2歳うさぎ組2024年度7月のまとめ

健康

連日熱中症アラートが発令され、水遊びの日以外は室内で過ごす事が多かった。ホールの大型ブロックで作った少し高い場所から、保育者の介助なくジャンプし危なげなく着地できる様になっている。水あそびでは満足すると自分から服を脱ぎ終わりにする子もいれば、次のクラスがテラスに来るまで遊びに夢中になる子もいた。水遊び中と終わってからもこまめに水分補給を行った。先月同様トイレに行く導線を工夫する事で無理なくトイレに慣れ、便座に座る子が多くなり排尿に成功する子が増えている。また、オムツに出ると「おしっこ出た」と教えてくれ、オムツがパンパンのまま遊ぶ子が少なくなってきている。今後も一人一人のペースで無理のない様に進めていく。

環境

テラスでの水遊びでは、友だちと一緒に遊びを共有し会話を楽しみながら遊ぶ姿が見られる一方で、遊び込んでいる場所に友だちが来る事を嫌がり怒る子もいた。一人一人が十分水遊びを楽しめる様に、場所の確保や玩具の量、飽きてしまったりした時にはペットボトルを準備する等の配慮を子ども達の様子を見ながら行う事ができた。暑さで戸外に出られない日には、担任間で連携を取りながら、ホールや異年齢の保育室、階段等を使い子ども達がそれぞれの場所で飽きずに満足して遊ぶ事ができた。来月も暑い日が続くので、感触遊びや色水遊び等を取り入れていく。

言葉

友だち同士の会話が増え、玩具の貸し借りも保育者の仲介なしで「貸して」「今使っているから後でね」等のやり取りができる様になってきている。嫌な事があっても「やめて」「やだ!」と、まず言葉で伝えられる様になってきたが上手く伝わらない事もあるのでその都度保育者が仲介してお互いの気持ちを代弁し、伝えていける様にしている。保育者の話す言葉を真似して楽しむ事もあるので、保育者も丁寧な言葉を心掛け発語や会話の楽しさを味わえる様にしていく。

人間関係

休みの友だちや担任がいると「〇〇ちゃんは?」「〇〇先生は?」と気にする姿がある。「お熱があって休みなの」と伝えると「可哀そうだね」「一緒に遊びたかったな」等相手を思いやる言葉が聞かれる。「一緒に遊ぼう」と友だちを誘い集中して遊ぶ事も増えてきているが、まだ自分中心な面が多い為喧嘩も多い。その都度保育者が相手の気持ちに気付かせ、どうしたら良かったかを一緒に考える事でまた一緒に遊ぶ事ができている。今後も傍で見守りながら必要に応じて声を掛けたり一緒に遊んだりしていき、良い関係づくりをしていく。

表現

寒天の感触遊びでは、寒天の感触を十分に味わってからお皿やカップに入れてごっこ遊びへと発展していたり、色々な色の寒天を混ぜ色の変化を楽しんだりしていた。食紅を入れて作った氷遊びでは、画用紙を置いておくと自由になぐり描きを楽しみ、その作品を保育者がアイスの形に切っておく事で、シールやクレヨンを使って自由にトッピングをして、アイス屋さんごっこへと遊びが広がっていった。

食育

トウモロコシの皮むきや野菜のスタンプ遊び、その日の給食に入っている生の野菜を触ったり匂いを嗅いだり様々な食育活動を取り入れている。興味関心は出てきているが、なかなか食べる様にはならない。今後も食育活動を取り入れ、食に対しての興味関心を広げていく。また、暑さで食事がなかなか進まない子もいるが、汁物の塩分だけは摂れる様にしていった。

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