4歳ぱんだ組2019年度10月の保育日誌

10月9日(水)  晴れ 村田

園庭のタイヤの上にマットを次々に運び、タイヤに差し込んで立てそれを柱に屋根を作り、おうちごっこを始める。滑り台の下には柱と柱の間に縄跳びを頑丈に結び、座っても壊れない椅子を作る。家族の役割があり、家を広げる相談や遊び方など会話が飛び交っている。雨水が溜まったシートで、ザルに入れた小石を洗う子がいて興味のある子が時々見に行く。はずれかかった日よけ網にボールを乗せていき、下からジャンプしたりボールを当てたりして、網に乗る数個のボールの落とし方を考える遊びで盛り上がっている。さまざまな自由遊びの中に子ども同士で思考したり、工夫したりする場面が多く見られる。

 

10月10日(木) 晴れ  村田

公園では最近流行っている警泥ごっこが始まったので、これを機会に子どもを集めてルールの確認をすると、つかまった泥棒役の子を他児が助けにきてゲームらしい展開になる。途中で押されたり、強く叩かれたりして泣き出す子がいたので、その都度集まってルールを決める。また水分を取りたい時などは中断して抜けることもできるタイムのジェスチャーを伝える。以前よりルールを理解する子が増え、それを守ることで楽しく遊べることがわかってきた。チーム分けもバランスを考えるようになり、一緒に人数を数えて始めるようになった。

 

10月16日(水) 曇り時々雨  村田

近隣の保育園との交流会に参加し、保育園ごとに青、白チームに分かれてオセロゲームとボール集めゲームで戦う。同じチームの友だちを応援し、元気に体を動かし勝敗を楽しんでいた。ボールを集めるときは服の裾を使ったり、ビニール袋を持つことに徹したりする子もいて、こどもなりに作戦を考えていた。人見知りや場所見知りすることなく、挨拶を元気に行い、ボールの数やオセロの勝敗を高さで比べるなど数量を感じることもできた。

 

10月24日(木) 曇り 村田

自由遊びで倉庫内の椅子や巧技台などを移動させ、マットを敷いて滑り台下まで繋げている。椅子に2人並んで座り、縄跳びを腿に横たえて「シートベルトだよ。」倉庫内の棚にもマットを敷いて「ここは2段ベット。」と体を横にしてキャンピングカーごっこを楽しんでいる。滑り台の踊り場にしっかりと縄をしばり、縄につかまりながら、下から登るアスレチックごっこも楽しんでいる。棚の強度などは保育者が確かめ、危なそうな行動は理由を説明し、その場で約束をつくるようにして子どものイメージを大切にしながら安全に遊べるように援助した。

育児あれこれ