3歳ぺんぎん組2024年度10月のまとめ

健康

10月に入り手足口病やヘルパンギーナ等の感染症にかかる子が数人いた。感染症以外にも、急に気温が下がり寒暖差で体調を崩しやすくなるので、手洗いをしっかり行ったり上着で体温調節を行なったりしながら、子どもの体調管理に気を付けて様子を見ていく。
野菜に関する絵本や紙芝居を読むことで、野菜を食べたらどうなるのかを理解してきている。「野菜を食べたら体が強くなるんだよね!」と言いながら少しずつ挑戦する子も増えてきた。また、クッキングを通して食への興味が湧いており、普段はあまり食べない子も自分で作った物は食べようとする姿勢が見られた。

人間関係

運動遊びでダンスやリレーなど皆で何かをする経験をしたことで、普段の自由遊びでも自然と集団遊びをしていることが増えた。時にはぶつかり合うこともあるが、友だち同士で解決策を探す姿も見られるようになり成長を感じる。
先月同様、異年齢と関わる機会も多く、一緒に遊ぶ中で自然と乳児との関わり方を学んだり、4、5歳児の遊び方を吸収したりと良い刺激になっている。

環境

様々な公園へ散歩に行くことでその公園にしかない遊具や、道中で見る自然などを感じることができた。子どもが捕まえた虫を虫カゴに入れ観察したり、気になった草花を写真に取り保育園に戻った後に図鑑で調べたりと子どもたちの興味、関心に寄り添っていった。室内では、画用紙でヘアバンドにポケモンキャラクターの耳を付けてなりきり、バトルごっこをしている。力が強くなり怪我の恐れがある際には声を掛け怪我に配慮していく。

言葉

自分の作品にかいた名前やお友だちの名前を声に出して読むなど、ひらがなに興味を持ち始めている。トラブルが起きた際には手が出ることもあるが、言葉で解決しようとする姿が見られている。子ども同士の関わりで、相手が機嫌を損ねないように「○○がいやなの?じゃあ○○でいい?」などと言い工夫して関わろうとする姿がある。子ども同士の関わりを尊重し必要に応じて言葉を代弁し見守っていく。

表現

散歩先で拾ったどんぐりに絵の具をつけて転がす制作を行うと喜んで取り組んでいた。どんぐり以外にも落ち葉や木の実を使って子どもたちが自由に制作を出来るように、画用紙やのり、テープなど用意していく。
絵本によっては歌をうたいながら読んだり、人形を使って絵本を表現し遊んでいる。歌のある絵本を採り入れるなど工夫していく。

 

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