食事
初期食
ペースト状のものから少し粒のあるものに段階を上げたが、よく口を動かして問題なく食べている。
中期食 後期食
角切り野菜などは自分でつまんで食べるようになる。味や食感で苦手なものも出てきて、口から出すこともある。食材が進んできたので中期食の子どもたちは来月より後期食に移行する。汁やお茶で水分を十分に摂るように配慮していく。
睡眠
昼食後に長く睡眠をとる子どもが多くなったが、午前中や夕方にもそれぞれのリズムで睡眠をとっている。保育者との信頼関係も深まり、安心して入眠できるようになった。鼻づまりで呼吸が苦しそうなことがあるので、注意深くブレスチェックを行っている。排泄 園での生活に慣れリズムが整ってきたようで、毎日だいたい同じ時間に排便する子どもが多くなった。一回の便の量が多くなり衣服が汚れてしまうことがあるので、注意したい。
健康
今月後半、発熱による欠席が多かった。高熱が続き夏風邪、アデノウイルスと診断される。一人一人の機嫌や顔色に留意してこまめに検温を行い、体調の変化に素早く気付けるようにするとともに、気温の変化に合わせ衣服の調節をし、水分補給もしっかりと行うようにしていく。また、室内や玩具の消毒をこまめにして、環境の衛生に努めていきたい。
身体発達
ずりばいからハイハイへ、つかまり立ちから手を離して自立へと、それぞれに順調な発達が見られている。何も掴まらずに立ち上がる子どもが増え、一人は歩行も始めた。指先で細かい物を摘まんだり玉を落としたりする遊びも楽しんでいる。来月も安全な環境を整え、体を動かす遊びを工夫しながら発達を促していきたい。
情緒
面 接することが多い保育者に対する愛着が見られ、顔を見ると喜んだり後追いをしたりしている。また保育者を独占したがる姿も見られる。友だちに関心を持ち遊んでいる物を取ろうとすることが多くなり、取られることを嫌がり抵抗して泣いたり、取ることができなくて悔しがって泣いたりと自己主張が出ている。保育者はやりとりの仲立ちをしながら見守るようにしている。
言葉
喃語でのお喋りが盛んになり、指さしをしながら発声をして保育者に伝えようとする姿が見られる。名前を呼ぶと手を上げたり「バイバイ」と声をかけると手を振ったりと言葉と仕草でやりとりを楽しんでいる。喃語や発声に応答し伝えようとすることを代弁しながら、発語を促していきたい。