0歳ひよこ組2019年度12月のまとめ

食事

完了食9名。

食べたくなった子から手を洗って好きな席に座る。よくこぼしているが食事の介助はほとんどなく意欲的に食べている。見た目で食べないものでも言葉がけにより少し口にし、美味しさが分かり食べられるようになった。栄養士におかわりの量を増やしてもらい、汁物や果物は、ほぼ全員おかわりをして満足するまで食べている。手づかみ食べが多いが、食具を使って食べようとする子もいるので、カレーうどんなどはスプーンに乗る長さに切ってもらったり、ブロッコリーはフォークで刺しやすい大きさにしてもらったりすることで、上手く食べられるようになってきている。苦手な物を床に落としたり、空腹が満たされると遊び食べを始めたりする姿が見られる。一人一人の食事の状態に応じて言葉をかけ、楽しく食べられるようにしていきたい。

情緒

友だちとの関わりに興味が出てきて同じ遊びをしたり、手をつないで歩いたりしてやり取りを楽しむ姿が見られる。玩具を取り合う場面では、保育者の仲立ちで「貸して」と言ったり、身振りで伝えたりできるようになりつつある。まだ手が出ることが多いので、寄り添い友だちとの関わり方を知らせていきたい。

寝る時、痛い時、悔しい時などは保育者に甘えることも多く、抱っこされてゆったりと過ごすことで、次の活動への意欲につながっているようである。

「やだ」「行く」など言葉で意思を伝えられる。また散歩中「電車」「わんわん」「葉っぱ」など指差して知らせてくれたり、絵本を見ながら動物の名前を言ったりと保育者と言葉のやり取りを楽しんでいる。まだ発語が見られない子も一緒になって喃語を言い共に楽しむ姿が見られる。友だちの名前は、ほぼわかっているようである。

身体発達

近くの公園へは歩きたい子はとバギーに乗らず歩いて公園へ行く。以前に比べ最後までしっかり歩けるようになってきた。広場や傾斜を歩いたり走ったり活発に遊んでいる。また段差のある所もよろけそうになりながら慎重に下りる子や、果敢に飛び下りる子など積極的に楽しんでいる。動きが早くなってきているので怪我には十分注意したい。

リース作りや遊びの中でシールを貼ったり紙をちぎってみたり、個人差はあるが、指先を使う遊びを集中してできるようになってきた。

排尿の間隔が長くなっている。また、「チッチ」と言って排尿・排便を保育者に伝えられる子もいて、十分にほめると嬉しそうにしている。一人一人の発達に応じて丁寧に言葉をかけ、ほめたり励ましたりして無理なく意欲を高められるようにしていきたい。

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