上手に使い、シール貼りや型はめパズルを楽しむ。思うようにできなくてもすぐ投げ出さず以前より根気強く行うようになった。保育者がコツを伝えながら一緒に指先を使う遊びをたくさん取り入れていきたい。
情緒面
・コロナ自粛で長期欠席していた子は、分離時や午睡の時に泣いていたが、徐々に泣かなくなり笑顔も見られ遊んだり食事したりできている。出す声も大きくなり、保育者と触れ合いながらはしゃいで遊んでいる。自分が出せるようになったため、友だちとの玩具や場所の取り合いがある。怪我には十分注意していきたい。
・人形を優しく世話したり、話しかけたりする姿が見られる。低年齢児もその様子を見ながら、手を伸ばしたり、真似てみたりして楽しい雰囲気を感じながら安心して遊べている。
言葉
・「おかえり」「おはよう」「やりたい」「おかわり」などの状況に合った言葉を話すようになってきた。また、低月齢の子は、喃語やしぐさで気持ちを伝えている。喃語の声も力強くなっている。
・「かえるのうた」「はとぽっぽ」など、保育者に合わせて歌って楽しむ姿が見られる。いろんな歌を歌っていきたい。