食事
全員が手づかみ食べをするようになった。軟飯を一口の大きさのおにぎりにすることで、手づかみで完食できるようになり、満足そうにしている。スプーンにも興味を持ち、まだすくうことはできないが、すくってあげると上手に口に運ぶことができる子が増えている。
睡眠
習慣として午前睡をする子はおらず、休み明けなどに眠くなり仮眠をとる程度になっている。午後まとまった睡眠がとれており、2時間~2時間半眠れる子が多い。身体をさすったりトントンすることで、寝付くまでの時間を布団に寝ころびまどろみながら穏やかに過ごせる子が増えている。
排泄
お腹の調子を崩すことはなかった。オムツ交換台では横になりアンパンマンの装飾などを見ながら嫌がらずにオムツ交換ができている。保育者がズボンの上からオムツをさわって順番に排尿を確認していると、自分のオムツをさわってにっこりするなどかわいらしい姿もみられる。
健康
手足口病が流行した。ほとんどの子は発熱が1日程度と短く、すぐに登園することができた。中には発疹が全身に広がり、数日続けて休む子もいた。口腔内の発疹は少なかったようで、目立った食欲の低下はなかった。
RSウイルスに罹患した子も1名いた。
身体発達
8月中旬ころ、同時期に数名ひとり歩きができるようになり、現在11名中9人がひとり歩きできるようになっている。小走りができるようになっている子もおり、転倒時にけがのないよう室内の環境整備に留意している。
室内でラーメン体操(運動会で使用する乳児体操の曲)のCDをかけ保育者が踊ると、座ったまま保育者を見ていることが多いが、体を揺らすなどリズムを取る事もある。
情緒面
長期の夏休み後は、登園時泣いた子もいたが、数日でまた泣かずに登園できるようになり、登園後すぐから遊びはじめている。皆さらに表情豊かになり、楽しさ嬉しさを表現している。玩具を取られるのではと予感し、友だちを叩こうとしたりすることもあるが、友だち同士の関わりを楽しむ様子をみられるようになった。
言葉
保育者の言葉を真似して発音することがあり、アンパンマンを「パンパン」や「マン」と発音したりする。喃語のバリエーションも増え、会話しているように聞こえる。返事をすると嬉しそうににっこりしている。
「わんわん」と「にゃんにゃん」の区別がわかり使い分けている子もいる。