0歳ひよこ組2022年度5月のまとめ

食事

中期食4名、後期食5名。形状については、咀嚼や嚥下の具合を見て、細かく栄養士と話し合い、発達に合った離乳食を楽しく食べられるように進めていきたい。食事形態についても、家庭と連携し食材チェックをし、個々に合わせ進めていく。後期食の子は簡単なものを小皿に乗せ、手先でつまみ食べている。中にはスプーンですくい口に運ぶ子もいる。中期食の子は、自分の好きなタイミングでミルクを要求している。満足するといらないということを喃語や仕草で伝えている。

口の動きを真似できるように保育者は透明なマウスシールドを使うようにした。「もぐもぐだよ。」と声を掛けると口元をよく見るようになる。また、お腹いっぱいになったり、終わるタイミングになったりすると手を合わせごちそうさまの合図をしている。

口の周りが赤く荒れやすい子が多く食事前にワセリンを塗っている。そうすることで以前よりは荒れなくなる。今後も続けていきたい。

情緒

生活に慣れ朝の分離もスムーズになり、保育園生活を安心して過ごすことができていると感じられる。甘えたいときは抱っこを求めたり「あ!あ!」と声を出したりして訴えている。戸外遊びが好きで行きたいとアピールをしている。散歩に行くと満足し車や電車を見て嬉しそうにしている。散歩に行っても泣いていた子も外にあるものに興味を示し、見たり「あ!」と指差しをして保育者に知らせたりするようになる。

お腹空いたときや排便した際には泣いて訴える姿もある。きれいにしてもらったり食事を食べたり要求に応えてもらい、落ち着いて安心している。自分の気持ちやしてほしいことを懸命に伝えようとしている。今後も子どもたちのサインにすぐに気が付き応えられるようにしていきたい。

身体発達

ハイハイだった子はつかまり立ちや伝い歩きをするようになり、伝い歩きをしていた子は立ち上がったり、歩いたりするようになる。まだ不安定なので怪我の無いように部屋の環境を整えていく必要がある。手先の機能も発達してきて細かいものも摘まめるようになってきた。

室内遊びの時はアスレチックの坂をずりばいやハイハイで登ったり小さい山を登ったり、体を使い遊ぶことも増えてきた。戸外では立ちバギーに乗り散歩をしている。手すりにつかまり、バランスを取りしっかりと立って周りを見て喜んでいる。

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