5歳きりん組2025年度8月のクラスだより
おたよりが読み込まれるまで時間がかかる場合があります
4日(月) 晴れ 和田
今日の当番の時間決めで「長い針9にする?」 「いや、12にする?」 「じゃあ9に片付け10に朝の会にしよっか」とお互いで相談し声を掛けていた。休み明けで気持ちも乗らない子もいたので、お祭りの看板づくりチームとラキューを楽しむチームに分かれて過ごした。ラキューができない子は保育者ではなく、友だちに助けを求めていたり一緒に作ろうと声を掛けていたり、穏やかな時間が過ごせた。当番活動もただ時間を決めるのではなく、しっかり見通しを持ってやっていることが嬉しかった。また、保育者に求めるのではなく、得意な子に自分から聞き協力している姿がみられて成長を感じた。
6日(水) 晴れ 和田
朝の会終了後、8月6日原爆の日について子どもたちに話してみた。テレビで見た子もいて、自分の知っている戦争についても話す子がいる。かわいそうなぞうを読むと長いお話だったが、とっても集中して聞いていた。伝わったかどうかは難しいが、話すことは大切だと改めて感じた。思ったより疑問や質問が出てきたことに驚いた。大事なことは難しいから話さないではなく、伝えていきたい。
14日(木) 晴れ 長尾
全員で9名だったため、活動内容を一緒に決めた。室内遊びから園庭、色水遊びと分刻みだったが、少ない人数だったため気持ち良く行うことが出来た。久し振りの園庭で大喜びしていたが、熱中症の危険がある為早めに切り上げた。次に色水あそびがあったことでスムーズに片付けができた。少人数だったため、午前中でいくつもの活動ができ、それぞれが満足している様子だった。
22日(金) 晴れ 和田
待ちに待った夏祭り当日。朝から法被を着て登園する子に渡し、準備しようと声を掛けていた。前日に少しだけ準備してきたこともあり、全員で準備することができた。前日に法被の練習、お神輿の練習、お店の練習をしたことで、子どもたちもイメージができていたこと、そして新しい環境が苦手な子もみんな法被を着て楽しむことができた。毎日コツコツ景品などを作ったこともあり、雰囲気良く達成感を感じていたように思った。
健康
暑い日が続き室内での活動が中心となっているが、こまめに水分を取るよう声をかけている。暑さからか体調を崩す子もちらほらでていたが、自宅でゆっくり休んでくれるため、園では元気にすごしている。疲れた子も、自分で布団を出し、身体を休めている。
環境
戸外にでられないことも多かったが、器用に遊べるようになったこともあり、室内でもじっくり遊ぶことができた。水遊びの準備を忘れてしまう子がいたが、その後どうするかをなかなか自分で考えることができない子に対して、周りが“こうすればいいよ”と提案してやりとりする姿もあった。夏祭りにむけて、いつもと違う環境に慣れず嫌がるこもいたが、法被を着る練習、お神輿を担ぐ練習をクラスの中でした結果、当日全員が一緒に楽しむことができた。
言葉
朝の会で子どもたちと話し合いを進めてきたことで、自分の意見をみんなの前で話せるようになってきた子が増えてきた。いつもと違う子が言うことで自然といろんな子も話すようになり、やっと話し合いになってきたと思える場面が増えた。
相変わらず言い方が強い子に対して、他児が委縮してしまい自分の意見をいえず話し合いにならないこともある。特定の子に伝えるではなく、“チクチク言葉”“ふわふわ言葉”をみんなと話し合いながら考えていけるようにする。
人間関係
泣いている子がいると、いままであまり干渉しない子たちが多かったが、「こうすればいいじゃん」と解決策を伝えたり、ティッシュやお茶を渡す子がいたりと寄り添う姿がいろんな場面でみられるようになり嬉しい。そういったいい場面も多い分、自分の悪かったところを認められない姿もあり、友だちが仲裁しても話し合いができず結局保育者が入る形になってしまう。子どもたち同士で話し合えるすごさを伝えていきながら、保育者が仲裁しすぎないように見守っていく。
表現
・行事に向けてほとんどの子が意識して、一人ひとりが参加し、作る楽しさを実感している。盆踊りでは、保育者が思いっきり踊ったりすることで、男児もやりはじめ、少しずつ恥ずかしがらずに自分たちなりに楽しめる子が増えてきたように感じる。
・夏の製作やなつまつりの製作でいろんな技法をしたことで、子どもたちも飽きずに楽しみながら表現することができた。
食育
夏ならではの流しそうめんをホールで行った。そうめんが好きな子がほとんどだったので、みんなが楽しみにしていた。2つのレーンで行うことができたので、ひとりひとりが焦らず楽しむことができた。