2歳うさぎ組2024年度3月のクラスだより
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3月5日(水)雨
雨で今日で3日目の室内。絵の具遊びをする時に筆も用意し模造紙に色を付ける。筆を使い黙々と塗る子・手を使いダイナミックに塗る子それぞれだった。「優しく白い所に塗ろうね」と声を掛け塗る場所の分散や紙を大切に扱えるように工夫した。筆で丸や直線を描いて「顔描いた」「これはね」と教えて楽しんでいた。興味のなかった子も気付いてやり始める。絵の具遊びを終えた子からホールへいき部屋では巧技台を出して運動あそびを楽しむ。滑り台を逆向きに活用して新しい遊び方をし順番に楽しんでいた。
3月14日(金)晴れ
部屋で玩具で遊ぶのをいつもより長く行い、初めての英語の時間が来るまで落ち着いて過ごした。英語では緊張している姿もあったが、全員が椅子にしっかりと座り話を興味津々に聞いており、全体的に楽しんでいた。色探しのゲームでは自分の服や友だちの服を指さして、ダンスも真似して少しずつだが参加をしていた。その後園庭に行き一人ひとり戸外の気持ち良さを感じながら好きなことをして遊ぶ。
3月18日(火)晴れ
2便に分かれて天王町公園に行く。公園では桜の花びらや梅の花びらなどを集め料理をしたり、自然に触れながら遊びを楽しむ。あひる組の友だちと砂遊びや探索遊びを楽しんでいた。あひる組に一緒に公園でうさぎが玩具を貸している姿があり年上児にしてきてもらったことを吸収し関わっていた。帰りたい子、体調がまだ万全でない子は少し早めに園に帰る。
3月24日(月)晴れ
きりん組とイコット広場に行く。遠い公園ではなく新しい公園と伝えたことでワクワクした気持ちで出発する。イコット広場ではきりん組の子とよーいどんの掛け声で競争したり、自由に走り回ったり、木々の裏や間を冒険したりと広々とした公園を十分に満喫した。ダンゴムシの寝床を作ることをしていた年長児をみて、囲むように観察し、エサを持ってくる子や真似して棒を持ってくる子がいた。家を大きくしようと話して盛り上がった。今日から移行保育だった為朝は興奮気味だったが、公園では発散できたようで自分で出来る事は積極的にやり、新しい環境を楽しんでいた。
健康
乾燥や花粉などで肌や鼻水、咳などの症状が見られた。眠りが浅い子もいた為、側につきながら頭を高くして態勢を整え、背中をさすって安心できるようにした。消毒や掃除にも努めていく。幼児クラスと一緒に少し遠い公園へ散歩に行くと、幼児クラスの影響もあり、自分の力で長い距離を黙々と歩く事が出来るようになっている。園庭やテラスでは三輪車を上手に漕いでいる。速く走れるようになったり、ボールを投げたり蹴ったりする力も強くなったりと、成長を感じる。
紙パンツで過ごす子もタイミングが合えば排尿できたり、自ら便座に座ったり、自分でオムツを履き替えようとしたりする。移行保育後は、トイレが遠くなり、また幼児用のトイレになるため、いつも保育者が付き添い使い方を丁寧に伝えていく。
環境
久しぶりにスライムや紙粘土の感触遊びをすると、まず一人でじっくりと少量をのばして楽しみ、その後同じ机の友だちと一緒にスライムを繋げて「迷路だよ」「道だよ」と見立て遊びをしていた。
花びらや変わった形の草などに興味を持ち、砂場遊びと合わせてごっこ遊びを充実させていた。袋に自然物を入れて自分のお気に入りとして持ち歩くことを喜んでいた。大きな棒などは「公園のものだからまた会いに来ようね」と伝えると納得して置きに行く姿もある。
言葉
自分の気持ちを詳細に伝えられる子が増えてきた。言葉が思い通りに出ず泣いている友だちがいると、そばで話を聞いてあげたり、寄り添ってあげたりする姿が見られる。言葉で伝えられない場合は、話を聞き、寄り添い代弁していく。引き続き、言葉を習得できるよう個別に会話をし、色々な絵本・紙芝居等を取り入れて楽しみながら育んでいく。
人間関係
自己主張をしっかりできるようになり、強く言いすぎてしまうことがある。相手の気持を伝えると、少し考える様子が見られるため互いの気持ちを分かりやすく代弁していきたい。
友だちと小集団で同じ遊びをし、「いれて」「あそぼ」と声を掛けあう姿も見られる。伝えあいの良さを感じられる様に見守り適切に援助する。
絵本や紙芝居なども以前より長いお話や、何冊も集中して聞くようになり内容の理解も増して大きくリアクションを取って楽しんでいる。
表現
絵具遊びでは手の他に筆を使ってただ塗り広げるよりも「これは○○だよ」など伝えながら自分なりに絵をかいている。また、形はもちろん、人間の顔の構成を作りながら描いている。ぬりえでも白いところをなくすように塗ったり、様々な色を組み合わせたりと成長が見られる。
食育
食事を始める時間を少しずつ遅くし遊ぶ時間を多く取っている。空腹を伝えるようになり「今日のご飯な~に?」と楽しみにしている。たくさん身体を動かしていることもあり、食べる意欲が大きくなってきている。褒められる友だちの刺激を受け、野菜など苦手なものも「見て!」と保育者に見てもらうことで一口でも食べてみようと挑戦する姿も見られる。ご飯とおかずを自分で混ぜて食べてみようとしている。興味の薄い子には引き続き側に付きながら楽しく食べられるようにしていく。