1歳あひる組2025年度8月のまとめ

健康

咳、鼻水が出ていたが機嫌良く登園していた。8月中旬から発熱などの風邪が流行り、休む子もいた。夏季休暇の子で疲れが見られる子が多く、機嫌がいまひとつな時は、ゆったり過ごせるようにデイリーを早め身体を休めるようにした。登園時や活動前、活動中にもこまめな水分補給を行い、排泄状態も把握しながら、熱中症予防をしていく。汗をかいた時には、こまめに着替えをしたり、必要に応じてシャワーをしたりし、気持ち良く過ごせるようにした。手を洗う際、石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいるため、保育者も一緒に洗い、手を添えながら洗うようにしていく。
引き続き、子どもの体調変化に気を付けながら、より一層、熱中症に気を付けていく。

環境

暑い日が続き、室内で過ごすことが多かった。そのため、少しでも気分転換ができるように、0歳児や2歳児クラスと連携を取り色々なクラスを行き来できるようにした。また、スライム・氷・はるさめ・小麦粉粘土など様々な感触遊びを取り入れたり、運動遊びを取り入れたりすることで、どの子も飽きずに落ち着いて過ごせていた。まだ猛暑日が続くため、子どもの体調や表情を見ながら快適に過ごせる環境をつくり、他クラスと連携を取りながら、玩具の入れ替えなどをして、これからも遊び込めるような環境に工夫していく。

言葉

キャラクターなど、興味のあるものを言葉に出している。低月齢の子も自分の思いを伝えようと、喃語や片言の言葉、仕草等で伝えようとする姿が見られる。高月齢の子は、二語文ほどの言葉で話す姿が増え、友だちや保育者とやりとりを楽しんでいる様子が見られる。「これはなに?」「○○ちゃんはどこ?」など、保育者に質問する子もいて、様々なことに関心を持っている。丁寧にゆっくり話しかけることで、言葉のやりとりを楽しめるようにしていく。
自己主張が目立つ。イヤイヤをして自分の思いを発揮し、思い通りにいかない時は、泣いて訴えている。その都度、その子の気持ちに寄り添い思いを言葉で代弁することで、気持ちの切り替えができた様子。イヤイヤ時期を温かく受け止め見守っていく。

人間関係

様々な保育者と安心して関わる姿がある。また、クラスの友だちの名前を呼んだり、登園時に嬉しそうに駆け寄ったりする姿も多く見られる。友だちとの関わりが増えた分、トラブルも増えてきた。言葉がまだ上手く出ず、手が出ることもあるので、保育者が仲介しながら、友だちとの関わりを楽しめるようにしていく。
また、友だちと一緒に同じ玩具で遊んだり、物の貸し借りなどのやり取りを楽しんだりし、微笑ましい姿が増えた。

表現

感触遊びでは、はじめてのものに不安そうな子もいたが、保育者や友だちの姿をみてやってみようとする姿が見られた。保育者の言葉を真似して、“コネコネ”“ねばねば”など言葉で表現している。制作では、“あか”“あお”など、色の名前をいいながら、大きく手を動かして描いている。感触遊びや制作を通して、見立て遊びを楽しんでいた。
【幸せなら手をたたこう】など曲に合わせて体を楽しんでいる。

食育

暑さもあり、食欲が進まない日があった。スプーンですくって置くと手に持ち、口に運ぶ姿がある。自分でスプーンを使って食べようとする姿も見られる。“これは?”と食材に興味を示す姿があるので、“にんじんあったね”“お肉おいしいね”など、子どもたちと会話を楽しみながら食事をする。
保育者から励まされたり、褒められられたりすると、食べ物に興味がなかった子も意欲的に食べだす。また、その姿に影響をされ、「見ててね!」と他の子も意欲的に食べる姿が見られた。

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