4歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

4歳ぱんだ組2019年度10月のまとめ

健康

暑い日が続きとびひなど肌トラブルの子がいたが受診後には改善される。室温調節や水分摂取をこまめに行うようにして健康に過ごすことができた。遠足の後は気温差や疲れからか発熱で欠席する子が3名ほどいたが、長引くことなく好調になる。今後も子どもの様子を把握して、快適に過ごせるよう援助していく。

人間関係

年長児と一緒に散歩に出かけ簡単なゲームをして、数に触れる遊びをした年長児にリードしてもらい、いつもより楽しめたので、今後も興味のある遊びを一緒に行う機会をつくる。

さまざまな遊びの中で少しずつ相手の嫌な気持ちがわかるようになってきており、トラブルが減ってきている。様子を見ながら適切な仲立ちをして、他者の気持ちを考えられるよう援助していく。

環境

生き物に親しみを持ち、世話をしていたカブト虫の死にも直面し、命について考える情動的なよい経験もできた。引き続き幼虫の世話をしたり、生き物や木の実などに触れたりして秋の自然を楽しんでいく。簡単なルールを理解する子が増えてその子がリードすることでゲームらしい遊びの展開が見られるようになる。トラブルの際はその都度ルールを確認し、新しいルールを作るなど子どもと一緒に話合うようにする。警泥ごっこなどでチーム分けの人数のバランスを意識するようになる。子どもたちに問いかけをして自分たちで考えられるよう働きかける。

表現

パラバルーンの練習では曲や友だちと力を合わせてダイナミックに体を動かして表現をする楽しさを味わえた。遠足のことを思い出して楽しかったことなどを友だちの前で発表してから自由に絵を描いたり、さまざまなシールやマジックなどを使用しハロウィンマントを自由に作成したりした。自分で手作りをしたマントを気に入り愛着を持って、毎日のようにお面と共に着ながら遊んだりダンスをしたりする楽しむ姿が微笑ましい。今後も自由な発想で表現遊びを楽しめるよう援助していく。

言葉

運動会で士気を高める歌や季節の歌の掛け合いなどをピアノの音に合わせて、元気よく歌って楽しむ。

友だちとイメージを共有しながらマットや縄跳びを使い、家やアスレチックのようなものを作り会話も弾み、ごっこ遊びが盛んである。子どもの世界を大切して喧嘩の時などは仲立ちをしていく。…

4歳ぱんだ組2019年度9月のまとめ

環境

バーベキュウごっこやブロックを使いおうちごっごをするなどでイメージを共有しながら友だちと会話を楽しみよく遊ぶ。興味深く行っていた絵具を混ぜる遊びを継続的に行い、初めは全部の色を混ぜ込んでいただけが、後半は数色で留まり、きれいな色になることを喜び色彩感覚が少しずつわかるようになる。おばけ提灯作りでは、コーナー分けしたさまざまな技法と、バイキング形式で絵具を取り模様付けしたり、テープ類をハサミで切り長さを調節し、リボンや髪の毛などの装飾をしたりして自由に作成し個性豊かな作品となる。自分で作ったという愛着が湧き、友だちと見せ合いおどかしごっこや人形劇ごっこをするなど遊びが展開していた。引き続き環境を整え遊びが広がるようさりげなく援助していく。

人間関係

合同散歩や秋祭りの踊りを一緒に行い、少しずつ異年齢児に親しみを持つ。今後も一緒に遊べる機会をつくり、さりげなく仲立ちをしていく。

ルールのある遊びなどは個人差がありまとまらない様子はあるが、理解をしている子を見て真似て楽しむ姿がある。友だち同士刺激し合って楽しめるよう援助していく。

健康

異年齢児で行ったリレーに興味を持ち、長い距離を楽しんで走る子が増え体力が増している。肌トラブルはあったが大きく体調を崩すことなく病欠もなく、暑い時期を元気に過ごすことができた。今後も気温差があるので、子どもの様子を把握して着替えや水分補給など配慮していく。

表現

盆踊りやリズム遊びでは、音楽やリズムに合わせて全身を動かして楽しんでいる。絵の具やミラーテープなどの素材を自由に使い、個性的な自分の作品に愛着を持ち、制作後もごっこ遊びに展開していた。今後も保育者や友だちとイメージを共有しながら楽しんでいく。

言葉

とんぼが空を飛ぶ様子の視覚教材を見たり、グループごとに虫の鳴き声を真似て掛け合いで歌い楽しみ、遊びの中で子ども同士で自発的に歌い始める姿がある。ゲームの勝敗や片付ける時に数を数えるようにしている。個人差はあるが興味を持って一緒に数える姿があり、今後も楽しみながら行っていく。…

4歳ぱんだ組2019年度7月のまとめ

環境

梅雨が長引き楽しみにしていたプール遊びができないことが多かったが、水のなないプールの中に水着で入り、タライのこぼれ水でも腹這いになって楽しんだり、シャワーの水しぶきを浴びながら、虹を見つけたりして楽しむ。プール遊びでは水に親しみが持てるよう宝探しやホースの綱引きなどのゲームを用意して、全身で浸かり、水に慣れ親しむことができた。また、園庭の水遊びでは木の根元に池を作ったり、川を作ったりして自分たちで考えた遊びを充分に楽しんでいた。今後も保育者同士で連携して安全な環境をつくり、保育者の一緒に自発的な遊びを一緒に楽しんでいく。

人間関係

席替えをしたことで以前はあまり遊んでいなかった男女が交じり、友だち関係に変化がある。友達の遊びの影響でこれまで気に入っていたものとは違う玩具を使い会話をしながら一緒に組み立てたり、イメージを共有しながらごっこ遊びをしたりする姿に、友だち関係の広がりとクラス全体の仲の良さを感じる。

健康

大きな体調の崩れや病欠もなく元気に過ごしている。他クラスで手足口病などが流行っているので、細目に水分補給しながら、体調の変化や夏の疲れを把握して様子によっては休息をとったり、早めの受診を奨めたりして快適に過ごせるようする。

表現

「くじらのとけい」の歌を気に入り口ずさむ子が多く、水浴びをしながら気持ちよさそうに友だちと一緒に歌う姿もあり微笑ましい。プールの準備体操の「ぺんぎん体操」や「ジャンボリーミッキー」のダンスも喜んで踊っている。リズム遊びでは動物の動きを体全体で表現して楽しむ。保育者も一緒に楽しみながら、音楽に合わせて歌ったり踊ったりする楽しさに共感していく。

言葉

席替えでテーブルのマークを決める時やゲームのチーム分けで、子ども同士で自分の思いを出し合い、気に入ったシンボルマークをチームごとに決める。お面にシンボルマークの絵を描く時もグループごとに団結する様子で会話が弾み、楽しそうにマークの絵を描いていた。今後も楽しい雰囲気の中で子ども同士で話をしながら、選択したり物事を決めたりできるよう援助していく。…

4歳ぱんだ組2019年度6月のまとめ

環境

公園や園庭で好きな玩具を手に取り、椅子やマット、タイヤなど組み合わせて子ども同士で考え工夫して病院ごっこや家族ごっこで展開していく。室内ではブルーシートで被い、押し入れ下を秘密基地にしたり、玩具を決まった使い方ではなく、食べ物やアクセサリーに見立てて遊んだりしている。子どものイメージを大切にしながら、興奮のあまり玩具を振り回すなど、危険なことは声を掛けていき、安全に楽しめるようにさりげなく援助していく。

人間関係

異年齢児交流の機会はあるが場所や人見知りで消極的な様子がある。異年齢児グループでゲームをした後は話をしたり、園庭で遊んだりする姿も見られたので、園庭や自由遊びの様子を見ながら仲立ちをして少しずつ慣れ親しめるよう働きかけていく。

健康

掻きこわしやかさぶたなど気にして触り、とびひや肌トラブルになる子がいるので家庭に様子を伝え、早めの受診を奨めるなどして、健康に夏ならではの遊びを楽しめるよう援助していく。

表現

かたつむり、あじさいなどの実物を観察したり触れたりして、イメージを持ちながら歌をうたったり、折り紙であじさいを折ったり、思い思いに絵を描いて楽しむ。雨の絵は漠然としていてどうかと思ったが、数色の絵の具と筆、クレヨンを用意すると自由に描きはじめ、ポツポツ雨やまっすぐの雨、水溜まりなど、一人一人の持つイメージや表現方法に味わいを感じた。

言葉

言葉にできない思いから手が出る子がいる。気持ちを受けとめ、手を出さずに自分の想いを伝えるよう仲立ちをしながら言葉を添えている。

季節の歌などは初めは消極的だが、回数を重ねると歌詞を覚え元気に歌うようになる。今後もイメージを持ちながら友だちと一緒に楽しんでいく。…

4歳ぱんだ組2019年度5月のまとめ

環境

積木やブロックを組み立てる遊びに興味を持つ児が増えた。保育室にカプラも加わり人形と組み合わせ高く積み上げエレベーターにしたり、敷き詰めて囲いをして温泉にしたり、サークル状に繋げて回転寿司屋にするなど発想が面白い。園庭でも好きな玩具を自分で取り出し、手押し車に巧技台を乗せリクライニングのベットを作り病院ごっこをするなど、友だちとイメージを共有しながらさまざまな道具を使い遊びの展開していく姿が多く見られる。側で見守りながら安全な環境を作り、遊びが広がるようさりげなく援助していく。

人間関係

気の合う友だちと小集団で遊び込む中で、自己主張や意見をぶつけ合い喧嘩になることもあるが、思いを受け止めながら仲立ちをすると、気持ちの切り替えも早く再び仲よく遊び始める姿に友だち関係の深まりを感じる。異年齢児との食事や合同保育ではクラスでかたまる傾向があるので、日常の遊びやグループで交流を深められるよう仲立ちをしていく。

健康

夏を思わせる暑さの日があったが、戸外に出かける時間を調節したり、遊び始める前に水分補給をしたり、木陰で安静に休む時間を設けるなどして、体調を崩すことなく戸外でも元気に遊ぶことができた。今後も温湿度を考慮して一人一人の様子を把握しながら体調管理をしていく。また肌トラブルの多い時期なので、家庭と連絡を取り合い早めに対処していくようにする。

表現

長期休みの間や日頃の楽しいことの印象画を描く。子どもと話をしながら楽しく自由な雰囲気の中で、大人の予想とは違う構図や色使いで描き味わいのある作品になる。園庭に飾られた鯉のぼりや、遊びで触れたかたつむりを思い浮かべながら、友だちと一緒に季節の歌を楽しむことができた。今後も楽しくイメージを共有しながら自分なりの表現ができるよう援助していく。

言葉

年度当初は言葉にできない思いから喧嘩で手が出たり拗ねたり泣き出したりする児も多かったが、子ども同士で話合い納得して折り合いをつける姿も見られるようになる。簡単なゲームの中で勝敗を決めるために風船などの数を楽しみながら和式の数え方も経験する。…

4歳ぱんだ組2019年度4月のまとめ

環境

年度末の移行保育で生活の流れはできており、年度当初も落ち着いて過ごす。玩具を種類別に分けコーナーを作り、箱や棚に色のシールを張り目印にすると、片付けの際も仲間分けをして楽しみながら行う姿が見られる。戸外遊びではさまざまな公園に出掛け、桜の花びらやダンゴ虫で遊び、保育者が捕獲した蝶にも興味津々の様子であった。今後も自然物に親しみを持てるよう触れ合える機会を多くしていく。

人間関係

気の合う友だちと小集団でごっこ遊びやブロックの組み立てなどで仲良く遊び込む姿が多い。思いがぶつかり合い喧嘩になることも多いが、保育者が気持ちを受け止め仲立ちをして互いの思いを伝えると、再び笑顔で遊び出す。少しずつ自分の言葉で思いを伝え、子ども同士で互いの気持ちがわかり合えるよう働きかけていく。

健康

日中の寒暖差が激しかったが体調を崩すことなく元気に過ごす。活発になり汗を多くかくので、子ども自身が暑さや寒さ等、陽気の変化に気付けるよう言葉掛けをしながら衣服の調節を行えるよう保護者にも協力をお願いしていく。

表現

こいのぼり制作は、クリーム等の蓋に綿棒で好きな色を数色乗せ画用紙に押し回し、混ぜり合った模様を見てぱっと表情が明るくなる。ひれは線に沿ってハサミで切り、目も自分で描く。同じようなものがなく自分の作品という愛着を感じながら、帽子として仕上がったこいのぼりを被って楽しそうに「こいのぼり」を歌う姿が微笑ましい。子どもの興味関心に共感しながらさまざまな表現遊びを楽しんでいきたい。

言葉

自分の思いや気付いたことを言葉にできる児が多く、遊びの中で子ども同士の会話を盛んに楽しんでいる。口調が強くなることも多いので、側で見守りながら声を掛けたり仲立ちをしたりして、心地良い関わりが出来るよう援助していく。読み聞かせは長めの話も楽しみながら集中しているので子どもの興味のありそうな話を用意していく。…