2歳うさぎ組2024年度1月のまとめ

健康

気温の変動が大きくクラス全体で咳、鼻水が出てる子が多い。唇をなめるなどして乾燥を気にする子もいるのでワセリンを塗り対応している。個々の体調に合わせ室内での活動も取り入れ、子どもの体調を第一に戸外では保育者や友だちとしっぽ取りやだるまさんが転んだ等ルールのある遊びを楽しむ姿が見られ身体を十分に動かしている。体力がつき、動きも速くなっているが注意力はまだ不十分の為その分怪我につながりやすい。注意して見守り必要に応じて環境を変えるなどの援助を行っていきながら楽しんで身体を動かしていけるように関わっていく。気温により、出発前に排尿しても散歩中に尿意を訴える子が出てきているので、無理をせず個々の気持ちに合わせて紙おむつも利用している。布パンツへの移行が停滞中の子も、無理せず個々の成長も見極めながら進められるように意識して援助していきたい。

人間関係

子ども同士のやり取りに会話が増え遊びを広げている姿が見られている。仲よく遊び込んでいる姿も見られるが些細なことで喧嘩になることがある。言葉より前に手が出たり物を投げたりする場面もみられるので、怪我につながらないよう個々の気持ちに寄り添いながら保育者が仲介し、手が出るトラブルに配慮している。年上クラスとの散歩では園を出た時から帰ってくるまでたくさんの刺激を受け一緒に遊びをしてみたり、後ろを追いかけ真似をしたりと色々な事を吸収している。年下児にも優しく声を掛けたり世話をしようとしたりする姿が見られてきている。今後も保育者も遊びに参加しながら、友だちとの関わりが広がっていけるよう援助し異年齢との交流も増やして遊びや生活で色々な事を吸収できる活動を心掛けていく。

環境

友だちや保育者とお店屋さんごっこやレゴブロックで電車ごっこを楽しんでいるため棚を工夫してコーナーを作ったり、画用紙で鞄やお金を作ったりするとさらに遊びを展開して楽しんでいる姿が見られた。部屋で走ってしまっている時には廊下とつながるドアを開放することで廊下で存分に走り回ったり廊下にちょっとしたアスレチックコーナーを作ったりすることで体を動かしながらも落ち着いて遊ぶ事が出来ていた。これからも子どもたちのあそびがより深くなり展開していけるような環境作りを心掛けていく。

言葉

きょうだいや大人から聞いた言葉を覚えいくつも使いながら会話を楽しんでいる。意味が分かっている子いない子どちらもいるが、面白がって特定の単語を大声で言い合う姿が見られる。使う場所、発する言葉の少ない子も、その子なりの表現で思いを伝えているので、気持ちをしっかり組み取りながら、思いが言葉となり気持ちが伝わる事の嬉しさを味わえるよう過ごしていきたい。友だち同士のトラブルもまずは言葉で伝えようとする姿が増えている。出来るだけ子ども同士で解決できるよう見守り、必要に応じて仲立ちをしていく。

表現

好きなキャラクターの塗り絵を選びクレヨンで塗ったり、折り紙では保育者の真似をしながら手先を器用に使って三角形や色々な形を作ったりしている。製作では自分の想像を膨らませながら絵の具やシールで様々な表現をしようとしている姿も見られた。またキャラクターの台詞を言いながらブロックを武器に見立て戦ったり、「○○のがいい」と保育者に伝えドレスやポンポンを持ってプリンセスになりきって踊ったりと遊びを身体で表現している。今後も様々な素材に触れながら表現する楽しさを味わえるよう工夫していく。

食育

朝おやつは食べない子が多くなってきたが、水分を摂ることは心掛けている。散歩の帰りなど「お腹空いたね」「何のご飯かな?」と楽しそうに会話しており、給食では同じテーブルの友だちと会話をしながら食事している。変わらず副菜や汁の具は残すことが多いが、友だちが食べている姿や保育者の声掛けで食べてみている姿が見られたり、一口食べてみてそのまま全部食べている姿も見られている。また、友だちの食器にフォークを入れようとしていたり、足を上げていたりとマナーが悪い姿も見られる。その都度声をかけて姿勢を整えながら食事を楽しめるようにしていく。

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